和田誠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私が初めて買ったお料理の本は、平野レミさんの『平野レミ・もっとおいしく愛情おかず』とオレンジページでした。『料理パレード』が雑誌で紹介されていましたが、書店になくて、それでこっちを買ったのです。それからずっとその本には、お世話になっていました。
先日、『趣味どきっ!』の読書特集に出演されていて、ご自宅でお話をしておられました。今でこそ、個性的だと言われるレミさんですが、文章はとても丁寧で読みやすいです。明るく弾むような文章で、ちょっとお料理頑張ってみようか。失敗してもいいからキッチンに立とうかと思わせてくれるのが、とても素敵です。言葉遣いもきれいで、大事に育てられた方なんだな、って、この本を読んでいても思います。頭もいいしカンのいい方です。ただ面白い個性だけで来たひとではありませんね。
既刊に紹介済みのレシピも多いですが、レミだれとレミ醤のレシピ・おだしの取り方の項は、本当に覚えておくと役立ちます。レシピ本としては、『料理大会』『料理パレード』『愛情おかず』(講談社のお料理本シリーズです。)があれば、それでいいけれど…この本の文章読むと、こんなところが大事なのね、とか、こんな生まれ方をした料理なの?とか、発見があって楽しいの。
また、ご夫君の和田誠さんとの対談も、とても貴重ですね。夫婦ってこうありたいよな…と拝読すると今も憧れてしまう。本当にお気が合われて、お互い大好きだったのでしょうね。和田さんのご逝去は残念ですが、レミさんはきっと、ずっと幸福な、可愛い妻であり続けられる気がしてなりません。
こんなこと書いてると、好きな人のためにお料理がしたい。何か自分の力で美味しいものを出してあげたい。可愛い奥さんにもなりたいな…なんて、まあ(身の程も知らず、のどかにも)思っていた頃の自分が、顔を出してきます。件の番組を観てから、思わず売ってしまったレミさんの料理本、上記三冊。買い直して揃えてしまいました。私もその頃の自分、懐かしくて、案外嫌いじゃなく、本に閉じ込めておきたいのかも知れません。 -
Posted by ブクログ
イラストレーターの和田誠、料理研究家の平野レミと子供二人のヨーロッパへの家族旅行を絵日記に綴ったもの。
言ってしまえばそれだけなんだけど、子供はいまやそれぞれの感性を発揮してミュージシャンだったり、キッチンウェアの企画だったり。とにかく自然体で素敵な大人になられています。
約3週間、行きと帰りの飛行機だけ取って、あとはざっくりした予定しか決めていない旅行
食事の記述が多いけれど、平野レミさんの言葉の端々にある子育ての視点が面白い。
何気ない話が多いんだけれども、きっと家族それぞれがこの旅行を思い出す、心の栄養になっているんだろうな、と、思える楽しい旅日記でした。