和田誠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ジャズを聴くと『ポートレイト・イン・ジャズ』が読みたくなるし、『ポートレイト・イン・ジャズ』を読むとジャズを聴きたくなる。そんな本です。
というのも、久し振りにセロニアス・モンクを聴いていて、またこの本を読み返したからです。
様々なジャズ・ミュージシャンが、村上春樹の文章によって、和田誠のイラストと共に彩られていく本書ですが、大好きなセロニアス・モンクについての文章をちょっと引用してみます。
「濃いブラック・コーヒーと、吸いがらでいっぱいになった灰皿と、JBLの大きなスピーカー・ユニット、読みかけの小説(たとえばジョルジュ・バタイユ、ウィリアム・フォークナー)、秋の最初のセーター、そし -
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Posted by ブクログ
ネタバレデザインや絵を描くことは出来ないので、ワードとエクセルでもってチラシを作ったりするわけだが、文字情報としてだけならなんとか出来上がっても「もう少しカッコよく」という欲が出ると途端に詰まる。それが結構多くなって、製本をやり始めると、さらに中身に対して手も足も出ないのが悔しく悲しく…なんてボヤいていたら友人が貸してくれました。てゆうか私も見つけたんだけど、友人の方が先に見つけてました。負け。
和田誠さんによる装丁に関するあれこれ。
タイポグラフィとカリグラフィーの違いはなるほど目から鱗。タイポグラフィは文字を分解してくっつけてもバランスが取れるけど、カリグラフィーはバラバラにしたらチグハグにな