あらすじ
心理学を学ぶため、大学に進学した春川梓。勉学の一助になると母の勧めで会った青年は、看板とはかけ離れたもぐりのカウンセラーだった。 その美貌と軽薄な言動に詐欺師に近い匂いを感じ、最初は嫌悪する梓。だが、この青年はただものではなかった。心理学に精通し、それに基づいた彼の分析は非常に鋭い。さらに、ふてぶてしいぐらいに常道を覆す治療を見て、梓は心奪われることに。かくして、微妙に助手の位置に収まった梓は人の心の迷宮を目の当たりにしていくのだが──。
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Posted by ブクログ
こーゆーのを「ラノベ」と言うのだろうか(- -
若者向けの本であろうことは分かる。
一応現実世界を舞台にはしているが、
内容的にはかなり荒唐無稽。
オカルト...と言うか伝奇的要素が濃い。
登場人物が、みな「マンガっぽい」印象。
ストーリーとは直接関係ない(と思われる)
萌え要素がそこここにちりばめられており、
かなり「おどろおどろしい」場面もある割には、
ライトに読める感じ。
ただ、その分、読後にあまり印象に残ってないかな。
読みながら、怖いシーンでもっと怖がらせてくれ、
おどろおどろしい場面ではもっと怖気をがつくと、
もっと魅力的になるのでは、と勝手に思った(^ ^;
ま、中高生をあまり怖がらせてはいかんのかも...(^ ^;
Posted by ブクログ
カウンセラーを目指す大学生の女主人公が、母に勧めてもらったカウンセラーの助手となり、彼と行動を共にしながら心理学や分析方法を勉強していく!途中で入る殺人鬼との会話の伏線が最後に回収されスッキリ!
しかし、異能の話もたくさんあり少し現実味を感じず、個人的には普通かなと感じた
Posted by ブクログ
詐欺師のような心理コンサルタント。面白そうなんだけど、極端すぎてはまらなかった。心理操作による思い込みなのか、超能力なのか、人外の影響なのか、狂気なのか、盛りだくさんで追いつかない。
Posted by ブクログ
試し買い。
うーん、面白い。
面白いんだけども、キャラの掘り下げが微妙?特にヒロインと才希さんの関係の変化がいまいち。
でも続きは読んでみたい…。
Posted by ブクログ
母親に貰った名刺相手に会いに行けば、そこには何もなく
出会えたのは妙な男。
詐欺師、とは言いますが、基本どちらとでもとれる言葉で
相手の心配を取り除いてくれる職業です。
それにお金を払ってると思えば…普通じゃないでしょうか?
まぁそこに付け込んで引きだしていれば
立派に詐欺師になれますが。
短編の間に入っている話。
一体誰が何してるのかと思ったら…ものすごい意外な人の名前が。
うっかりと忘れそうになる位、最初の名前でした。
そうして最後に分かっていく、人の繋がりと目的。
少しずつ不思議世界へようこそ、な流れではありましたが
何だか詰め込み過ぎてる感があるような。
結局、元凶(?)はあの軽薄男なのではないでしょうか?w
主人公の背景が分かって、なるほど、と思う所も多々ありましたし。
人の話を聞いてもそのまま進む所とか
何でもそのまま信じてしまう所とか。
母親が一番上、な状態ならば、皆さま身内状態の所で暮らしていれば
こうなるのは確か、です。
Posted by ブクログ
私が選んだのはCのガラスの小瓶。
解説というか説明があったのにも
関わらず、答えが欲しくなった。
先の展開が見えても面白く読めた
と思う。次作も予定があるようなので
手に取りたいと思う。
Posted by ブクログ
もぐりのカウンセラーのもとで助手を勤めることになった大学生の梓。その設定と名前から漫画「サイコドクター」とダブってしまいました。けれど本作は“特殊能力もの”で、内容はだいぶ違っていました。個人的にはわりと本格的で現実的な内容を期待していたので、アテは外れてしまいましたが…
感想としては可もなく不可もなく、というところ。斬新なところや驚きの展開などはありませんでしたが、梓の父親の存在やカウンセラー工藤才希の謎めいた過去などは興味を持って読み進められました。
ただ、もうちょっと文章や表現が洗練されていてほしいかなー、とは思います。特に格闘シーンの描写はちょっと稚拙な印象すら受けてしまいました。
続編検討中とのことですが、多くの伏線を回収しきって、気になる謎も大方片付いてしまった状況で、どのような展開を見せて行くのかが気になるところです。