和田誠のレビュー一覧

  • 装丁物語

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    和田誠が手掛けた装丁の話が豊富に入っていて、それぞれの本について、どんなことを考えてデザインしたかを読んでいると、改めて見直したくなる。

    ジャケ買いという言葉があるように、本にとってジャケットを含めたトータルデザインはハズせない。

    栞の色が絶妙だったり、紙の質感がイメージ通りだったりするだけで、高くてもハードカバー買いますうー!置いときますうー!となる。
    作家にとっては複雑な言葉だった。ごめん。

    オビの色はこちらでコーディネートするが、内容は編集者の思いの見せどころ、という言葉も面白い。
    そんな和田さんが、本のデザインを語り尽くしたところで、最後に、バーコード問題について怒りを湛え始める。

    そこで、ハッとさせられるのだ。
    この問題を語らずして、装丁がどうのとか言ってるんじゃないよ、と。
    反省した。
    というか、これだけ技術の進歩が激しい現代にあって、バーコードがあのサイズでないといけない理由って……。

    筆者以外の話をして申し訳ないのだけど、私が初めて買った全集というのが、安部公房だった。
    正直、それまで特に好きな作家でもなかったのだけれど、銀色のプレートが貼られた全集が手元にやってきた時、あああ、お金出して買って良かったあぁーと心踊った(笑)
    文庫のジャケットも同様に、近藤一弥さんがデザインされている。

    読んでいない本のタイトルを聞くと、私はジャケットで思い出す。
    ああ、こういう絵柄のとか、こういう色のとか。
    和田さんの仕事の姿勢を読んでいると、作家さんにとってはありがたい人なんだろうなと思う。

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    2020年03月15日
  • 装丁物語

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    本作りの本。本にまだバーコードが印刷されていなかった頃の装丁の話。
    紙の種類など知らないことが多く興味深く読んだ。
    筆者の本に対する愛情を感じる。

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    2020年03月13日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    JAZZ初級者にはありがたい、絵と文章で楽しめる1冊(というか、読んだのは文庫でなく単行本1,2と分かれているほうで)。

    面白いのは、三者三用の感覚を楽しめること。イラストを描く和田誠と、それに文章を寄せる村上春樹、一人のJAZZ Manに対するイメージ、思いが微妙に違っていたりする。勿論、D.エリントンやサッチモなど誰もが思い描くイメージどおりのイラストと文章というプレイヤーもいるが、マイルスを和田が暖色のトーンでシンプルに描いているの対し、村上は”マイルズの演奏は深く痛烈”と、”黒々とした陰鬱なジャケット”とアルバム『Four & MORE』に言及したり。

    そこに読者である自分が、時には和田のイラストと自分の印象が重なるなとか、村上春樹はそんな風にこのミュージシャンの音を聴いていたのか!?と、自分はどっち寄りなんだろうと楽しみながら読める。

    概して和田誠のほうが世間一般のというか、自分のイメージと合うことが多い。というか、やはり村上春樹のほうが読みが深いというか、独特なんだろうな。
    とはいえ、ホレス・シルバーを、和田はいつもずいぶん洒落て優男風に描くものだ。先に読んだ『ボクはもっぱらレコード』(吉田直・著)の中の対談でアルバム『Serenade To a Soul Sister』に採用されたイラストが紹介されているが、そこのホレスも目を伏せた柔らかな笑顔のペン画。そして本書(vol.2)の表紙にもなっている絵は似たトーンの優男ちっくに微笑みピアノの前に座る姿が描かれている。
    本人の姿を私は知らない。ファンキージャズの始祖というキャッチフレーズと、「Song For My Father」に代表されるようなヴォサノバチックな音楽から想像される、もう少し賑やかな印象を持つ。和田のイラストのイメージとのギャップが大きかったりする。

    和田がVol.1でソニーロリンズを取り上げてないのも、そしてVol.2でも、文庫本にさらに3人が追加されたとしても、ジョン・コルトレーンを描いてないのも、なんだか面白いもんだな~。

    音を聴きながら、絵を見ながら、文章を読みながら、2人のJAZZファンの大先輩が見たミュージシャン像と自分のイメージとのギャップを愉しみながら読める良書。

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    2016年01月15日
  • 空中都市008 アオゾラ市のものがたり

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    今、「未来」って聞くと自然と暗いイメージが湧いてくるけど、昔の未来科学小説を読むと未来は明るくてエネルギーに満ちてる気持ちになります。
    宇宙旅行とか行ってみたいな!

