安原和見のレビュー一覧
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購入済み
軽妙洒脱な四半世紀の物語
ジョンクリーズは1939年生まれの英国産コメディアン。私が存在を知ったのはモンティパイソンを通じて。軽妙洒脱なこの自伝は良質なコントを読む感じ!
彼にとってパイソンズがすべてではなかったろうに、とはいえ一大ムーブメントを巻き起こしたわけで、彼の人生に大きく影響を与えたのはまちがいないでしょうから、そこから興味をなくしたくだりとかも知りたかったですねーー -
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銀河ヒッチハイクガイドの作者が書いたミステリ。なんと1987年の作品。30年も経っているけれど、古びていない。主人公がコンピュータのプログラマなのに、やっていることは、それほど古ぼけてはいない。強いて言えば「ロータス」という社名が出てきたときに、そんな会社があったなぁと不思議な気分になったくらい。
ハチャメチャ小説だろう、行き当たりばったりな冒険譚だろうと思っていたら、そんなことはない。ちゃんと然るべきところに収まっている。訳者が親切にも前書きと後書きで、日本人にはわかりにくいコールリッジという英国の詩人の詩を解説してくれているのが、ありがたい。これがなければ、収まっていることにも気づかなかったかもしれない。(まだ、わかっていないところもありそうだけれど。)
私は銀河ヒッチハイクガイドよりも好き。 -
Posted by ブクログ
『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズの5冊目にして最終刊。
映画版のDVDを観て、惚れ込んじゃってノベライズを読み進めていた訳ですが、4冊目の『いままで魚をありがとう』を読み終わった時点でまだ発売しておらず、ちょっと間をおいてしまったわけです。
それでも、読み始めると、独特の語り口に、口の端を上げながらざくざく読みまくってしまいました。
うう、しかし、すごいラスト。。。。。(呆然)。
1作目で地球を破壊したヴォゴン人が、最後まで絡んでくるとは……。。。
しばらく呆然としてしまいましたが…。。
それでも、「終わったんだなぁ…」と妙に納得してしまいました。◎
5冊読んで、私はやっぱり『銀河ヒッチハイク・ガイド』大好きだわ。
去年の5月に映画を無理矢理(笑)観せてくれたMW女史に改めて感謝。
でも、ガイドファンには非難囂々かもしれないね(汗)
(って、解説も訳者の後書きにも、やっぱりそう書いてました! そういう気持ちも判る!) -
Posted by ブクログ
『宇宙クリケット大戦争』についてです。ダグラス・アダムス著『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズの第三作目です。
アダムスはもともとこの巻で完結のつもりだったようですが、その後、もろもろの事情により第4作・第5作が作成されたわけですね。
それはさておき、この本のお話。
ふざけた邦題がついていますが、原題は"Life,The Universe and Everything"で、直訳すれば『生命、宇宙そして全て』かと思ったのですが、後に触れるGOOGLEの計算機能からすると『人生、宇宙、すべての答え』、河出文庫版によれば『生命、宇宙そのほかもろもろ』という意味で、要するに『銀河ヒッチハイク・ガイド』から出ている壮大な問題(answer to life the universe and everything)ですね。
タイトル的な響きからいうと、邦題はイマイチな感じがするのですが、この本の内容を最も端的に表しているのはどっちかといえば原題ではなく邦題です。これまでの流れとはあんまり関係なくクリケットにまつわる話が延々と展開されるのですなw
正直にいえば1巻、2巻ほど強力な笑いはなかったのですが、これはこれで面白かったです。不老不死に飽きた男のエピソードや、ある理由でアーサー・デントを憎悪する延々と輪廻転生する生物のエピソード、マーヴィンのなんともいえない大活躍、真実しか話せなくなった男のエピソードなど、いずれもかなり面白かったです。
ただ、これで三部作の最終と言われてもなんとなく納得がいかないものを感じさせるところがありました。直接的に1巻、2巻とかかわっているのは、エピローグだけでしたしね^^;
いずれにしても、全体的にみればなかなか面白い作品でした^^
ちなみに、GOOGLEに計算機能があることはよく知られていると思いますが、answer to life the universe and everythingもきちんと計算してくれます。answer to life the universe and everythingをコピペしてGOOGLEで検索してみる、あるいは「人生、宇宙、すべての答え」を検索してみると・・・^^ -
Posted by ブクログ
銀河ヒッチハイク・ガイドシリーズ最終巻。前作で突如復活した破壊されたはずの地球、異変に包まれる銀河ヒッチハイク・ガイド社、そしてアーサーとトリリアンの娘…随所に散りばめられた要素が最終章に向けて加速していく。多重次元宇宙と時間的逆行工作という骨組みにして宇宙とは即ち「ありとあらゆる全般的ぐちゃぐちゃ」であるという究極の問いを逆説的に導く、シリーズ集大成ともいうべき作品。結末には賛否両論があるだろう。もしD・アダムスが生きていたら今後も新たな作品が読めたのかもしれないが、自分はこの終わり方こそシリーズにふさわしいと思う。最後の最後まで読者をひきつけ続ける名作。