白鳥士郎のレビュー一覧
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熱血難波将棋物語4巻。今巻は東京でマイナビ女子オープン将棋トーナメントに参加する話。1巻はあい、2巻は天衣、3巻は桂香さんの物語だったところ、4巻で彼女ら全員に焦点あてた話となる。あいと天衣の絡みが出てくるのが地味に嬉しい。
勝負は非常であり、必ず勝者と敗者が存在する。勝っても嬉しいだけとは限らない。圧倒的な才がある者、どんなに努力したって超えられない壁がそびえ立ち、諦めない気持ちが試される。だが諦めなかったからと言って高みに登れるわけではない。強い者が正義という圧倒的な世界。強さだけではない、信念を持っている。
コメディとシリアスの配分、並べ方が非常に上手い。鹿路場棋士はおっぱいキャラか -
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シリーズアンソロジー集第2弾。6人の作家と8人の絵師が参加しています。
第1話「鳥と豚」は、『ベン・トー』(集英社スーパーダッシュ文庫)のアサウラと紫乃櫂人が筆を取っています。小鷹が真の非リア充と出会い、めぐまれた境遇にいることをうらやましがられる話です。
第2話「俺たちにはまだちょっとレベルが高い」は、『まよチキ!』(MF文庫J)のあさのハジメと菊池政治が筆を取っています。小鷹たち隣人部がボーリング対決をする話です。
第3話「理科のせいで俺の様子がおかしい」は、『そんな遊びはいけません!』(MF文庫J)の岩波零と皆村春樹が筆を取っています。理科の作った香水のせいで、小鷹がムラムラきてし -
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平坂読の「僕は友達が少ない」の世界を、他の人気作家たちが描くアンソロジーノベルの第二段。
こうした試みは他でも聞いたことがあったけど、読んでみると前作が意外と面白かったのでこの二作目も読んでみた。
参加してる作家人はたぶん豪華な人気作家たちなんだと思う。
少なくとも全員名前は見たことがあるし、ほとんどがアニメ化した作品を持つからメジャー作家なんだろう。
彼らはそれぞれが多くの人気作品を抱えているので、ここでセンスが合えば一気に鉱石を発掘できると言う楽しさがある。
また、イラストレーター陣も何気に豪華。(特にカラーイラスト)
内容についても感想をチラホラ。
・アサウラ:代表作「ベン・トー」
ベ -
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ネタバレ始まったばかりのアニメが好評なのうりんですが、
今回は緑園祭前に起こった出来事を綴る短編集のようなものでした。
いつも通り吉田さんのデカメロン大活躍なのは当然ながら
金上など四天農に主なスポットが当たっています。
でも主に金上を萌えさせる巻かもしれませんw
あと今回は(も)BLネタが酷かったん。
あれ、俺読んでるのベン・トーだっけ?ってくらいのキモさ。
小ネタも各話に紛れてるしな。個人的には如何ともしがたい。
でもとりあえずそんなふざけた内容の中で、
短編の旨味を利用した真面目パートの繋ぎ方はさすがでした。
使いたいネタ語りたいネタが綺麗にっつながってる。
まだまだネタのストックがあるの -
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いきなり序盤から飛ばしいていましたね。今回は、田舎に帰省した3人が村での農業がどんなものかを体験するため。トマトを収穫したり、山菜取るために山に林檎と入ったりしたましたね。
冒頭の地デジネタやDMCのライブネタなどが揃っていましたけど、ショートストーリーな扱いで割っとさらっと流されていましたね。
耕作の両親がどうしているのか、なぜ農の家で引き取ることになったのかが語られていましたが、発表する場面そこなのかと少し疑問に思ったり・・
このことが、耕作が農業に対してどう思っているのか、農と林檎をどう思っているのかが少しだけ語られたのだけれど、オチがひでぇ(笑)
挿絵の使い方が他の本とは -
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だんだんと、農業についての会話が増えてきたかな。有機無農薬野菜にこだわる継と、農薬を使うのは仕方のないことだと考える耕作。二人の熱い議論が、交わされているのは今回が初めてではありませんが一番熱かったかな。
継の出生についてや、農業としての今後のあり方や今までについての疑問を高校生ながらに必死に考えているのだけれど、まだまだ追いつかない部分も多いといった感じでした。
最後の売上勝負なんかは、とくにそういったことを思い知らされたのかな。
毎度、あとがきの後にCパートというべきか、そんな感じで別の第3視点での文章が入りますが、今回はなかなか一波乱起こしそう。農・・その嘘は、あかんよ・