似鳥航一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ2作目
今回のお菓子は、おこし、饅頭、桜餅の3つ
雷おこしって食べたことあったかな?
それっぽいものは食べたことあるけど、果たして雷おこしかどうかは不明
出来たては美味しいんだろうなぁ
謎に関しては結構わかりやすいヒントというか、わざとらしい表現なので気づく
そんなこととは関係なく、お年頃の子供って難儀だけど可愛らしさもあったりと、不思議よねぇ
饅頭はミステリ色が強い
人は死んでないけど服薬トリックもの
過程はどうあれ、最後の結末がもろに人情的な解決で、個人的には好感を持てる
「まんじゅう怖い」は有名すぎるネタなので、実際にやる落語家さんいるのか?
まんじゅう美味いの元ネタは一休 -
Posted by ブクログ
和菓子に関する日常の謎のお話
浅草の和菓子屋の四代目の栗田と和菓子に詳しいお嬢さんの葵
僕の和菓子に関しての知識は「和菓子のアン」とドリアン助川の「あん」を読んだくらい
それでもまぁ結構出てくるネタが被ってるなぁ
あんこの作り方とか、ぼた餅とお萩の別名とか、和菓子の定義とかね
先代の豆大福の味が忘れられないというブラジルから来た人
ただ、先代の味とは違うと言う…… ありがちな展開
その理由は知らない人にとってはちょっと意外かもね
「あん」でもちょっと説明されてた
そしてさらなる真相もあってよい
美味しんぼでも「甘さ」についての回があったので、個人的には違和感を感じまくりだったなぁ
和菓 -
Posted by ブクログ
こーゆーのを「ラノベ」と言うのだろうか(- -
若者向けの本であろうことは分かる。
一応現実世界を舞台にはしているが、
内容的にはかなり荒唐無稽。
オカルト...と言うか伝奇的要素が濃い。
登場人物が、みな「マンガっぽい」印象。
ストーリーとは直接関係ない(と思われる)
萌え要素がそこここにちりばめられており、
かなり「おどろおどろしい」場面もある割には、
ライトに読める感じ。
ただ、その分、読後にあまり印象に残ってないかな。
読みながら、怖いシーンでもっと怖がらせてくれ、
おどろおどろしい場面ではもっと怖気をがつくと、
もっと魅力的になるのでは、と勝手に思った(^ ^;
ま、中高生を -
Posted by ブクログ
前作に続き、印象はやはり「美味しんぼだなぁ」(^ ^;
それが「悪い」と言ってるわけではない(^ ^;
あれだけ売れた作品なのだから、イコール王道で、
それと印象を同じくするのは、悪いことではない。
ただ、あまりに善人しか出て来ないのは、
現実感が薄い気はする。
別にドキュメンタリーじゃないので、
現実感がなかろうが構わないとも言える(^ ^
実際「読み物」としては、楽しく読めた(^ ^
美味しんぼも嫌いじゃないし、わし(^ ^
とても楽しく読みましたが、あえて難癖をつけてみると、
「もう読者にもバレバレのネタを引っ張りすぎ」
なきらいがある、ということでしょうか(^ ^;
気を持たせ -
Posted by ブクログ
一言で言えば、「美味しんぼ」である(- -
舞台は和菓子屋で、山岡父はいないが、
和菓子を通して凝り固まった人の心をほぐし、
和解へと導くという構図は、まんま美味しんぼ(^ ^;
主人公の和菓子屋の四代目が「栗田」というのも、
もしやわざとか?(^ ^;
ちょいとミステリ要素があったり、
主役を助ける美女の正体が謎だったりもするが、
結局全てを「和菓子で解決(変な日本語だが)」するので、
お仕事小説に分類してみた。
登場人物みんなが「頑固」で「お人好し」で
「すぐに改心してしまう」様は、まんま美味しんぼ(^ ^;
ひねくれ者には向かない作品かも知れません(^ ^;