感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2014年08月13日
コラボ企画第二弾となった小説。
前回よりもシモネタが多くて人を選ぶ作品群であった。
特に面白かったのは〔部長選挙〕。
星奈の選挙ポスターがどんどん変な感じになっていくのが面白くて笑ってしまった。
シモネタに抵抗が少なければ読んでみるのもいいかも。
Posted by ブクログ 2013年05月01日
レーベルの枠を越えたアンソロジーノベル第2弾。
はがないらしく(?)下ネタ方向に暴走する話もあるけど、1作目より好きな話が多くて楽しめました。
個人的には『のうりん』白鳥先生の「部長選挙」が一番! 星奈のポスターのくだりがすごい笑える。
やる気! 元気! 柏崎!
Posted by ブクログ 2013年02月24日
残念だ。
本編の残念さがアンソロになることによって
さらに強調されている。実に残念だ。
ヒロイン全員の残念さがより際立っている。
実に残念だ。
星奈派か夜空派かと問われれば最初は夜空派だったのが
だんだん星奈も捨てがたくなり、結論、ハジライモードの理科最強!
各作家の色が滲み出ていておもしろい。
...続きを読むプロの二次創作って贅沢な企画だな。
Posted by ブクログ 2023年10月29日
露骨なそれ描写がきつい作品があるので
苦手な人はまず注意だね。
私はトリビュートしている作家さんは
一切読んでいないけれども
署名ぐらいは知っているのもチラホラと。
まあ一番ウケたのは
星奈の無謀な挑戦の「部長選挙」かな。
まあ先は見えているような
気がするのは気にしないでおこう。
おふざけ路...続きを読む線がきついので1のほうが好み。
Posted by ブクログ 2022年10月02日
はがないのアンソロジー集の第二弾。
正直なところ、第一弾に比べると質は落ちるかなあという印象でした。
うーん、トモちゃん誕生秘話が読みたい。けど、これで「はがない」シリーズは終わりですね。残念。
Posted by ブクログ 2014年12月14日
シリーズアンソロジー集第2弾。6人の作家と8人の絵師が参加しています。
第1話「鳥と豚」は、『ベン・トー』(集英社スーパーダッシュ文庫)のアサウラと紫乃櫂人が筆を取っています。小鷹が真の非リア充と出会い、めぐまれた境遇にいることをうらやましがられる話です。
第2話「俺たちにはまだちょっとレベルが...続きを読む高い」は、『まよチキ!』(MF文庫J)のあさのハジメと菊池政治が筆を取っています。小鷹たち隣人部がボーリング対決をする話です。
第3話「理科のせいで俺の様子がおかしい」は、『そんな遊びはいけません!』(MF文庫J)の岩波零と皆村春樹が筆を取っています。理科の作った香水のせいで、小鷹がムラムラきてしまう話です。
第4話「部長選挙」は、『のうりん!』(GA文庫)の白鳥士郎と切符が筆を取っています。夜空と星奈が、隣人部部長の座をかけて選挙戦を繰り広げる話です。
第5話「伝説の小鳩の伝説」は、『いつか天魔の黒ウサギ』(富士見ファンタジア文庫)の鏡貴也と榎宮祐が筆を取っています。小鳩の中二的妄想が全開の話です。
第6話「鍵」は、原作者の平坂読がリスペクトする葵せきな「生徒会の一存」シリーズ(富士見ファンタジア文庫)に登場する杉崎鍵に、小鷹が会いに行く話です。
個人的には、第4話「部長選挙」が気に入っています。イラストレーターの力によるところも大きいのですが、それも含めて好きです。第6話「鍵」は、著者の『生徒会の一存』シリーズに対するリスペクトが勝ちすぎて、ヘンに重さを感じてしまいました。他の執筆者のように「よそ様の娘さんをひん剥いてやる」くらいの気持ちで書かれたストーリーの方が、読者としては楽しめるような気がします。
Posted by ブクログ 2014年11月06日
平坂読の「僕は友達が少ない」の世界を、他の人気作家たちが描くアンソロジーノベルの第二段。
こうした試みは他でも聞いたことがあったけど、読んでみると前作が意外と面白かったのでこの二作目も読んでみた。
参加してる作家人はたぶん豪華な人気作家たちなんだと思う。
少なくとも全員名前は見たことがあるし、ほとん...続きを読むどがアニメ化した作品を持つからメジャー作家なんだろう。
彼らはそれぞれが多くの人気作品を抱えているので、ここでセンスが合えば一気に鉱石を発掘できると言う楽しさがある。
また、イラストレーター陣も何気に豪華。(特にカラーイラスト)
内容についても感想をチラホラ。
・アサウラ:代表作「ベン・トー」
ベン・トーはアニメ化もした人気作なので名前は知っている。
ただ、弁当を廻って少年少女が戦う?っつーよくわからん設定にまるで引かれず、アニメも一話を見ただけ、原作ノベルも冒頭を流し読みしただけで俺には合わなそうだと投げだした。
で、このアンソロジーでの内容は、「はがない」の主人公である小鷹と、「ベン・トー」からのゲストキャラ、たぶん脇役の変態3人組が町でばったり出会って交流すると言うもの。
ぶっちゃけ、3人組の掛け合いトークはかなり軽妙で楽しかった。
あと、たぶんベン・トーとやらで料理ネタをやってるんだろうなぁと思わされたが、料理の描写にやたらと力が入っていた。
