和田誠のレビュー一覧

  • おいしい子育て

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    面白かった!食育って大変だよなあって。
    離乳食が来月から始まるけど、食べなかったら凹むからレトルトにしようかなと思ってたけど、やっぱりどんなに食べるのが難しくてもいい味を覚えて欲しいなと頑張ろうと思えた!

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    2025年06月18日
  • 装丁物語

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    図録『和田誠展』によると、装丁を手がけた単行本・新書・文庫は2000点以上になるらしい。
    本書『装丁物語』は全18章、装丁に対する自分の考えを語っている。校正刷りを読み、作品の内容と著者を考えながら、アイデアを練る、絵を描き、文字を配し、用紙を選び、レイアウトと配色を考える。その具体的プロセス、その試行錯誤の過程を話している。とくに印象深かったのは、文字に対するこだわりの強さ。
    丸谷才一、村上春樹、谷川俊太郎、つかこうへいには個別の章が設けられ、彼らとその装丁に対する思い入れが書かれている。丸谷は毎回(建設的な)リクエストをしてきたし、つかは劇場用のポスターを作って以来のつきあいだった。
    挿ま

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    2025年06月16日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    ジャズ喫茶も経営していて造詣の深い村上春樹のエッセイ。ジャズ奏者約30人に関して独自の感性と表現力で、彼らの音楽を聞いて感じたことやそのレコードに対する思い出などが書かれている。
    1人5ページぐらいの記載なので気楽に読める点も良い。紹介されているジャズ奏者やアルバムは漏れなく聞きたくなる表現力や文章力はさすがです。
    ジャズのことをもっと知りたいと思えるし、ジャズをもっと好きになることが出来る本。批評に関しては評論家が書いた読み物がたくさんあるけど、春樹のジャズに対する愛や向き合い方が書かれたこの作品は唯一無二だと思う。

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    2025年05月21日
  • おいしい子育て

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    料理愛好家である平野レミさんの、子育てにまつわるエッセイ。
    エッセイの合間に簡単に書かれたレシピが挟まっていて、和田さんの絵があって、読んでいて楽しくなる一冊。
    平野レミさん、NHKの料理番組のイメージしかなかったんだけど、とても→

    楽しいお母さんで、凄くいい奥さんなんだよなぁ。もうね、生活が陽なんだよ。太陽みたい。
    和田誠さんもめちゃくちゃいいお父さん。たぶん、夫大好きなレミさん視点だからよりそう思うんだろうけど。

    長男さんのゴジラの絵の話が大好き。こんなご両親素敵すぎる!!

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    2024年04月02日
  • 旅の絵日記

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    平野レミと和田誠とその息子二人のヨーロッパ旅行(フランス、スペイン、イタリア)を、レミの文章と和田誠のイラストで楽しめる日記本。
    日々の食事を料理研究家のレミが分析している所が良い。
    イラストレーター和田誠による名所旧跡のイラストもわかりやすく、生き生きと描かれている。
    読んでいて、一緒に旅行している気分になった。
    サーカスが寂しげで、闘牛は最初残酷だと思ったけれど見慣れたら平気になったという所がリアル。

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    2024年03月02日
  • 装丁物語

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    手元に読む本がない……という非常事態(笑)。
    でもさがせばある。
    途中で置いていた、和田さんの本。
    イラストを描いたり、デザインをしたりと一応、和田さんと同じ仕事だけど、ま、力量もなにもかも違いすぎる…というか中学の時、和田さんの「お楽しみはこれからだ」を読んでそのまま和田さんに憧れた私にとっては大先生の本。
    なのに途中で積読とは…。読んで良かった。
    改めて新年から働いている心構えになりました。

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    2023年12月25日
  • 愛蔵版 お楽しみはこれからだ

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    言わずと知れた映画の名セリフを洒脱なイラストとともに。キネマ旬報の長期連載だったコラム。47年ぶりの復刊。

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    2023年12月18日
  • 装丁物語

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    グラフィックデザイナー、イラストレーター。数多くの本の装丁を手がけた第一任者が語る装丁のディープな世界。

    本選びには直感が大事。とはいえジャケ買いするからには装丁のチカラも大きいことだろう。

    本書は読書好きなら誰でも見たことのある独特のイラスト、和田誠が装丁の世界を語る楽しい一冊。何気ないカバーや帯にも装丁家の意思が潜んでいる。

    筆者は今では当たり前だが裏表紙のパーコードに強く反対。本は表、裏から帯も含めて一つの世界。

    文庫本より単行本の方がより装丁は楽しめるようだ。

    ついつい中身にばかり目を取られがちだが装丁について関心を持つと、また本の世界が広がる。

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    2023年11月08日
  • おいしい子育て

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     テレビで見ると、早口で、物事を深く考える間もなく生きているのでは?という印象でしたが、文章では、穏やかで、しっかりと人の心を見てきた人なのだと思いました。
     旦那さん、2人の息子さん、お嫁さん、みんなのことが大好きで、良い人間関係の鍵になっているのがお料理。誰かのためっていうのが大事なんですね。料理を作るのは、何万回もなく、何千回。多いようで、少ないなかもしれません。
     ところどころ、レシピが載っています。最後に、レミさん、明日香さん、樹里さんの対談が載っています。幸せのヒントが詰まった本でした。

