カレー沢薫のレビュー一覧

  • きみにかわれるまえに

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    裏表紙「カレー沢薫がその作風を一新して挑む」…というほどまで変わった気はしなかったけど、ペットに対する真面目な内容で、とても大事なことだと思いました。出てくる人も動物もみんな猫顔クソマジウケる。

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    2020年05月24日
  • ひとりでしにたい(1)

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    身内の孤独死をきっかけに、35歳独身女性が「終活」を考える話。

    タイトルで死にたい言っていますが、「よりよく死ぬためにしっかり生きよう」とする漫画。いたずらに煽るような表現はなく、軽妙なギャグに笑いながら読める。
    だけどメッチャ真面目に正面から向き合っているので、胸にブスッと刺さった刃が読み終わってもまったく抜けない。そのバランス感覚がすごい。「孤独死」という題材で、この笑えて考えさせられる真面目で優しい読後感というのは、なかなか稀有なのではという気がします。個人的に期待の一冊。
    著者の漫画作品はサブカル属性のイメージでしたが、これは広い層に読まれてほしいなと願ってしまう。

    面白かったのは

    8
    2020年05月21日
  • きみにかわれるまえに

    ネタバレ 購入済み

    泣いた

    とにかく泣いた。
    猫が大好きだけど、色々あって飼えない気持ち、ペットショップで売られてる動物を見るたびモヤモヤする気持ち。それでも......動物に関する、あるいはそれに関わる人たちのいろんな見方を知ることができて良かった。本当によかった。

    1
    2020年05月20日
  • ひとりでしにたい(1)

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    カレー沢 かなり正面から衝突(突撃 猛攻)している 四十代以上の人には必読 五十代以上にはもっと必読

    叔母の孤独死をきっかけに、自分の老後について考え始めた三十代独身の主人公 社会保障や老後環境についていろいろ知ってゆく 遅蒔きのビルドゥングスロマーン

    主人公は実はけっこう恵まれた環境にいる 主人公をみちびくベアトリーチェ的な存在は二十代の同僚であり元苦学生 那須田くん その彼があてはまるロスジェネの世代がしわ寄せをくらっておりいちばんきついのだなあ

    それ以前の世代 そしてしわ寄せを喰らわなかった者たちが どうふるまうべきなのか むずかしい問題だとおもうが そのことも正面から扱われている

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    2020年04月10日
  • ひとりでしにたい(1)

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    エッセイだけじゃなくて漫画も素晴らしいカレー沢薫先生の本です。

    おばが亡くなってから終活について考えるアラフォーの漫画…と言ってしまえばそれでなんですけど終活といってもそんなに暗くならずに読めました。独り身アラフォーの自分としてはグッサグサ刺さる所はあるのですが。

    まず、しょっぱなから結婚もせず子供も産まないで一人で好き放題していて”罰が当たった”と言われるあたりで一刺し食らいました。結婚してないの、そんなに悪か!!子供産まないのそんなに悪か!!とゴロゴロ転がってしまいました。

    この本の救いは法的な知識を得られるという事と、おキャット様。魯山人と山頭火(両方イカした猫の名前)が可愛いのな

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    2020年03月29日
  • ひとりでしにたい(1)

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    スープ化叔母さんに始まり、己の身を振り返ると怖くなることばかり…それにしても猫のネーミングに魯山人・山頭火だなんて秀逸過ぎやしませんか。カコイイ。

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    2020年03月23日
  • やらない理由

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    ネタバレ

    寝る前にちまちま読んでいました。そのおかげか、普段よりもぐっすり眠れたような気がします。
    難しく考えるのは馬鹿らしい、そんな気にさせてくれます。

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    2019年03月24日
  • 負ける技術

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    寝る前にチビチビ読んでいました。電車で読むのは危険な予感がしていたのですが正解でした。この人のコラムは永遠に読んでいられます。

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    2018年12月23日
  • マンガ肉

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    徳間書店さん、コミックゼノン編集部さん、ありがとうございますッッ
    これは、肉好きとしても、漫画好きとしても、ガチで嬉しい!!
    『マンガ酒』も、漫画家の皆さんの“流儀”が見られ、楽しい一冊でしたが、ハッキリ言って、カエルな私としちゃ、こっちの方がテンションは爆上がり
    ベジタリアンや、豚肉アレルギーの方、宗教上の理由で肉を食べない人の生活を全否定するつもりは、全くないが、私の食生活から肉食がなくなったら、生きていけない
    この作品の中でも、皆さんが、存分に語ってくださっていますが、美味い肉ってのには、それ相応のパワァがあると思う
    食べた時に幸福感を全身に漲らせてくれる事は言うまでもありませんが、今日

