カレー沢薫のレビュー一覧

  • ひとりでしにたい(10)

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    元カレの妻との対話は、現代社会の女性における妊娠出産がテーマになる。何で女ばかりが負担が大きいのか、ジェンダー不平等に怒る鳴海。その怒りをぶちまけられるナスダは災難なようで少し可哀そう。

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    2025年11月19日
  • ひとりでしにたい(9)

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    元カレ夫婦の諍いに巻き込まれる鳴海。そこで、あらためてひとりで生きていく意味を考える。おいおい、終活はどこへ行った?

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    2025年11月19日
  • ひとりでしにたい(8)

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    弟の嫁との対話から、鳴海はいつか「ひとりでしにたい」のは、今「ひとりでいたい」からだという心理に気づく。ナスダに、誰かを自分につなぎとめておく自信なんてないし、なによりそこまで他人を信用することができないと思いを吐露する。しかし、そこまでトキメキ皆無のストロングスタイルである必要はないんじゃないか。それで人生楽しいのか、鳴海よ。

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    2025年11月19日
  • ひとりでしにたい(7)

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    鳴海の弟一家が再び登場。しかも、さらに弟のモラハラに磨きがかかっていた。孤独死した伯母のようにならずに、弟家族とつきあっていくにはどうしたよいのか。鳴海は、弟の嫁と本音で語り合おうとする。果たして彼女は敵か味方か。血の絆は切れない、身内という最大の難物とつきあうにはどうしたらいいかを考えさせられる。

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    2025年11月19日
  • ひとりでしにたい(6)

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    終活仲間のナスダに「同僚でいよう」と決断を下した鳴海。しかし、相手はどうも納得しないようで。そこで決死の直接対決を挑むが、まさかの敗北。逆襲のために一手を打つ。それは「自宅へのご招待」――。ナスダとつきあって一件落着、とならないところが今っぽい。結婚はゴールではないのだ。

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    2025年11月19日
  • ひとりでしにたい(5)

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    両親の熟年離婚の危機はひとまず去ったが、今度は保険の見直しをめぐって鳴海の元カレ、ケンちゃんが登場。終活仲間の後輩ナスダとの間に不穏な空気が生まれる。そして、鳴海はナスダとの関係に決断を迫られる。だんだん終活からどう生きるか問題にシフトしていくんだな。

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    2025年11月19日
  • ひとりでしにたい(4)

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    終活に励む山口鳴海(35歳独身)の前に立ちはだかる両親の終活。母親は熟年離婚の崖へ落ちようとするが、すんでのところで経済問題から立ち止まる。しかし今度は父親は「投資」に関心を示して情弱カモへの道を歩みはじめる。鳴海は、困った時の後輩ナスダに両親の蒙を啓いてくれるよう頼む。さらに鳴海の弟一家が乱入し、自分は子どもがいて大変だから両親の面倒を見るのは姉だとほざく。果たして、鳴海は両親の老後危機=自分の危機を避けられるか。いちいち心にぶっ刺さる終活本音コメディ。

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    2025年11月19日
  • ひとりでしにたい(2)

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    伯母の孤独死に衝撃を受けた山口鳴海(35歳独身)は、よりよく死ぬにはと模索を始めるが迷走を続ける。伯母の墓参りを通じ、お寺とどうつきあうか、お墓はどうするのか、避けては通れない問題にぶつかる。そうだよ、お墓をどうするかは誰にでも悩みの種だ。マンガの中の他人ごとではない。

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    2025年11月19日
  • ひとりでしにたい(1)

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    バリバリのキャリアウーマンで生涯独身だった伯母が孤独死して、風呂場で液となって発見された。衝撃を受けた山口鳴海(35歳独身)は婚活より終活にシフトし、誰にも迷惑をかけず、ひとりでよりよく死ぬためにはどうしたらよいか模索を始める。いつかはだれにもやってくる「死」をまっすぐに見つめたマンガだ。

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    2025年11月19日
  • 〆切は破り方が9割

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    氏のエッセイ本は出る度に全部読む
    別の本だが「右玉だと思ったら左玉だった」が最高に好きなフレーズで未だに思い出してフフッってなる

    エッセイ本は1箇所でも琴線に触れる部分があれば大当たりだと思う

    今回は「仕事と報酬は等価交換 仕事のやり甲斐とか面白さはオプションなので求める方が間違っています」(意訳)ってとこがビンビンに効いた
    長年働いてきてそろそろ隠退って歳になるとこれはホントそうだよね~ってなるわ

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    2025年11月09日
  • 女って何だ? コミュ障の私が考えてみた

