VOFANのレビュー一覧

  • 暦物語

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    阿良々木暦の一年間の歩みを暦順に追う暦物語。
    本書でたびたび登場する「シミュラクラ現象」という言葉。逆三角形に点が並ぶと顔に見える現象。
    つまり顔に見えるという思い込み、あるいは錯覚、勘違い。そういったものが今作のテーマになっているのではないかと感じた。
    また、今作では各キャラの「道」についての考え方が述べられている。 個性豊かなキャラクターとの出会いを通して阿良々木君はどのような青春の終わりを迎えるのか  

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    2025年04月28日
  • 掟上今日子の推薦文(単行本版)

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    「掟上今日子の推薦文ーーー私にとってこれ以上の保証はありません。」

    ・最後の最後でタイトルはそういう意味だったのかーと納得!ドラマと違う部分もあって面白かった。

    (親切さんなのにどうしても岡田将生さんが脳内に浮かんでくる、、、)

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    2025年04月20日
  • 掟上今日子の色見本

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    ネタバレ

    親切守と隠館厄介と絡みめちゃめちゃ面白かった

    隠しきれない厄介の今日子さんへの信奉心がもう笑っちゃうし、好きな感情ダダ漏れじゃんって感じだけど、やっぱり厄介わかってるなー今日子さんのことって感心した。

    親切は、普通に探偵力高くない??!ってなった笑

    今日子さんの圧倒的な感じが大好き

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    2025年04月08日
  • 掟上今日子の備忘録(単行本版)

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    面白かったとは言いがたい。

    というのも、ライトノベルが今年36歳になる身体に合わなくなってきているからだ。軽過ぎて楽しめない。じゃあ、読むなよという話だが、ヒット作で手元にあるという条件下では気になって読んでしまうのだ。

    もう、ライトノベルは読まなくても良いと感じた。
    一抹の寂しさは募る。

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    2025年04月08日
  • 死物語 下

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    なんだかんだで千石撫子は好きなキャラなんだな。
    それはそうと、物語の大半は撫子のサバイバル生活だし、その中でも半分ぐらいは全裸という。小説ゆえに、女子中学生の全裸サバイバル生活を想像する必要があるというね。ラスボスと対峙するのは最後の方だけだから、なんか思ってたのと違うなあ感は否めない。

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    2025年04月01日
  • 死物語 上

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    スーサイドマスターの事をうろ覚え過ぎて、あんまり感情移入出来んかった。解決の糸口になった話も、そんな事あったっけ?レベルで忘れてしまってた。
    自分の中で物語シリーズって化物語が発売された年が基準で2006年に阿良々木暦が高3だと思ってたけど、今回の話でコロナが登場した事で、コロナ禍に大学生ってことは、高3だったのは2010年代後半って事?って変に気になった。
    あと、西尾維新さん、琴電のことちゃん知ってるの随分とマニアックだな。

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    2025年03月12日
  • 扇物語

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    大学生編は正直新キャラもあんまりハマらんくて、と言うか覚えきれんくなって来て、そこまでかなぁと思ってたんですけど、今回は好みの話でした。
    謝罪がテーマの話で色々と、プライベートに当てはめて思うところもありつつ、なるほどそんな考え方もあるんやなぁとか思いながら読んでました。
    あと、時系列も覚えきれんくなってきたなぁ……

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    2025年02月06日
  • 掟上今日子の家計簿(単行本版)

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    ネタバレ

    今日子さんと刑事シリーズ、厄介と今日子さんも恋しいけどなんだかんだ刑事さんとの絡みが面白い!

    叙述トリック普通に勉強になったし、最後の犯人気になる!!多分今日子さんが紹介してくれた叙述トラックのその13までのどれか使ってるんだろうなー

    その他の話もちゃんと騙されたし、文ならではのトリックってなるほどねって感じ!

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    2025年01月24日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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    忘却探偵シリーズ四作目。 

    一作目で語り手及び助手を務めた、隠舘厄介(かくしだて・やくすけ)が再登場。

    まだ四作しか読んでいませんが、このコンビがやっぱり一番良いと思います。
    今後の二人の関係性も気になるところです。

    また、思春期の思考や、クリエイターの矜持などへの言及も、興味深いものがありました。

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    2025年01月15日
  • 掟上今日子の推薦文(単行本版)

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    忘却探偵シリーズの第2弾。今回は依頼人が親切守(ネーミングが変わっている)という警備員。美術館で出会った額縁匠が刺された。犯人と理由を解き明かす。こうやってシリーズが続いていくのか…。

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    2025年01月03日
  • 掟上今日子の備忘録(単行本版)

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    1日経ったら全て忘れてしまうという探偵の今日子さんといろんなところで犯人に間違われてしまう厄介くんの話。その名も「忘却探偵シリーズ」。
    設定が変わっているけど、基本1日で解決しなければならないので短編になっている。シリーズが結構あるけど、気軽に読めそうです。

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    2024年12月28日
  • 宵物語

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    まず「まよいスネイル」と「まよいスネイク」の二話構成になっていたが、その多くはスネイルである。どうやら紅口孔雀ちゃんという小学5年生が行方不明になって、家にその子の前歯が届けられたらしい。そんな話を日傘ちゃんから聞いたアララギ君が、ロリ三人組と操作に乗り出すのだ。オチがなかなか意外だったが、ですます調のくだりとか刑務所のくだりとかとか面白かった。スネイクの方は我煙さんと影縫さんの会話は斬新だった。

