【感想・ネタバレ】フレドリック・ブラウンSF短編全集1 未来世界から来た男のレビュー

あらすじ

奇抜な着想、軽快なプロット、巧妙な話術で、短編を書かせては随一の名手、フレドリック・ブラウン。SFや推理小説はもとより、怪奇小説や寓話などその多岐にわたる活躍の中から、111編のSF短編すべてを新訳で収めた決定版全集を待望の文庫化。第一巻では、1963年9月に創元SF文庫の記念すべき第一弾を飾った『未来世界から来た男』を、原書に準じた本来の収録作・収録順とし、解題と新版解説を付してお送りする。タイムマシンで20世紀半ばのアメリカを訪れた未来の歴史研究者を待つ数奇な運命を描いた表題作をはじめ、47編を収録。/【目次】序文=バリー・N・マルツバーグ/意地悪/雪男/こだま/灰色の悪夢/緑の悪夢/白の悪夢/青の悪夢/黄色の悪夢/赤の悪夢/不運続き/ばあばの誕生日/猫泥棒/家/起死回生/失われた大発見その1──透明人間/失われた大発見その2──不死身/失われた大発見その3──不死/脅迫状/退場/趣味と実益/報復の艦隊/ロープ魔術/致命的な失敗/ユースタス・ウィーヴァーのつかのまの幸福(1)/ユースタス・ウィーヴァーのつかのまの幸福(2)/ユースタス・ウィーヴァーのつかのまの幸福(3)/遠征隊/輝くひげ/ジェイシー/ファースト・コンタクト/馬かしあい/山上に死す/ハンス・カルヴェルの指輪/クマんにひとつの/いまだ終末にあらず/魚の流儀/三羽のふくろうの子/最後の恐竜/やさしい殺人講座全十回/未来世界から来た男/存在の檻/愛しのラム/おれとフラップジャックと火星人/悪ふざけ/漫画家/ギーゼンスタック一家/ジ・エンド/収録作品解題=牧眞司/ノート(旧版解説)=厚木淳/新版解説=勝山海百合

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Posted by ブクログ

なぜ、今、ブラウンの短編集なんだろうと思って読んだ。ショートショートから、少し長いものまで合わせて40遍以上が掲載されている。内容も、SFからホラーまで多岐にわたっている。全体にアイディアは古臭くないのだけれど、ちょっとエロチックな作品が含まれる点は、今の作家なら避けるだろう内容。全短編作品ということで、あと4冊出るらしい。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SFショートショートの短編集。風刺として差別用語もそのまま載っているので、気になる人は注意かも? 全体的にオチが見える話が多く、予想に近い展開がされるのだが、それぞれの話が綺麗にまとまっているので、ちょこちょこ読むのに丁度良かった。下記は好きな話の感想なので、ネタバレ注意です。

『未来世界から来た男』……。タイトルそのまんま。割と好き。争いがなくなったせいで、誰もが自分の物差しで他人を測ることを、未来の人は忘れてしまったのだろうか。

『存在の檻』……めちゃ好き。死体に入っちゃって囚われる、精神だけの知性体が愛嬌があって可愛い。入っちゃった身体を分析するところも、動かしちゃうところも、体の記憶に染まっちゃうところも。ラヴクラフトもそうだが、こういう異次元の存在は人間とは全く違う理屈で動いてるのが最高に好みなんだよなあ。良くも悪くも純粋な存在だからかもしれない。ラストまで良かった。個人的には、ほのぼの系に分類したい。

『おれとフラップジャックと火星人』も可愛い。読んでみたら全員可愛かった。共作らしい。B級SFコメディ映画っぽい雰囲気が大好き。

『漫画家』これも好き。おれとフラップジャックと火星人と同じ空気。短編集の全体からすると、この2作は窓を開けて外の空気を取り込むような感じがしてよい。

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2026年07月09日

Posted by ブクログ

ショートショートと短編をまとめたSF短編全集一巻。短い話が多いので、隙間時間にもオススメ。
絶滅するT -REX視点で進む「最後の恐竜」やコメディ色の強い「漫画家」、オチが美しい「報復の艦隊」など47編収録。

