内田和成のレビュー一覧
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いますぐ活用できる思考法ではないのは確かだが、何が論点かを意識し続けることで問題設定の精度が高まりそう、と感じた。
問題設定の精度の高さに、解きやすい問題か、という基準があるのが面白かった。解きやすく効果が出る問題を解けると良い。
著者はコンサルだが、クライアントの依頼を受けるときにまずその依頼内容を疑う、という。その依頼内容は解くべき問題ではないことの方が多いという。
仕事でアプリを作っているが、アプリのバグの原因は何だろう、と考えるときに、経験と一次情報がモノをいう。論点を見つける際には経験が間違いなく必要だし、一次情報も必要。
経験に関して言えば意識し続けるしかない。一次情報はその時々で -
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内田和成さんと、教え子である早稲田のイノベーション研究会メンバーによる共著。成功事例、失敗事例ともに多く紹介されていてわかりやすかった。
イノベーションは行動変容をもたらすこと。
価値を生み出し、日常を変えること。
この本で取り上げられた事例は大企業ばかりだが、顧客の行動変容をイメージしながら価値創造を行ったり、世の中に態度変容が起こるきっかけ(ドライバー)をうまくつかめるようアンテナを張ったり…というのは企業規模にかかわらずトレーニングが必要だと思った。無から何かを生み出さなくてもイノベーターになれる、というのは肝に銘じたい。儲けの仕組みを作るために頭を使わなくては。 -
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ネタバレアウトプットを基準に考える、というもの?
インプットにはそこまで価値はなく、アウトプットにこそ価値がでてくる。
そして、インプット→アウトプットの順番を逆にし、アウトプットしてから、足りない情報をインプットしていく方がいいという。
情報を入れすぎると判断に迷いが生じることもあり、インプットは必ずしも良いことではない。
多すぎる本を読んでいたら、気づけば何年も経っていた今の自分の状況に刺さる本だった。
集めすぎて不自由になっていたのか、ただのマニアに近づいただけだったのか。
情報収集だけでは、頭のいい人には絶対に叶わない。頭のいい人に勝つには、知らないことは知らないといい、とにかくアホになりき -
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最速で成果を出すための7箇条
1. アウトプットしたいこと(仕事の目的)から逆算してインプットする。インプットの素材から何を引き出したいのか。
2.頭にレ点の代わりに、メモしたり、keepに溜めておいたり。わたしの引き出しはメモとkeep。
3.忘れることを恐れない。必要なことは思い出すから。
4.とはいえ忘れやすいから質もだけどまず量。圧倒的努力。
5.周りとの差別化のためのトライアンドエラー。わかりやすい箔をつけろ。わたしといえばこれ、ってものを。
6. 強みを伸ばす、弱点は人並みに改善。強みは積極性と行動力、弱点は英語力全般。頑張れ英語
7.分析の際は仮説を立てるのと、異常値に気付くこと -
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ネタバレ元BCG内田氏の本。
イノベーションに関する本。
あとは、整理としては確かにフレームで説明はできるが、やや強引さを感じる事例も少なくなかった。
イノベーションの解像度を高めるという意味では良質な一冊。
メモ
・新しい製品サービスを消費者や企業の日々の活動や行動の中に浸透させることこそがイノベーションの本質。
・イノベーショントライアングル
社会構造、心理変化、技術革新をイノベーションのドライバー、その組み合わせがトライアングル
・イノベーションストリーム
トライアングルによりドライバーを捉える
ドライバーを梯子に新たな価値創造
顧客の態度変容
顧客の行動変容
・空飛