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    2018年09月29日
  • ナゾ野菜

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    ブスだけどマカロン作るよの続刊? サイズも出版社も違うのに? 相変わらずやってくださいますな。そういえば表紙に女の子(出ないけど)と猫が描いてあるのは同じ。めんつゆが活躍してない。

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    2017年09月01日
  • ブスの本懐

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    ネタバレ

    ブスについて面白いおかしく書いてある。
    男には理解できない、女性の馴れ合いについても書いてあるため、「そういうことか」と気づかされることもある。
    が、それを知って大変だなと思いつつ、ウザさが増すのも事実である。

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    2017年02月27日
  • 国家の猫ムラヤマ 解散!

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    面白かったです

    SMAP解散からベッキー不倫から高知東生覚せい剤やら本当に2016年って・・・
    しゃらくせぇイベントに対する非リア充の対峙の仕方も笑える。

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    2017年02月20日
  • ブスの本懐

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    本書を初めて見たとき、至る所にブスと書かれていて、なんて酷い本なんだろうと思ってしまった。ページをめくっても一言目から飛び出す「ブス」の文字。今まで生きてきてこんなにもブスの文字を見たのは、後にも先にも本書だけだろう。しかし、慣れとは怖いもので、本書を読み終えるころにはブスの文字を見てもなんとも思わず、むしろ「ブス」という言葉の背景が真っ白となってしまい、「ブスとはなんだろう?」という作者の意図した思惑にまんまとハマってしまった。なんとも恐ろしい一冊である。
    中身に関してはあまり書くことがない。なにせ読んでいるときは作者の容赦のないブス表現に抱腹絶倒の嵐であったが、いざ本を閉じてしまうとさっき

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    2017年02月05日
  • ブスの本懐

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     タイトルからして大御所すぎる。
     自称ブスである(顔を確認してないが、おそらくブスに違いない)著者が、ブスについて語るのだが、容赦がなく、さらに音が心地よく、こんなにブスという単語を聞いて心が躍ることはなかった。読んでいて楽しい日本語である。
     そして、ブスについて語られすぎて、もう、ブスとは何なのかさっぱりわからなかった。意味がわからなくなる。この意味がないのに面白いっていうのは実はものすごいんじゃなかろうか。
     たぶん神。しかし世の中に居るすべてのブスの神である。
     己にも刺さるが書著者にも刺さるというあたり、ブスはやはり業が深い。

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    2017年02月02日
  • ブスの本懐

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    こんなにもブスを語彙力豊かに罵倒できるものかと感心してしまう。一冊まるまるブスという言葉の類語辞典だと思うとこれほど有意義な本はない。たしかに特に得るものはないけれど、言葉の遊園地みたいなエキサイティングな本であった。

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    2016年12月19日
  • 負ける技術

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    「趣味は読書です。と言う奴は高確率で人に言えない趣味がある。」

    自己啓発本ではない。コラム本だ。
    著者にかかるしょうもない話が多いがそれが面白い。
    めちゃくちゃ笑うというより、くすくす笑える作品だ。

    気分転換に読むのに最適な本。

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    2016年09月04日
  • ニコニコはんしょくアクマ 1

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    運命的操作ミスでキンドル版を購入。
    いろいろなところに刺さる刺さる。
    刺さりすぎて胸が苦しくなることも…(当方腐女子なり)
    キュバちゃんの今後に期待

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    2016年07月30日
  • もっと負ける技術 カレー沢薫の日常と退廃

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    とにかく面白かった。
    先程読み終ったが、早くも続きが待ち遠しい。
    カレー沢先生の独特の世界観が炸裂してる。
    平坦で黒と白と灰色が貴重にある。根底にあるものは揺るがない。でも、時折あられる原色の赤や黄につい声をあげて笑ってしまった。地味な極彩色のような矛盾した感想を与えてくれる。
    続刊お待ちしております。

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    2016年07月30日
  • 負ける技術

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    タイトルは自己啓発書ですが、中身はマジクソオモロでした。
    やっぱり負けていくの大事。
    負の気持ちを高めていきます。
    カレー沢先生マジ天才。

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    2016年05月30日
  • 負ける技術

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    ネタバレ

    7冊燃やして4冊家宝にします。
    こつこつ希望と絶望の反復横跳びを重ねます。
    カレー沢先生ありがとう。

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    2016年04月12日