【感想・ネタバレ】おとなになっても（５）のレビュー

志村貴子

朱里から距離をおくことを告げられショックを受けた綾乃は、現状を打破しようと弁護士に相談し、夫・渉との別居を決意する。それには、夫の他に好きな人ができてしまったという理由ともう一つ、夫婦の間に子供ができず、その後どうするかを夫婦で話し合うことに疲れていたという理由もあった。実家に戻り、これまで見てみないふりをしてきた自分の気持ちに向き合い始める綾乃。一方、朱里もまた実家に戻り、母と姉と姪と暮らし始める。そんなある日、帰り道で偶然再会した二人は、互いの気持ちを確かめ合う。約束はないけれど、二人の未来を夢見る朱里。その頃、夫婦関係を修復しようと願う渉が綾乃の実
家を訪れていて……。何が正解かはわからない－－それでも手放さなさいと決めた、ままならぬ大人の恋。

[ブクログ · ★★★★★]

5巻までの感想

ひぃぃぃぃ朱里ちゃんかわいい
がんばって理性を保とうとしてるのにちょっとした綾乃の言動で「もーーーすき!!」ってなるところがかわいすぎる
それにしても綾乃ちゃんは…人たらしだなぁ。
ぽっと出でモテまくり飽きたら去っていくタイプ…

志村先生らしく、
内容はどろどろなのにそうは見せないかわいらしい絵、キャラで神妙にならずに読める



それはそうと、
BLだと修羅場大歓迎！不倫、NTR、束縛、執着大好き！って思うのに百合になるとなんだか許せないのはなぜだろう？
男、女関係なくこのお話がリアルに感じたからか？

[Y · ★★★★★]

押し殺そうとしても

もう会わないと決めたはずの朱里と綾乃。地下鉄の乗換駅で偶然会ってしまって、、。 二人の気持ちがシンクロしている様子がなんともいとおしいです。仕事場での表情、家族との関係での表情。押し殺そうとしても抑えられない切なさが、二人の表情を通して伝わってきます。志村先生の世界に引き込まれて、作品を梯子しています。どうかご健康に気を付けられて、面白い作品を描き続けて下さい。

＃胸キュン ＃切ない ＃エモい

[よる · ★★★★★]

だれも悪くない

綾乃が「だれも悪くない、悪いのは自分を欺いてきた自分」と心でつぶやくのが、すごく刺さりました。綾乃だって悪くはないんだけど。

[sk · ★★★★★]

素晴らしい人間ドラマ

これは毎度のことですが、
志村貴子さんの表現力に圧倒されます。
登場人物それぞれの繊細な気持ちや感情が見事に表現されており、「漫画」とは思えません。
目の前で人間ドラマを見ているようです。
恋愛から遠ざかった自分でも、人を好きになる気持ちがどういうものか思い出させてくれます。
6巻も楽しみにしてます。

＃胸キュン ＃切ない ＃エモい

[ブクログ · ★★★☆☆]

志村貴子は一巻単位、一作品あたりではなく、もっともっと長いスパンで好きだからもう言うことはない、というと語弊がありそうなので敢えて書くなら恵利ちゃんガンバレ。
そして先日たまたま手にしたばったん「姉の友人」を読んで志村貴子っぽかったりも独特だったりもすると感じていたところ、まさに当の志村貴子の本の巻末広告に「かけおちガール」２巻が！！
これはターゲットロックオンされてしまった。
まんまと編集者さんの手中である。