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    「負ける技術」を読んで、カレー沢薫先生の世界観と筆致に完全に打ちのめされ、以来、見つかる限りのエッセイ本を現在進行形で拝読中。

    この本は各エッセイのクオリティが高く、カレー沢薫先生の筆がノっている感じがします

    この本に星5をつけたのには理由があり、第一部108ページ〜「お局」の項の存在です

    どの職場にも存在しているであろう、「お局」タイプの女性についてその生態を述べた文章ですが、史上後にも先にも、お局の生態をここまでコンパクトかつ的確に、漏らさず捉えた文章は存在しないでしょう。数々のカレー沢先生のエッセイの中でもマイベストオブベストです。

    カレー沢薫先生の観察眼と筆力がここで極致に達し

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    2025年10月30日
  • ひきこもり処世術

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    人間は言わば、家の外(社会)という陸と、家の中という海を行き来して暮らす半魚人である。ひきこもりというのは極めて魚(ぎょ)に近い生物である、だから家の中では快適に暮らせ、外に出すと苦しみだすのだ。よってひきこもりは出来るだけ家の中で暮らすのが生物学上正しい生き方である。つまり、ひきこもりに対して「もっと外出た方がいいよ」と言うのは、魚を「陸の方が楽しいから」と水槽の外に出すぐらい頭の悪い行為なので、小学校低学年以上になったらするべきではない。

    すごく辛いが、定義に当てはまってないから問題として認識しないというのは「内臓が破裂しているような気がするが、熱が36.2

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    2025年09月23日
  • ひとりでしにたい(4)

    購入済み

    すごい作品

    今を生きる女性に必要な作品のように感じる
    やっぱり嘘!どんな人にも呼んでもらいたい
    押し付けがましくないのに、しっかり身に染みる言葉ばかり

    #ドキドキハラハラ #タメになる #カッコいい

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    2025年09月22日
  • ひとりでしにたい(3)

    購入済み

    面白い

    毎度思うのだが、作者さんはどうしてこれだけの密度の話をここまでテンポ良く楽しくまとめられるのだろうか?
    おかげで読み手は止まらない

    #カッコいい #感動する #ドキドキハラハラ

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    2025年09月22日
  • ひとりでしにたい(2)

    購入済み

    出会いに感謝

    主人公の成美は、今まで見たどんな主人公より情けないように見えるけど、実は芯がしっかり通った強くて賢くて美しい女性です

    #ダーク #共感する #じれったい

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    2025年09月22日
  • ひとりでしにたい(1)

    購入済み

    面白い

    とにかく面白い!
    なのに勉強になる!
    登場人物たちの言葉や行動がとにかく自分に刺さって痛いくらい
    最後まで目が離せない

    #笑える #癒やされる #アツい

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    2025年09月22日
  • オタクのたのしい創作論

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    創作・推し活と、オタク活動をすれば必ずぶち当たるあらゆる悩みにカレー沢先生が優しく時に厳しく答えまくるお悩み相談書。実在の作家や作品もバシバシ引用したりネタにしたりでハラハラしますが、何よりカレー沢先生本人も「他の作家の成功許すまじ」なスタンスなのである意味めちゃくちゃ信用できる。
    オタク用語やネットミームもわんさか飛び交うので、その辺にある程度触れている人でないと分かりづらいかも…

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    2025年09月21日
  • 女って何だ? コミュ障の私が考えてみた

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    私は自らのことをキラキラ系女子の対極として「消灯おばさん」と称したことがある。

    人生で起きるさまざまなことは、自分自身さえ笑い飛ばしてしまえば、他人から見てもたいしたことではなくなる。ただ、意識とプライドが高いと、笑い飛ばせないことが多くなる一方なのである。
    不遇な立場に立たされれば「自分はこんなところにいる人間じゃない」と思い悩むし、他人からぞんざいな扱いを受ければ屈辱と感じ、傷つく。

    「自分はこんなもんじゃない」と思いながら生きるのは「私はこの程度」と思って生きるよりずっとつらいことである。

    そもそも、この世界が人間にとって快適だったことが未だかつてあっ

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    2025年09月14日
  • ひとりでしにたい(7)

    購入済み

    ややこしい会話の応酬で理解するのに非常に頭を使うけれど、弟嫁の本心がわかってよかった。家族って難しいを実感した巻。

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    2025年09月02日
  • ひとりでしにたい(6)

    ネタバレ 購入済み

    怒涛の会話劇で文字数が相変わらず多いけれども、惹き付けられて一気読みしてしまう。最後が何やら不穏な感じ。

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    2025年09月02日