【感想・ネタバレ】あの日の君に恋をした、そしてのレビュー

あらすじ

2032年7月1日。十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨ナツキ。しかし、彼はある事故をきっかけに“心”だけが三十年前に飛ばされ、今は亡き父親・愁の少年時代の心と入れ替わってしまう。
途方に暮れるナツキに、そっと近づく謎のクラスメイト・緑原瑠依。彼女にはある秘密があってーー。
「実は……ナツキくんに言わなきゃいけないことがあるの」
長い長い時を超えて紡がれる小さな恋の回想録。ーー物語は同時刊行の『そして、その日まで君を愛する』に続く。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

親と心が入れ替わった未来人の息子。
戸惑いながらも時代に適応して生活するなかで、とんでもない事件に巻き込まれる。
親が記録していた悲劇を何とか避けるのだが、それだけでは終わらない。
果たして息子、ナツキの物語はどうなる?
読む順番で読後感がかわるのか!
あなたは、どちらを先に読みますか?

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2019年03月29日

Posted by ブクログ

1990年生まれの父と2020年生まれの息子が、実際に(謎の力で)時代を超えて人生のひと時を交換する物語。

その中で殺人事件があって解決に動いたり、本来は交流の薄かった人と親密になったり、圧倒的歴史改変が行われていた。‬ ‪ドラマはあるし、全体的にはいいお話なんだけど、不思議な入れ替え現象を含め、全体的にエモーションで押し切っている感はあり、また「そこで謎の縁?」的なのもあり、ちょっと楽しみきれなかった感はある。

2冊組で、こちらは息子視点なので、もう1冊を読んで印象が変わるかを楽しみたい。‬

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2020年10月23日

Posted by ブクログ

タイトルは甘々青春ラブストーリーのようではあるが、タイムリープと父子入れ替わりと殺人事件がメイン。あれこれ片付いてから一気にラブ要素が盛り上がる。対のもう一冊のほうも楽しみ。

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2019年08月01日

ネタバレ 購入済み

なんだかなあー

「あの恋/その愛」シリーズ(2巻)として感想を書きます。
読んでみて、この本は、「君の名は」を参考にしているとしか思えません。
「あの恋」は息子のナツキ、「その愛」は父親の愁が主人公として書かれています。「あの恋」を読んだら「その愛」も読みたくなるのは当然なので、ちょっとずるいような気がします。
「あの恋」だけなら、けっこう面白く読み進められました。ナツキと愁が入れ替わり、過去を変えるストーリーは面白かった。「その愛」は、どんでん返しを期待して読んだが、それほどのサプライズは無くがっかりしました。
評価の星二つは、作者の致命的なミスを見つけてしまったからです。
「あの恋」の初めに出てくるナツキの従妹「雪見麻百合」ですが、1回目の入れ替わりの前から出てくるのは、絶対におかしいです。その時点では存在するはずがないからです。なぜかって・・・ ヒントは、麻百合のおかあさんは誰?
もっと推敲してストーリーを書いてくれたら面白い本になったのではないでしょうか?

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2019年04月25日

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