VOFANのレビュー一覧

  • 終物語 (上)

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    BS11でオンエアしているけど既に地上波でやっていたんだ、録画していたのを見てやっと思いだしてきたが、ほとんど忘れている、やはり原作を読まないことには記憶には定着しないようである。上巻では記憶の話のようであったが、たしかに自分では忘れてしまっているようなことも他人にとってはとても大事な記憶となっているようなこともあるだろう。よくいじめっ子は忘れているがいじめられた方は一生恨んでいるなんてことよくあるんじゃないかな。

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    2017年04月11日
  • 掟上今日子の婚姻届(単行本版)

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    「とある小説家いわく、『人間が想像しうることは、すべて現実の世界でも起こり得る』そうです ー これは、世界が秘めたる無限の可能性と多様性を言い表す言葉として知られていますけれど、しかし意地悪く、逆向きに読み解くこともできそうですね。すなわち、『人間の想像力なんて、その程度のものだ』という風に ー 」

    『その分マイナスだ。
    生きているだけでマイナスとは、なんて人生なのだろう。
    これでは死んでるほうが効率がいいということになりかねない。
    そんなバランスシートがあってたまるか。』

    「冤罪を避けることは、難しい。と言うより、ほとんど不可能です。どれだけ用心しようとも、ある日突然、あらぬ疑いをかけら

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    2017年04月09日
  • 掟上今日子の婚姻届(単行本版)

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    ネタバレ

    待ってましたの厄介登場回。
    一冊を通して厄介と今日子さんのやり取りが
    (今回は大サービスで)楽しめるのでたまらなかった。

    相変わらずの繰り返し文章で好きじゃないけれど、
    それが厄介の心の声だと思うと気にならない。
    (西尾さんごめんなさい)

    今回は少し突っ込んだ内容というか
    今日子さんの過去?に少し触れたような気がするけれど、
    その分「記憶って何なんだろう」と考えさせられた。
    今日子さんの特殊能力を使って感情さえも書き換えたつもりでも
    やっぱり今日子さんにはお見通し・・・。
    だとしたら、失った記憶って必要なのだろうか?
    何年も積み重なる失われた記憶をもってしても
    進化した文明も人間の感情も「

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    2017年04月08日
  • 掟上今日子の婚姻届(単行本版)

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    今回は誰も死にません(自殺は昔の話だし)
    厄介が最後に囲井さんにかけた言葉に、彼のやさしさと人の良さといつも損をしている理由が見えた。
    今日子さんのおかしな伝言は、普通に書けばすぐ嘘を見破ってしまう自分にメッセージに従うよう伝えるためだったのかな。

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    2017年04月06日
  • 業物語

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    ネタバレ

    スーサイドマスターのキャラがお茶目でたのしい。しかし最後の叙述トリックにはやられた。
    山登り話はまあそこそこの面白さ。羽川さん話はちょっと小粒過ぎたしご都合主義展開すぎる感。

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    2017年04月04日
  • 掟上今日子の婚姻届(単行本版)

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    これもシリーズ6作目。久しぶりにガッキーの今日子さんの新作も見たいものだ。特に厄介君のところに押し掛けるとことか ^_^

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    2017年03月20日
  • 結物語

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    書き下ろし

     なんと阿良々木暦が上級職の警察官に合格し、警部補として直江津署で研修する。そんな不自由なつまらないヤツになっていいのか!と思ってしまう。

     配属された「風説課」は臥煙さんが仕込んだらしい奇妙な部署で、濡れると魚に変身したり、ゴーレム(泥人形)で土に帰れたり、狼に変身したりする職員がいて、怪異がらみの事件を解決するのが仕事らしい。

     一番驚いたのは羽川翼が世界中を回り、紛争地域を救う活動をしていたのが、国境をなくす平和を創り出す活動を始めたために国際秩序を破壊する危険人物と見なされるようになっていたことだ。彼女の帰国には厳重な監視が付いたのだが、なぜか阿良々木家で寝ていて、暦

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    2017年03月14日
  • 結物語

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    ネタバレ

    いよいよ最終章ということで、いきなり5年後の世界が描かれる。暦くんはなんとキャリア官僚の警察官になっており直江津署風説課で研修中。
    風説課のいろいろな先輩と組んで謎を解いたり旧交を温めたりというのが大まかな筋立て。
    皆それぞれの道を歩んでいるのだけど神原さんのシーンがすごく少ないのがとっても残念。真宵ちゃんに至っては結局登場しないし。
    題名からきっと最後はひたぎさんとの結婚式を想像していただけに裏切られたというか肩透かしというか。
    唯一羽川さんだけが予想の右斜め上を行っていたのがまぁ救いというところか。読んでて寂しくなったのも事実だけど。。。
    なんかこれで終わりというのもなぁと思っていたら、な

