カレー沢薫のレビュー一覧

  • 週刊ビッグコミックスピリッツ 2020年47号【デジタル版限定グラビア増量「フミカ」】(2020年10月17日発売)

    ちょっと残念

    ゆうき作品オールキャスト出演(!?)に惹かれて買ったけど目当てのキャラはいなかった…残念。
    告知されてたゆうきまさみ展が楽しみです
  • ひとりでしにたい(1)
    身内の液状化をきっかけに、見落としてきたマウンティングや若者を苦しめる奨学金などの問題に向き合う、というある意味、実用書
  • ブスの家訓
    マンガ家でもある著者のエッセー集。

    とにかく自分がいかに底辺人としての人生を送ってきた&送っているかが延々とつづられてていて、読み続けるとこちらまでどよ~ん、となってくる。

    著者のマンガは、「猫工船」しか読んだことがないが、あの脱力&チープさ(誉め言葉)の源泉を本書に見た気がした。

    あと、今気...続きを読む
  • ブスのたしなみ

    ブス

    とにかくものすごいブス連呼w
    よくもこれだけブスの種類を考え付くものだなと思うほどのブスの羅列w
    せめてグラム数の少ないブスになろうねw
  • 非リア王
    あらゆるネガティブな価値観を無理やり反転させる孤高の革命家、カレー沢薫御大によるエッセイ集。

    タイトル通り非リア充こそ勝ち組というアンチ・テーゼを示す「非リア充」は、編集者の力量不足ともいうべきか、あまり面白くなく、ベストなのは御大が見聞きしたこともないIT用語を自己流で解釈して説明する「IT用語...続きを読む
  • 非リア王
    リア充ではない奴が一番コスパ良く人生を生きていけるという本だったけど、非リア王のコラムより後半に載ってたIT用語をカレー沢さんが解説するコラムの方が面白くて何気に勉強になった。
    なんだかそう言う所もカレー沢さんっぽい。
  • ブスの家訓
    「いや、ゴミは捨てろよ!」とつっこみながら楽しく読んだ。まぁゴミ捨てろよってつっこんどいてなんだけど、わたしも部屋をまったく片付けられないナチュラルボーンクズなので共感するところが多く、無職でひたすら虚無を過ごしている現在のわたしにはある意味救いになるようなところもあった。「何もしないことが得意でニ...続きを読む
  • ブスの家訓
    カレー沢薫さんの著書を読むのは2冊目ですが、この人は言葉のチョイスが面白いと思う。短い文章にも個性が出るというか。
    ただまぁ、色々と極端な人ではありますよね。このひねくれ感を好むかどうかは、読み手の感性次第かも。

    「家庭生活」がテーマなのに、全然ハートフルじゃないのが「カレー沢さんだなぁ・・・」と...続きを読む
  • 負ける技術
    あまりにネガティブな視点で物事を捉えているからなんだか読んでいて自分の人生もまぁなんとかなるだろ!的あっけらかんとした気持ちになってくる。
    ネガティブ過ぎるからこっちまで暗くなると言うより一周回って突き抜ける感じが面白かった。
  • やらない理由
    「痩せたいが、食べるのを我慢するのは嫌」、「ピンチは乗り越えたいが、頑張るのは嫌」、「部屋はキレイにしたいが、片付けるのは嫌」、「話は聞いてもらいたいが、あれこれ言われるのは嫌」…。
     我慢せえ!がんばれや!的なツッコミが入りそうなお題に対し、舌を巻くような言い訳、否、正当性を以って立ち向かう。怠惰...続きを読む
  • 猫工船 1
    群馬県のとある孤島にあるネ工場で強制労働に勤しむ猫たちの日々を描く脱力系ギャグ漫画。
    猫たちの給料は日本円ではなくネコジンバブエドルで支払われる。ネコジンバブエドルが使えるのはネ工場の中とFXのみ。ネ工場はさながら、現代日本の歪んだカリカチュアである。

    主人公ミケはFX狂い。ポンドが好きでロングし...続きを読む
  • 負ける技術
    エッセイ。
    テイストは著者の漫画の「クレムリン」や「猫工船」と近い。時事ネタあり、ネガティブ発言ありで、20個に一つくらい吹き出す作品がある。猫の出てこないクレムリン。
    とはいえ、油断して読んでいると「日本人は偉業を成し遂げた人物をすごいすごいともてはやすのが好きだが、当人が『俺はすごい』というのは...続きを読む
  • マンガ肉
    いろんなマンガ家のみなさんが、
    肉への想いをつづったオムニバス。
    それぞれの持つ「肉」感が垣間見られて面白いです。
    何かものすごいことが展開されるわけではありませんが、
    とりあえず肉をいただきたくなります(笑)。
  • ブスの本懐
    OL兼漫画家・コラムニストの方による、ブスについてのエッセイ。同じ女性が書いていなかったら完全にハラスメントになっているのでは?というくらい強めの言葉がどんどん出てきて心配になります。
    どうも元は連載モノのようで、編集者からテーマを貰っているようなのですが、そのテーマ出しがまずどうなの?というレベル...続きを読む
  • ブスの本懐
    ブスに始まり、ブスに終わる。正にとことんブスについてしか語られていない1冊。
    これは、連載で時間をおいて少しずつ読むのが正しい楽しみ方だったのかも。一気読みすると結果、ブスはブス、となる(笑)
  • やらない理由
    孤高の漫画家・コラムニストであるカレー沢薫御大の最新作は、「痩せたいが食べるのを我慢するのは嫌」、「お金は欲しいが働くのは嫌」など、人間が生きる上で直面するアンビバレンツに対して、できない自分を卑下するのではなく全面的に肯定しようというコンセプトで書かれた哲学書であり、まさに「人間革命」な一冊である...続きを読む
  • ブスの本懐
    最初のほうは痛快な感じがするが、ずっと同じことを言っているわけなので、飽きる。途中でやめた本。続編のようなものが出ているそう。
  • 負ける技術
    なんというか、斜に構えつつ、諦めとともに自虐でテンション低く生き残る感じです。
    ナンシー関さんに憧れながら、ナンシー関さんほど突き抜けられていない感じが、今の時代っぽいです。
    能町みね子さんのエッセイに通じる、気だるい明るさがある気がします。
  • ブスの本懐

    ブスについて

    ありとあらゆる枕詞をブスにくっつけた結果、故郷の村を焼いてきたブスが1番ツボでした。
  • ブスの本懐
    言葉のチョイスにキレがあり、とてもテンポよく楽しんで読めた。著者が作中で何度か書いているように、内容があるかないかでいうと、まあ特にはないのだが、読んでいて「確かに」「そうなんだよな」「そういわれてみれば」という共感や気づきがあった。思ってはいても体裁もあって言えないようなことをはっきり言語化してく...続きを読む