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    2023年09月16日
  • おいしい子育て

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    とっても良かったなあ。
    仲良し家族の中心には
    おいしいご飯と 明るいお母さんがいる。
    わたしも そんなレミさんみたいに 明るく家庭を守り続けたいなあ。

    外でのびのび遊ばせて
    しっかりご飯を食べさせて
    ばたんきゅーと寝かしちゃう。

    子育ては それだけで十分。
    親の背中を 子どもは必ず見てる。
    うんうん。わたしもそう思う。

    なんだか涙が溢れてしまう すてきなお料理エッセイでした。

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    2023年06月20日
  • おいしい子育て

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    レシピを挟みつつの子育てエッセイ。
    レミさんの軽やかな心で書かれた文章は私の心も晴れやかにしてくれた。
    作ってみたいレシピもあり、見習いたいところもあり…。こんなふうに子供達を育てられたらいいな。

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    2023年05月25日
  • 装丁物語

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    ネタバレ

    和田さんの語り口は謙虚で穏やか。そして責任を持って仕事をしてきたという誇りが随所に見てとれる。
    その仕事ぶりは作家や編集者、イラストレーター、写真家の、自身ではない人の仕事を最大限に尊重する姿勢によって貫かれている。《ミドルマン》のお手本のような和田さんの、その語り口がガラッと変わるのは最後の章。書籍の流通のため半ば強制的に表4(カバー裏面)に印刷されることとなった二段組のバーコードについて。
    デザインを学ぶ学生だった当時、その決定のプロセスに対して、またその美的感覚を無視した横暴に対して異を唱える人たちがいたことは、確かに記憶にある。しかし恥ずかしながら、和田さんがこんなに怒っていたことを、

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    2023年04月27日
  • 愛蔵版 お楽しみはこれからだ

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    映画好きな人のお話は面白いです(^^)素敵なイラストもついていますしね。オリジナルに箱をつけたくらいの変更のようですが、最終巻に総索引が欲しかったなあ・・。当時のキネ旬は面白かったですね。

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    2023年04月02日
  • 旅の絵日記

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    平野レミさん一家が中学生と小学生の息子たちの夏休みに合わせて25日間のヨーロッパの自動車旅行に行った日記。
    平野レミというキャラクターが想像できるから、あの声で、あのテンションで、こんな旅をしたのだなぁ~と思いながら読みました。
    所々に息子のひとことや学校の宿題の1行日記、和田さんのコラムが入っていて、それぞれの感性が光っていて、それも面白いです。
    挿し絵は夫の和田誠さんなので、なんと豪華な共著なのでしょう。
    イラストやスケッチや絵の具を使ったものまで、いろんな手法で描かれています。
    こんなに自由でいきあたりばったりであちこち寄りしながらの旅がしてみたい。
    そして、食べた料理についてもとても詳

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    2023年02月27日
  • おいしい子育て

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    一気に読み終わった!子育ての大切なエッセンスが、美味しい料理のレシピとともに繰り広げられる。感じられるのは子どもへの大きな愛情、家族への愛情。やはりおかあさんは家庭のひかりだなぁ。
    食事の時くらいは笑顔で、食事は何千回しかつくれない。kitchenは自分の城。子どもたちに優しくを刻む音…焼く音、匂い、料理のプロセスや思いを感じせていきたい。こうしなさい、ではなく。そしてコミニュケーションがとれる場、大切にしたい。家庭の平和って大事よね。そんなことを考えるさせられる本でした。

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    2022年10月13日
  • 表紙はうたう 完全版 和田誠・「週刊文春」のカヴァー・イラストレーション

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    一生大事にしたい本です。和田誠さんは本当に最高だと思います!文春の表紙をまとめた作品集、ほかの作品集とはまたひと味違います。ずっと眺めていられる作品集です。

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    2022年09月24日
  • 家族の味

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    こころがあったかくなる、家族を大切にしたくなるエッセイ。レミさんのリズムでさらっと楽しく読めて面白かった。和田さんの挿絵も可愛い。

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    2022年06月14日
  • 旅の絵日記

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    明日の午前中、サグラダ・ファミリアの前で会いましょう。
    なんて素敵な待ち合わせなんだろう…
    思わずため息が出た。

    レミさんの書く文章は、彼女のお人柄がとっても可愛らしくて、そしてまた和田さんの絵も素晴らしい。
    息子の唱くんのワイン評価(まだ中学生)にもクスッと笑ってしまった。

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    2022年03月05日
  • 旅の絵日記

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    1989年の夏、和田誠家族のヨーロッパ旅行記。本文、平野レミさんで、短いコラムとイラストが和田誠さん。非常に楽しい本だ。息子二人もいい味出してます。よくぞ復刊してくれたものだ。

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    2022年02月23日
  • 旅の絵日記

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    和田家のファンにとっては非常に豪華な一冊。
    家族で約1カ月弱ヨーロッパを旅行するのですが、レミさんの日記に和田誠さんが絵と時々コラムを寄せており、さらにまだ小中学生だった息子たち、つまり唱さんと率さんの絵と作文も見られる!
    そのどれもが上手なこと!
    旅の内容はというと、ほとんど行き当たりばったりなのですが、勘を頼りに(?)その日の食事をとる店を決めたり、宿を決めたり、観光したり…。
    大人がこどもに合わせすぎることなく、でも意向はきいて叶えるというように全員が楽しんでいる様子が伝わってきました。
    レミさんならではの視点で、お料理の描写がどれもこれも美味しそうだった。

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    2022年01月19日