【感想・ネタバレ】ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所のレビュー

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Posted by ブクログ

ダグラス・アダムズの『ダーク・ジェントリー 全体論的探偵事務所』を読み終わってしまった。ダグラス・アダムズの作品が読めるとは!!! 面白かった。かなり笑った。すばらしかった。2017年から読み始めたので、2017年最後の読書だったけど、ベストだったな。さいこう。

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2018年10月21日

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まったく、面白くて不思議。
意味不明な話がスルスルと繋がってく面白さ。
それも意味不明の度合いがメチャメチャなのがすごく良い。
Netflixでドラマも観れますが、小説とはダークの雰囲気が違いますが、すごく面白いです。全体論的ドラマ版ダーク・ジェントリーもおススメです。

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2018年06月15日

Posted by ブクログ

銀河ヒッチハイクガイドの作者が書いたミステリ。なんと1987年の作品。30年も経っているけれど、古びていない。主人公がコンピュータのプログラマなのに、やっていることは、それほど古ぼけてはいない。強いて言えば「ロータス」という社名が出てきたときに、そんな会社があったなぁと不思議な気分になったくらい。
ハチャメチャ小説だろう、行き当たりばったりな冒険譚だろうと思っていたら、そんなことはない。ちゃんと然るべきところに収まっている。訳者が親切にも前書きと後書きで、日本人にはわかりにくいコールリッジという英国の詩人の詩を解説してくれているのが、ありがたい。これがなければ、収まっていることにも気づかなかったかもしれない。(まだ、わかっていないところもありそうだけれど。)
私は銀河ヒッチハイクガイドよりも好き。

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2018年02月18日

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ロジャー・ゼラズニイにダグラス・アダムズに…初訳モノが新刊で手に入るなんてビックリだなー。
あれれ?ってところが、モンティ・パイソンでドクター・フーかぁ~でなんか納得。^^;
コールリッジを別の作家がきっかけで、読んだことがあったのでラッキーだった。古典や名作と称されるものは好みじゃなくても、読んどいて損じゃないなー。

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2017年12月17日

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変な人たちが繰り広げる変な出来事をおかしげな文体で描いてて、読んでて飽きない。変なまま終わっても良かったけど、それなりに理由づけして着地するのでスッキリ感もある。総じて最高。

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2021年04月14日

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ダーク・ジェントリーという探偵が、ある事件の謎を解明していく話。大抵の探偵物で同様の説明ができちゃうけれど、これは作者がダグラス・アダムスですから。

最初の50パーセントは意味がわからない。何これ…と読んでて呆然となる。意味わからなすぎて読むのも亀のようなペースになってしまった。だけど、50パーセントを過ぎたあたり、ダーク・ジェントリーが出てきて推理し始めると、読むペースはジェットコースター。前半の訳わからないエピソードたちがあれよあれよと言う間に意味を持ち始める。あれだけの意味わかんないエピソードの伏線を見事に回収していくなんて、ほんとダグラス・アダムスは天才だと思う。正直もう1回以上読み直して、「あ、あれはそういうことね」と確認したい衝動に駆られる…

だから、これから読む人(と再読する自分)に言いたい。本の半分まではとにかく読め。半分過ぎたら、読み終わるまで本が手放せなくなるから。

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2018年10月23日

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D・アダムスの名も「銀河ヒッチハイク・ガイド」も寡聞にして知らず、タイトルから探偵小説だと思って手に取り、裏表紙の抱腹絶倒の奇想ミステリーという言葉に危ういものを感じながらも読み始めたら、これがモンティ・パイソン(本当に脚本を担当していた!)を彷彿とさせる英国風味満載の快作で、1987年発表という時期も現代ものに倦んでいた頭に心地よく、結果としてとても楽しく読めた。数々の伏線の回収もシュルシュルとあっという間にピタリと着地し、SFなんだろうけど、これなら代表作も読んでみたいと思えた。映像も楽しそう。

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2018年08月04日

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ネタバレ

ドタバタ喜劇、にして推理小説だとは思うんだけど
世界を斜に構えたような皮肉っぽい視点(ネガティブ側)
奇想天外な設定やキャラクター(ポジティブ側)
の絶妙なバランスで意味不明なままで読み進めていくと
一つの物語としていつの間にか着地している。
途中は、あたまに?マークが浮かんでも
バカらしいと思っても、読み進めるだけ。
そうすると、真のバカらしくもすっきりとする
結末が待っています。

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2018年04月04日

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ネタバレ

いや、人をくった面白い設定に文体で。銀河ヒッチハイク読んだことないですが、読んでみよ。
まずしばらく経っても探偵出てこないし、出て来たと思ったら忘れられてるし。一番好きなのは、浴室から出て来た教授を羽交い締めする辺り。
解説も面白くて、・・・英語でもそんな語呂合わせネームあるんだなぁ、と。
まさかドラマとかあるなんて、観てみたいです。

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2018年03月08日

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「銀河ヒッチハイクガイド」よりも、好みだった。
恥ずかしながら「ドクター・フー」の、作者であることを知らずゆ読んでいて、あれ?これ?
と思う場面があったがあとがきで納得

訳者の方が苦心しているのが、前書きの解説
説明がないとわからないニュアンスもカバーされていて楽しい。

ただ、「ものすごくわかりづらくバラバラに配置されたピースが最後には全て繋がっていく」と言うことを事前に理解していないと序盤でリタイアする人もいるかもしれない。

一番好きだったのは、馬が主人とはぐれて自由に時間を潰して過ごすアイデアを思いついて、そのアイデアを破棄することが選択肢としてあることに歓喜する場面。そして直後に樹上から主人が飛び降りて馬にまたがる場面。
自由って一瞬だよね。

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2018年03月02日

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2024.04.08
私にはこういうSFは読みとれないということがわかった。星の数は作品の良し悪しではなく、私自身の読む力の問題です。

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2024年04月08日

Posted by ブクログ

ミステリ?SF?ファンタジー?
『銀河ヒッチハイク・ガイド』のシリーズと印象は同じ作風。
本当に意味不明な作品。
それでも何か面白くて読めてしまう。
終盤の物語が繋がっていく感覚が魅力。

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2021年12月11日

Posted by ブクログ

途中までさっぱりわからず、ガチャガチャとした感じ。
「抱腹絶倒の奇想ミステリー」と紹介されているが、細切れで読んだせいか「抱腹絶倒」するだけの余裕がなかった。
最終的には、全体論的に全てがつながって、謎が解明される。
近いうちに読み直そう。ユーモアをもっと味わうことが出来るかもしれない。

映像を観てみたい。もっとわかりやすく、楽しむことが出来そうな気がする。現在の技術を裏で使用して、この本に描かれるIT環境を再現してくれないかなぁ。

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2018年03月18日

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