あらすじ
昭和の空気が漂う町、三ノ輪。そこに大家族が営む食堂がある。──美形揃いの五兄弟が評判の「みけねこ食堂」。次男の柊一が店を継ぐことでゴタゴタを乗り越え、家族はようやくひとつになろうとしていた。それで一件落着といかないのが、この食堂。兄弟が起こす騒動に、気の休まる時がない。だが柊一はそれらに真摯に向き合い、料理で応えていく。その素朴な味わいは、頑なな心も解けるもので──。そんな、懐かしい食堂あります。
おいしくて、ほろりとさせられる登場料理
厚切りの豚肉のしょうが焼き
とってもやわらかくてジューシィ、その秘訣があるんです。
家庭系ラーメン
透き通る褐色のスープ、みんな大好き醤油ラーメン!
おばあちゃんのちらし寿司
心はなやぐ、彩りの美しさ。気になるお味は?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルは五目寿司ですが、生姜焼きの方が美味しそうな文章だったのは、私の好みによるものなのかしら。
柊一と詩香さんの仲も気になりますが、零の居場所も気になりますが。
Posted by ブクログ
前作の世界観を、そのまま引き継いだ続編(^ ^
「目新しさ」は無いが、安心して読める安定感(^ ^
色々と「事件」も起き、解決していく様は、
以前同じ作者の「栗丸堂」シリーズでも書いたと思うが
「スケールの小さい美味しんぼ」的(^ ^;
登場する人物は、ひねくれたりしてはいても、
基本的に皆「まっすぐな善人」という感じ。
現実感はあまりないが、サザエさん的「定番感」。
ちょっとした「謎解き成分」も織り込まれていて、
ほっこりした世界観にアレルギーが無ければ
誰もが楽しめる一冊(^ ^
Posted by ブクログ
前巻のような大変な問題は起きないものの、細々と問題が起こって、人情で解決。あっさりしてるけどこれはこれでいいなと思う。雪絵さんの曲がった性格もなんとなく共感出来てしまった。あと、今回で珊瑚が大好きになりました。