ブラウンはミステリから入ったんだけど、SFもいいんだよなぁ。短編がとても好み。ブラックユーモア強めでニヤニヤ読んでたらラストに背後から殴られるような読後感、嫌いじゃない。
ホラー味あるのも良き。「ギーゼンスタック一家」とかめちゃくちゃ怖い。

そういえば、「愛しのラム」だけ既読だった

調べたら「死の10パーセント」に収録済みだった。全集だから致し方ないかな。

来年2月まで連続刊行していただけるようなので、ワクワクしながら正座待機します。

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2026年05月12日

Posted by ブクログ

 SFショートショートの元祖と言われているフレドリック・ブラウンの、SF短編を集成した全5巻の文庫全集の第1巻。
 宇宙人の侵略から呪いの人形(?)まで、SFにさえ囚われない多彩な作品が1冊で楽しめるのはお得感しかないと思う。
 先に星新一のショートショート集を読んでいたからか、似たエッセンスを感じた。さすが元祖というか、色褪せぬ面白さ。
 意外な結末(中には意外性に富みすぎて難解なものもあるが)への語り口も巧妙で、訳文も平易だから大変読み易かった。

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

面白いものもあれば、別にっていう程度のものや、先が読めてしまうものもある。
空いた時間にちょこちょこ読んでるくらいがいいかも。

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2026年07月09日

Posted by ブクログ

星新一に多大なる影響を与えた、アメリカのSF作家のショートショート第1集。時代のためか国柄のためか、どうもうまくオチていないと感じる作品も散見され、どちらかといえばSF要素のあるブラックジョーク作品としての色が強い。星新一っぽさを期待して読むとがっかりするかもしれない。
「報復の艦隊」「灰色の悪夢」「起死回生」「いまだ終末にあらず」「最後の恐竜」あたりが個人的なお気に入り。

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

こういう古いSFを読むと高校生時代に読んだ記憶が思い出します。あの頃が一番SFを読んだね。もちろん、ブラウンの他の本も読み漁った。
26/07/01 32冊目

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2026年07月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・感想
初フレドリックブラウン。
オチの意味が理解できなかったものがいくつかあったけど、皮肉屋で風刺の効いた作品が多い作家なんだな。
数編読んで傾向は把握できたので、オチを想像しながら読んだ。

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2026年07月02日

Posted by ブクログ

ショートショートなので落ちを予測しながら読む
結構性的なネタもあり 昨今の行儀良く清廉を求める世界は
創作の幅を狭めているのではないかと

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

星新一に影響を与えたブラウンの短編集。
表題の作品は黒人差別に対する社会問題を扱っていて中々良いが個人的には「存在の檻」がSF感あって好き。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

フレドリック・ブラウン(1906–1972)は、星新一(1926–1997)が師と仰ぐアメリカのSF・ミステリ作家。
ずっと気にはなっていたのだが、今年になって新訳文庫化されたのを機に読んでみることにした。

この新訳の文庫は、3か月毎に全5巻まで出版する予定みたい。
5月9日に第2巻が発売されている。

星新一と同様にオチを楽しむ作品集(のはず)なのだが、日米の文化の違いなのかピンと来ないものが多かった。

わざわざ改版しているのに、文字サイズが小さいままで私にとっては読みにくかった。
文字サイズだけの問題で、読む気がそがれてしまう。
フレドリック・ブラウンの作風が分かったので良しとする。

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

あっと結末に気づいてからも先が気になり、そのとおりに終わったとしても、やっぱりと思わずに楽しめるようなショートショートのお手本のような一冊だった。
書名にSFとあるからか、「報復の艦隊」が一番素直に気に入った。

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2026年04月08日

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