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    2014年11月18日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    ミュージシャン一人一人について村上氏がコメントを綴る。
    村上節が出ている。
    解説本というより短編集のような印象。
    もう少しディスクレビューがあったらよかったかも。

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    2013年06月13日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    週に一度は耳にしていたジャズが、ある日突然体に染みこんでどこかに落ちていった。きっと、予測不可能でゆらぎとグルーヴを楽しむ大人の音楽、ジャズを楽しむ準備ができたってことなんでしょう。ということで、本腰をいれてジャズに取り組むことにしました。

    村上さんはやっぱり年代のせいか、古いものが好きですね。キース・ジャレットやブラッド・メルドーをよく聴く私にとっては、ウェス・モンゴメリー、オスカー・ピーターソンなんかはは新鮮でした。
    村上さんに共感できるかというと、微妙。。やっぱり育った時代が違うのが決定的でしょう。ジャズ黄金期にあって、どんな人がどんなふうにいいのかということを入門的に知るにはいい本だと思います。

    和田さんのイラストはどれも好きでした。

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    2013年05月25日
  • マザー・グース1

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    日本語訳とは別に、原語版が記載されている。

    日本語で読むと、さすがに、何がいいのか分からないものが多数。

    挿絵があることで救われる。

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    2012年09月23日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    村上春樹の小説の主人公が、その作品中に好きなアーティストや、レコードを語るシーンがよく描かれるが、そのトーンで作者自身がJAZZアーティストを語った一冊。 本に登場した未知のアーティスト達は、早速聴いてみる事にしよう。 そこからの出逢いにも期待。

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    2012年07月01日
  • マザー・グース1

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    マザーグースの和訳は沢山出版されているが、
    谷川俊太郎の翻訳は文にリズム感があり、きちんと詩として成り立っている点が良い。

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    2011年11月03日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    そう、フッと読みたくなって買ってきた。
    シャレてる。
    こんなコラムが書けたら、どんなに楽しいだろう。

    和田さんの絵もいい。


    またジャズを聴こう。

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    2012年01月17日
  • マザー・グース1

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    ナンセンスでかわいくて残酷。
    裏に隠された意味がありそうな意味ありげな伝承童謡たち。
    クリスティーの小説や不思議の国のアリスなんかでも使われる有名な歌も多くあります。
    ”ハンプティ・ダンプティ”とか”誰が駒鳥殺したの?”など
    マザーグースは色んな人が訳をしてるけど、谷川俊太郎のはリズムも良くてかわいいです。

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    2011年09月05日
  • マザー・グース1

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    はじめてしっかり、読んだかな。
    詩よし絵よし。しかしやはり原文のほうがいいなと思ったり(韻などね)歌を聴きながらの方がいいなーとか。勝手にメロディーつけてたけどさ。

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    2011年02月20日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    僕がジャズメンを知る上で、とってもお世話になった一冊。和田さんの「特徴がよく出た」絵と村上さんの「ひどく個人的な文章」が一緒になっています。その人の中での印象が反映されているので(特に文章の方が)、でもジャズを聴いた時に感じる他の音楽とは違うものが、本を読んで、見て、感じられます。小説とか、タバコの煙とか、お酒とか、そういうのすべてがいい意味で似合うのがジャズだなって気がしますね。

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    2009年10月04日
  • シネマッド・ティーパーティ

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    名古屋の古本屋さん・つたやさんにて購入とメモ有。和田誠さんと言えば映画ですよね。ご自身も『麻雀放浪記』から『怪盗ルビィ』と監督作品がありますものね。そのあたりの時期に読んだ記憶。『お楽しみはこれからだ』のシリーズまでは、読んでは、いないのです…

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    2011年07月17日
  • 落語横車

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    記憶の中では、この本を読む以前から落語は好きだった。でも、この本を読んでみて、こんなポジションから落語を楽しみたいと思った記憶。和田誠さんの創作落語なども楽しむ事が出来る。

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    2011年07月17日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    内容(「BOOK」データベースより)
    和田誠が描くミュージシャンの肖像に、村上春樹がエッセイを添えたジャズ名鑑。ともに十代でジャズに出会い、数多くの名演奏を聴きこんできた二人が選びに選んだのは、マニアを唸らせ、入門者を暖かく迎えるよりすぐりのラインアップ。著者(村上)が所蔵するLPジャケットの貴重な写真も満載!単行本二冊を収録し、あらたにボーナス・トラック三篇を加えた増補決定版。

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    2009年10月04日
  • 日曜日は歌謡日

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    和田誠さんの視線は、やさしくて、的確だ。歌謡曲やポップスをテーマに書かれたエッセイ集。イラストレーションも楽しむ事ができます。みごとな音楽一家だ。夫人の平野レミさんの明るさは、すばらしい。

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    2011年07月17日
  • にっぽんほら話

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    名作だと思う。この文庫では、イラストレーターの和田誠さんの書かれた短編に、友人のイラストレーターの方々のイラストレーションが花を添えている。なかでも『おさる日記』は、それだけで独立した絵本になって出版されている、不思議な物語なのであ〜る。

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    2011年07月17日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    ジャズって、詳しくないんだけど、村上ファンなので一応読んでおく。文章は相変わらずすばらしく、マイルスのところは、何度も読み返します。

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    2009年10月04日