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    2024年11月27日
  • 余物語

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    この本は二話構成になっていて、よつぎバディとよつぎシャドウという二話だ。バディの方では斧乃木ちゃんとアララギくんが大学の准教授から児童虐待の依頼を受けて調査に乗り出す。シャドウでは撫子が我煙さんの紹介で事故物件になりかけの部屋を調査する。シャドウの方は短編だ。端的に評価からいうと、バディの方はあんまりだった。他方、シャドウの方は面白かった。本来の物語シリーズの良さが出ていたと思う。キャラクターの掛け合いとか、コミカルさとかの具合がちょうどいい。たまにやってくるシリアスとのバランスも小気味良い。こういう短編集を出してくれたら買うんだけども。バディの方は正直、あんまり面白くない。気がする。好みによ

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    2024年11月27日
  • 死物語 上

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    内容としては新型コロナウイルスが流行する中、アララギくんと忍ちゃんがスーサイドマスターに会いにヨーロッパに行くという話だ。スゲー面白かった。物語シリーズの世界観にコロナがあるのは驚きだが、モンスターシーズンの中で最も好みだった。物語シリーズならではのストーリーを楽しめた。最後にスーサイドマスターが死んでしまうのがとても悲しかったが、それはそれで面白かった。

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    2024年11月27日
  • 掟上今日子の推薦文(単行本版)

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    忘却探偵シリーズ 第2弾!
    今回は隠館 厄介くんではなく
    親切守くんがパートナー?でした
    
    わたしはずっと
    隠館くんがパートナーかと思ってました笑笑
    ドラマの影響!笑
    
    やはり今日子さんはガッキーに
    脳内変換しながら
    読んでました!(/∀`*)
    

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    2024年11月23日
  • 傷物語

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    化物シリーズ2作目。

    実質、『化物語』という物語の補足というか、過去編というか。
    羽川翼が完全に正ヒロインムーブ。ひたぎ派の自分としては、えーこんな娘だっけ?となってしまった。というか、阿良々木もなんでここまでされて惚れないん?

    ただ、それ以外は、長ったらしいギャグシーンも少なく、非常に面白かった。これぞ、西尾維新小説って感じの、ギャグあり、重めのエピソードあり。
    こういうのでいいんだけどね。

    個人的には、やられ役として出てきた3人の吸血鬼ハンターとか、キスショットのキャラとか、非常に良きでした。これくらい厨二なのがいいんよ。ハムカツみたいな存在。

    あとは、シエル先輩しかり、俺って優等

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    2024年10月22日
  • 鬼物語

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    ネタバレ

    西尾維新の<物語シリーズ>第9作・・・というカウントもなんかしっくり来ないな。ということで、11冊目。

    阿良々木暦と八九寺真宵の前に突如として現れた、正体不明の「くらやみ」。ブラックホールのように呑み込もうとする"それ"から逃げ回る2人。間一髪のところで斧乃木余接と出会い、彼女の能力『例外のほうが多い規則(アンリミテッド・ルールブック)離脱版』でいつもの学習塾跡の廃墟まで逃れた後、暦の影の中で眠っていた忍野忍は、「くらやみ」に関する自身の過去を語る。それは400年前、彼女が最初の眷属を生み出した時のお話―――。

    忍の昔話がメインかと思いきや(いや、メインの一つであること

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    2024年10月19日
  • 短物語

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    いろいろな形で発表されていた短々編が一冊にまとめられている。
    アニメ〈オフ&モンスターシリーズ〉の公式サイトに掲載された2話もさっそく収録されていた。

    忍野メメ視点の話(「どうして」)があった。
    なかなか良いキャラだと思うのだけれど序盤しか出てこないから残念。
    外伝でも過去話でもなんでもいいから、また出て欲しい。

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    2024年10月18日
  • 憑物語

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    ネタバレ

    継ぎ足して続けてきたお話が、ついにツケが回って、ツキが尽きて追及されて、お約束としてのつきもの・憑き物に気づくような?物語。

    ファイナルシーズン1作目、終焉に向かうお話、らしい。2024年に読んでる私はこれがシリーズの終わりではないことを知っているのだけど。それでも文体もどこかテンション控えめで、じわりと忍びよる「終」の気配に緊張を感じながら読めた。
    シーズン単位でみれば前巻で一区切りして今巻は次の序章にあたるが、暦くん的には前シーズンともしっかり地続きなお話。というか、前シーズンに暦くん視点が少なかったのはこの話をするためだったんじゃないかとすら思う。怪異は語り部にはなれない、前シーズンの

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    2024年09月27日
  • 掟上今日子の推薦文(単行本版)

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    忘却探偵シリーズ2作目。今作の今日子さんのパートナーは美術館の警備員である親切守。プライベートの今日子さんは美術館である絵を度々鑑賞しており、2億円の価値があると鑑定していた。しかし、ある日突然、今日子さんの鑑定額は200万円に急落。もちろん、絵にすり替えられた形跡はなく、今日子さんにそれぞれ鑑定した日の記憶は無い。そんな様子を見ていた守が今日子に声をかけ、事件に巻き込まれていく。

    前作の隠館厄介からパートナーがバトンタッチするとは思ってなかった。厄介と守のキャラクターがそんなに変わらないので、厄介が登場して欲しかったのが正直な気持ち。今回も短編集の形式だが、それぞれの登場人物は共通している

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    2024年09月24日