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    2017年03月11日
  • 愚物語

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    勝手にシリアスな内容を想像していたのだが……、めっちゃコミカルな内容で気が抜けてしまった(笑)。   
    老倉さん好きなんだけどもうこんな出番しかないと思うと悲しい。でもしょうがない。   
    神原さんは主人公って感じ。    
    月火ちゃんは怖い。 斧乃木ちゃんはアホ可愛い。    

    愚面白かった。

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    2017年03月08日
  • 恋物語

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    さすがに終わる終わる詐欺がひどいので、
    一旦ここまで
    新しいアニメ化がきたら、続きを読もう。そうしよう。

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    2017年03月05日
  • 掟上今日子の婚姻届(単行本版)

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    ネタバレ

    2017/2/18
    このシリーズで一番好きかも。
    1作目かな。わからんけども。
    でれでれの今日子さんとそれに焦る厄介がかわいすぎてニヤニヤした。
    これをドラマ化しないでどうする!と強く思う。

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    2017年02月18日
  • 掟上今日子の家計簿(単行本版)

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    掟上今日子シリーズ4冊目!
    最初は出版順に読んでいたが、順番は特に関係なさそうな事に気付いて、途中をとばして“家計簿”読んでみた。

    「叙述トリック」面白い!
    掟上今日子を読んできて、今まで「面白いような微妙なような……」と思っていたけど、これは面白かった。

    色々な小説を読んでいて、時々やられてしまう叙述トリック!の種類が明確に分類・説明されていてすごく良かった!

    その①「場所の誤読」
    その②「時間の誤読」
    その③「生死の誤読」
    その④「男女の誤読」
    その⑤「人物の誤読」
    その⑥「年齢の誤読」
    その⑦「人間の誤読」
    その⑧「人格の誤読」
    その⑨「語り部の誤読」
    その10「作中作の誤読」

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    2017年02月19日
  • 掟上今日子の旅行記(単行本版)

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    厄介君が久々に出てきました。ドラマがきっかけで見始めたのでやっぱり今日子さんの助手は彼がいい。犯人?の人が結局何をしたかったのかちょっとわからなかったですが(私の読解力がないだけかもしれませんが)厄介君が今日子さんの為に頑張っていて、それがカラ回っていて面白かったです。

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    2017年02月17日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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    こんな犯人、いるわけないと思える人がうらやましい。現実的かどうかというよりは、肥大した自意識がどれだけ本人と周りを傷つけるのか。
    山月記を読んだときにどう感じるかと似たような話かもしれない。
    小学生くらいのとき、誕生日を知られるのが本当に嫌だった。それが原因で友達と喧嘩をする位には。同時に自分の方がおかしいことも解っていたから、誕生日を知られるのが嫌で怒っているなんて誰にも言わなかったけれど。面倒な人間で周りには迷惑をかけただろう。

    今日子さんのキャラクタは長く見ていると疲れるので、個人的には短編集の方が好き。

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    2017年02月14日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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    長編だからか、テーマが合ってたからか、じっくり楽しめた。
    人違いの件は割と手前で気が付いたが、
    少女の動機が興味深い。イマドキ、そして若さならではの感じが、意外とすんなり受け入れられる。

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    2017年02月06日
  • 終物語 (上)

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    「そだちリドル」での老倉育の母親についての真相が、ひさしぶりに西尾維新らしく救えない結論だった。けれど予想ができなくて面白かった。幸せになろうとしない人が幸せになれるはずがない、本当にそうだと思う。

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    2017年01月22日
  • 暦物語

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    日常の謎を一話一話解いていく形式が続き、少し飽きてきたところで次の話に続いていく大きな問題を起こすという奇の衒い方がさすがだと思った。面白かった。

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    2017年01月22日
  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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    面白い。最初の頃は、今日子さんのキャラ設定が曖昧でしたが、このあたりになってくると、キャラもハッキリしてきますね。「ここに来る前から、この謎は解けていました」とかね(笑)

    でも、なかなか、今日子さんが忘却探偵になってしまった真相に迫りませんねぇ。それを明らかにしてしまったら、この物語は続かなくなってしまうかもしれませんが・・・

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    2017年01月16日
  • 掟上今日子の挑戦状(単行本版)

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    アリバイ証言、密室講義、暗号表

    なんだか新しい。短編のようなつくりだからだろうか。彼女がいるからこそ成立する、トリックを主軸とした作品群。

    さっくり、面白かった。

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    2017年01月15日
  • 恋物語

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    まさかの貝木!これで一冊大丈夫かなと思いきや、なかなかどうしていい感じ!
    宙ぶらりんだった千石にの問題に一応決着がついたことと、貝木のひねくれた格好良さは好感がもてます。微妙にスネイプ感もあるような。
    まだまだ、明らかにされていない部分も多いですが、個人的には早いとこ扇をぶっ飛ばしてほしい・・・!

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    2017年01月09日