畑野智美のレビュー一覧

  • 消えない月

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    タイトル

    消えない月って何だろうと思いながら読み進めました。最後にそういうことかと納得いきました。

    ストーカー松原は、自分の行動が事態を悪化させ、さくらとの復縁も叶わないというのに、ある意味ポジティブで、なるほど、ストーカーとはこうして誕生するのかと思いました。

    また、さくらと池田はこれから明るい未来を迎える・・・と思いきや、さくらの死亡は、とても素敵な結末でした。
    ハッピーエンドだと嫌だなと思っていたので、全てが打ち砕かれた感じと、捕まってもなおさくらを思う松原の気もちが心地良かったです。

    #タメになる #共感する #ハッピー

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    2024年07月15日
  • 神さまを待っている

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    文房具メーカーで真面目に働いていた水越愛は派遣切りに合い、ホームレスへと転落してしまう
    じりじりと愛が切迫していくようすがリアルで、現代の貧困女子の実情に迫っていると思った
    私も若いころ、俗にいうブラック企業で働いていて、どれだけ残業しても手当てがつかず、手取りが本当に低くて……毎日鬱々としている時期があった
    あの時、退職して実家に少し帰ったけれど…もしその時誰にも頼れなかったら私も愛のようになっていたと思う
    すぐ隣にいる人たちの話であるし、自分がいつその立場になるかは誰も分からない
    色々考えさせられる話でした!読めてよかった
    現実には雨宮くんは簡単に現れてくれないけど、誰も彼も自分だけの神さ

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    2024年06月09日
  • 海の見える街

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     好きだった日野さんと松田さんのこれからが気になったなぁ。
     みんな何かを抱えているけど、みんな幸せになってほしい。

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    2024年06月03日
  • 水槽の中

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    ネタバレ

    井上遥
    二年三組。谷田部先輩萌え。

    マーリン
    綿貫茉莉。自分で作った食品サンプルのキーホルダーを通学カバンにぶら下げている。二年三組。図書委員。

    谷田部
    三年一組。テニス部。

    バンちゃん
    学年に二人しかいない考古学部員。竹井。

    ミツイアルト
    満井有音。二年三組。知的男子。考古学部。五歳から小学校四年生になる前まだ、ロンドンに住んでいた。

    小山田
    数学教師。

    ジェニファー
    ニュージーランドから来た英語教師。

    川西友梨奈
    二年三組。圧倒的にかわいい。

    田村
    生まれた時から中学校二年生の夏まだ、アメリカに住んでいた。

    山岸
    担任。世界史担当。

    瀬野
    和菓子屋の娘。

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    2024年05月17日
  • 運転、見合わせ中

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    電車が止まった時、それでも人はそれぞれ事情がある。
    そんな人々を上手く描いたお話。

    それぞれお話としては独立しているが
    電話が止まったところから始まることは同じ。

    人それぞれってこういうことかな…
    とも考えさせられるお話でした。

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    2024年03月11日
  • ヨルノヒカリ

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    ネタバレ

    この作品は、嫉妬や告白、付き合うといった恋愛ドラマ的な展開はほとんどなく、もっと静かで、もっと深くて、もっと丁寧な「男女の人間物語」でした。読んでいて何度も、自分自身のこれまでの人生と重なる部分があり、心に刺さるような言葉がいくつもありました。

    とくに印象的だったのは、主人公のひかり君が孤独を感じ、「これからもずっと一人なのかもしれない」と思っていたところから、少しずつ、自分の周囲にある“支え”に気づいていく過程です。友人とその家族、隣人のおじいちゃん、そして手芸屋を通じて出会っていく人たち。ひかり君は、自分の弱さや恥ずかしさを含めてまるごと受け止めてくれる人たちに囲まれて生きているんだと気

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    2025年06月29日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    「ふたつの星とタイムマシン」を読んですぐにこちらも。
    人間関係もしっかり頭に入った状態だったので、面白さが倍増した気分。
    変えたい過去があったとしても、タイムマシンを使ってしまったらパラドックスが起こってしまうんだよな…。過去に戻ろうとする光二にハラハラしながら読み進めた。
    前作からの登場人物も綺麗に繋がって、なるほど!と納得。でも、それぞれの気持ちを考えると切ないなぁ。

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    2024年01月02日
  • 家と庭

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    下北沢に住む、4姉弟妹の物語。
    この設定だけでもかなり好き。
    家庭って家と庭だったんだな〜と改めて認識。

    女姉妹に囲まれて暮す弟、望目線で話は進んでいく。
    居心地の良い街、実家で暮らし、目的も何もなかった望は、姉妹や幼馴染の決断に影響を受け、望みを持つようになっていく。

    家族とはいえ、考えていることは皆バラバラ。
    その姿を見て、『自分は自分だから、自分の思うことを頑張っていこう、これで良いと思う幸せ、そこから目標に進もう、自分の望みを叶えよう』とする望の成長は眩しい。

    悩んでいる時に手にして良かった。

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    2023年12月31日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    「ふたつの星とタイムマシン」は散漫として面白くなかったのだが、この作品のための序曲(準備)だったんだな。
    巷によくあるタイムトラベルが現実をひん曲げてしまう危険を孕むというものでなく、パラレルワールドで話を膨らませていた。そして平沼教授が校舎の窓から祭りに賑わう人々を見て、「SNSを通すことで一人でいることも大事だが、その自分を肯定して寂しいことに慣れないでほしい」と呟く。まさに現在、そして未来に、人との触れ合い、繋がりの大事さを訴えて、体温を感じる関係が必要と警鐘を鳴らしている。時空を超えてスッキリするような解決はないのだが、それぞれの異なる世界での立ち位置をそれぞれが確立していく。

