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リーダーの戦い方 最強の経営者は「自分解」で勝負する
著:内田和成
リーダーシップには「正解」はない。
いま自分がどういう状況にあるのか、どんな能力や性格の持ち主なのか、だとしたらどんな手を打てるのか、また自分にない能力をどうやって手に入れればよいかなどについて考え、自分だけの「自分解」を見出すべき。
本書は以下の5章から成っている。
①リーダーシップに正解はない
②できることと、できないことを区別する
③得意技を知る 最も得意な戦い方はどれか?
④ジレンマを乗り越える
⑤答えのない時代だからこそ求められるもの
リーダーシップに「正解」はない。しかし、正解を追い求めてあがき続けることが間違いではない。そしてその正解に近づく方法が本書には記されている。環境や時代により求められるリーダーシップは異なる。全てを叶えられるリーダーシップはないものの最適なリーダーシップを描きながらそれに合わせながら対応していくことで乗り切ることはこれからも求められる。
リーダーシップを発揮してどうありたいのか。組織をどうしたいのか。どう導きたいのか。自分軸だけではなく、他者を含めた最適解を意識した、リーダーシップを意識しながら、一方でぶれることなく、柔軟に大胆に探し成長し貢献していきたい。
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様々な企業の実例をもとに、リーダーについて説明されている。4種類あるリーダーから、あなたはどのリーダーに当てはまるか? いずれ、経営者を目指したいと思っている人にはオススメの書籍。同時にそれぞれの企業に対しても興味を持てる内容だった。
自身のリーダーシップがわかる
事例をもとに自身のリーダーシップが整理される良書。
読むまではシーンによって自身のリーダーシップがぶれるなと感じていたが、この本の中のマトリクスを読み解いていくことで整理され、スッキリしました。
リーダーシップに悩む人にお勧め。
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この本は様々な企業のトップと携わってきたボストンコンサルティンググループ元日本代表の内田和成氏が、リーダーをテーマにして書いた本である。今までもリーダーに必要な素質などが書かれた本は多数あったが、この本の最大の特徴は実際に内田さんが今までに携わった方々を元に具体例が示されており、かつリーダーをタイプ別にマトリクスで分類しているので、非常に理解しやすくなっている。また、話の中に書かれている「虎と靴ひも」という話は個人的に好きである。現在、リーダーポジションにいる人はもちろん、そうでない若年層も自分がどのタイプのリーダーが向いていそうなのか、なってみたいのかを考えるいいきっかけになるので読んでみて非常にためになる一冊であった。
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万能のリーダーはいない。
平時と有事のリーダーシップは違う。
リーダー=人間力=チャーム+徳。
内田先生のリーダーの公式が炸裂する。本当に頭の良い人が書いた本は、難しくない。心構えを手に入れ、どう戦うか(how)は、自分次第だ。
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おそらくほとんどの人が自分の弱点を補強しなければならないと思っているのではないでしょうか。弱点を補強するのはそう簡単ではないし、補強できたからといって、それが武器にはならないからです。 がんばって、平均点レベルに手が届くかどうかでしょう。
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リーダーに求められる資質をいくつも挙げ、自分にどれが適しているのか?を読者に考えさせる内容。
書かれたリーダーに求められる資質はどれも納得感のあるもの。
ただ、コロナ禍にある現在、本書で書かれた変革のリーダーシップが、
今まで以上に求められるようになってきているのは自身実感としても感じている。
一方で、自分に合うリーダーシップ、会社に求められるリーダーシップは当然色々あり、
それに適したリーダーシップを目指すという考えは、
正解はひとつとするような一般的なリーダーシップ論の本とは異なるものの、自分自身とても腹落ちした。
本論と離れるが、物事を構造的に考えることも重要さを改めて気づかせてくれる内容でもあった。
自分でコントロールできる要因か否か含め、物事の切り分けは、ロジカルシンキングの基礎でもある。
正しく、合理的な意思決定をするためにも、常に心掛けたい。
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シングルアンサーを探しがちな人が多いけど、理想は人によって違うし、置かれている環境によって異なるので、何が求められているかを察知し、これから何が起きるのかを見通し、決断し、実行できる力が求められる。
Posted by ブクログ
内田先生、相変わらず薄い!でも、これは読者が気軽に読んで考えてもらうための深謀遠慮があるはず。読者はその掌で踊らされているのだろうと思う。