ベン・トーの宣伝でもあるのかな?と思ったんだけど、ちょっと味覚描写に力が入りすぎていて、個人的にはくどいと感じた。
あとがきで「自分はラブコメは書けない」とか言ってたんでベン・トーとやらもそのあたりは期待できないのかな。
でもまあ、トークは十分楽しかったんで、折を見てベン・トーを改めて読んでみようかと。
★★★★
・あさのハジメ:代表作「まよチキ!」
まよチキはずいぶん前に2,3冊読んだ。
あまり覚えてないが、「読みやすいけどあまり面白くない」って感想だった気がする。
なので続きは読まなかった。
今回のアンソロジーの内容は、隣人部のメンバーがボーリング場へ行き、星奈と夜空がボーリング対決すると言うものだった。
感想は・・・うーん、普通。読みにくいってことはないけど、特に関心を惹かれるような表現や描写はない。
ぶっちゃけ、この作者の文章は俺にはやっぱりあんまり合わないようだ。
一つ前のアサウラ氏の文章には引かれるものがあったが、こっちのあさのハジメ氏の文章は「イマイチ合わない」って印象。
同じ物語を題材にしているので比較しやすく、自分好みの作家を探しやすいこのアンソロジースタイルってのは、やっぱり少し面白い。
★★
・岩波零:代表作「そんな遊びはいけません!」
代表作の「そんな遊びはいけません!」は全4巻すべて既読。
手軽に読める萌ラノベで、適度にエロいという実に好みなシリーズだった。
そんな岩波零がこのアンソロジーで描いた話は、理科が小鷹の理性を(性的に)崩壊させる香水を開発し、恋人ごっこで誘惑すると言うもの。
他の作家陣が比較的おとなしく、原作に忠実な世界を描いている中、エロ同人誌張りの原作レイプっぷりが逆にすがすがしい。
エロコメという作者の個性を十分出してきた感じだ。
やっぱり、岩波零は俺の感性に合うのかもしれない。面白かった。
他の作品にも期待できそう。
★★★★★
・白鳥士郎:代表作「のうりん」
代表作の「のうりん」もアニメ化したので聞いたことはある。
ただ、テーマが農業ってことであんまり興味を持てなかった。
農がテーマと言えば石川雅之の「もやしもん」や、荒川弘の「銀の匙」など、ヒットした作品がいくつかある。
「もやしもん」はかなり好きなコミックだけど、基本的には農がテーマってあまり引かれないんで「銀の匙」や「のうりん」はスルーしてきた。
今回のアンソロジーで白鳥士郎が描いたお話は、隣人部の部長選挙。
いつもどおりの星奈VS夜空の構図で、決着の仕方もまあだいたい原作に忠実。
文章的にも安定していて、変にとがったところがなく、なんつーか、きわめて無難な印象。
正直、作者の個性がよくわからなかった。
ただ、読みにくいところはなかったし、変な嫌味も感じなかったので、白鳥士郎作品に対しても少しは期待して良いかもしれない。
代表作の「のうりん」から読むべきか、全三巻ですぐに読める「蒼海ガールズ」から読むべきか、悩みどころ。
★★★
・鏡貴也:代表作「いつか天魔の黒ウサギ」
鏡貴也の作品はこれまで完全にノータッチだったが、さすがに「いつか天魔の黒ウサギ」や「伝説の勇者の伝説」と言ったタイトルは知っている。
ラノベ界でもわりとビッグネーム?な印象はあったし、いずれその作品群も読みたいなと思っていたんだけど・・・。
今回のアンソロジーでの内容は、小鷹の妹である小鳩視点で描かれた中二邪鬼眼物語。
主人公以外の視点から物語を綴るという、実にアンソロジーらしくて面白い発想・・・だったんだけど・・・。
この文章はダメだぁ。苦手だ。俺にはまったく合わない。
読みにくいし、支離滅裂でわけわからないし、共感も感心も非常にしづらい。
鏡貴也の作品群、結構楽しみにしていたんだけど、これはもう絶対に合わないと思う。
残念だけど、ここでそれがわかったのは色々と無駄にしなくて良かったかもしれない。
★
・平坂読:代表作「ラノベ部」「僕は友達が少ない」他
原作者本人によるショートストーリー。
葵せきなの「生徒会の一存」とのコラボ小説になっていて、「僕は友達が少ない」の主人公と「生徒会の一存」の主人公が邂逅する、という内容なんだけど・・。
珍妙な叙述トリックもどきが仕込まれている上に、「生徒会の一存」を読んでいないと訳がわからないのでまったく楽しめない。
作者自信、ある意味で悪質だと言う自覚はあったようだが、それでもやりたかったからやりきったと述べている。
だが、俺としては「生徒会の一存」をまったく知らないので本当に面白くない。
せめて「生徒会の一存」を知らなくても楽しめる形になっていればよかったんだが、これはもう完全に「生徒会の一存」を知らないと、まったく楽しめない形式になっている。
この本は「僕は友達が少ない」のアンソロジーなわけで、他の執筆陣が「僕は友達が少ないの知識を有していれば楽しめる」という最低限のルールを守っているにもかかわらず、原作者地震がぶっちぎりでルールから逸脱しているのはいかがなものかと思う。
あとがきで「大勢に拒絶されるのは覚悟の上。一部の人にだけ喜んでもらえればいい」なんてことを言っているが、「拒絶されてもいい側」として扱われた俺的には素直にノーと言いたい。つまんねーよと。
★
でもまあ、生徒会の一存もそのうち読むかもね。
このアンソロジーを読んだ目的は、面白そうな、自分と趣味の合いそうな作品を発掘したいってところにあった。
そういう意味では十分な収穫があったと思う。