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    2023年12月21日
  • 神さまを待っている

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    同い年の主人公、真面目に生きているのに仕事に巡り会えず転落の一途を辿る。無職、ホームレス、ありえないことだと思っているけど、自分もそうなる可能性がゼロではない怖さをリアルに感じた。
    もう社会人4年目なのに、いまだに働きたくないって毎日思ってて、でも、仕事があるってありがたいことなのかもしれない。

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    2023年12月21日
  • 神さまを待っている

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    リアルすぎて胸が苦しくなった。主人公に近しい生活をしている友人を知ってるからこそ、身近に感じられいつ自分がその立場になるか想像するだけで怖くなる。こんなに恵まれた豊かな国なのに貧困は本当に身近にあるということをもっと知って欲しいし行政はもっと親身になって考えて欲しい(もちろん全てのところとは思わないが)と思った。

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    2023年12月20日
  • 水槽の中

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    青春っていいなぁと思いました。
    高校生ならではの日常が心温まるものでした。
    ぜひとも、続編をみたい!

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    2023年12月14日
  • ふたつの星とタイムマシン

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    はじめは子ども向けのような話だなと思ってましたが、30ページ程度の中にあれだけの面白さを詰めて、さらにどこかで話や登場人物が繋がっているという仕掛けもあり、読み終えた時には、タイムマシンに乗ってたどり着いたような気分でした。
    どれも不思議な話でしたが、あったらいいなと思うものばかりで、たくさんの夢を見た気がします。

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    2023年12月10日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    読んでる間中、悲しさと寂しさが体にまとわりつくように、周りを漂っているような気分だった。

    コミカルな描写や、会話もあるのだけどそれを感じさせない、主人公の平沼先生、長谷川さん、魚住さん、丹羽君のご両親、いろんな登場人物の悲しさが溢れている。

    特に丹羽君のお父さんの気持ちが辛かった。痛いほど気持ちが分かる。お母さんが持たせた草餅も、どんな気持ちで作ったのか想像すると本当に悲しい。

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    2023年12月04日
  • 神さまを待っている

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    とてもリアルな内容だった。今まで自分が関わってこなかった、これなかった体験を鮮明に描いており、この本を読んでよかったとすごく思えた。水越の苦労が、本当に本当に報われて欲しい

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    2023年12月04日
  • 神さまを待っている

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    自分がかつてOLだったとき、友人の結婚式に出席した時、時を遡って、自分が主人公の愛になったみたいにどんどん物語に引き込まれていって、あっという間に読んでしまった。
    途中で、お金があるうちにアルバイトするとか、もっと方法があっただろうにと思わなくはなかった。
    愛が友人に相談して惨めになりたくないとか、そんな気持ちが邪魔して、気がついたらホームレスになっていた、ということなのだろう。
    たくさん無くしたことはあったけど、雨宮に見つけてもらえて良かった
    雨宮、時には暑すぎるけど、人生の中で1人はそんな子に出会えたら、心強いよねと思った。
    結局、愛を救ってくれた神様は、雨宮であり、千鶴であり、上谷であり

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    2023年11月17日
  • 水槽の中

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    緩やかなペースで進むのがより高校生ぽく感じた。何か特別な事が起こるわけではないが、高校生の日常そのものだった。高校卒業して10年以上も経ったが、何でもない思い出が一つ一つ鮮明に蘇って胸がギュッと苦しくなった。あの頃も青春してるな〜と思う事もあったが、大人になってからの方があの頃は尊かったなとしみじみ思う。

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    2023年11月06日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    物理的な説明は不明ながら、ボーイミーツガールの切なさとパラレルワールドの不思議さがいい具合にミックスされてとても面白かった。井神教授の深い愛に包まれた研究室、いい雰囲気でした。

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    2023年11月03日
  • 神さまを待っている

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    26歳の女性が派遣の満期で職を失い、失業手当の受給期間を過ぎても仕事は決まらず、お金がなくなり家賃が払えなくなって漫画喫茶に寝泊まりするようになる。
    怠けていたわけでも、贅沢や浪費をしていたわけでもなく、真面目に働いて慎ましく暮らしていただけなのに。でも、これが現実。
    主人公は四年制大学を卒業している。派遣や日雇いでの事務仕事だって人並み程度の能力があることは描写されている。
    日本は、普通の人が普通に働いて普通に生活することができない国になってしまったんだな。
    頼れる実家があるかないか、それが全ての運命の分かれ道になっている。
    実家、就職、人脈ガチャ…全てが運ゲー。


    終盤に出てきたCEOが

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    2023年10月25日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    ネタバレ

    たとえ運命の岐路が違ったとしても、人はいつかは会うべき人に出会うという人生の恵みをSFならではの仕掛けで表現した佳作。
    プロットに瑕疵があるとすれば、時間旅行に執着して研究者にまでなる主人公がパラレルワールドの陥穽に思い至らずに猪突猛進する序盤の展開は明白な矛盾だが、「恋愛」小説を成立させるために敢えて目を瞑ったのだろうと……。

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    2023年11月03日