神崎朗子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ベストセラーだし、おそらく良い本なのだと思う。運動についてはその良さがだいぶわかってきているし、時流に乗った本でもあると思う。
しかし、内容が冗長すぎる…。「○○州の✕✕さんは体型に自信がなく、これまで運動してこなかった」というエピソードがたくさん挿入される。それも5人や10人ではなく、数十人のエピソードが登場する。 それらは似通っていて個性に乏しいので、正直記憶に残らないというか、なぜわざわざ入れるのか理解が難しい。
こういうテイストの本であると言われればそれまでなんだけど、まぁ自分の好みに合わなかったと言う事なんだと思う。筆者の本を読むのはこれで2冊目だが、 前作も同様のスタイルだった -
Posted by ブクログ
「フランス人は10着しか服を持たない」は以前すごく売れて話題になっていたが読んだことがなく、興味があったのでその総集編(?)のこの本を読んでみた。
どんな時でも凛とした気品のある振る舞いをし、美しい人生を過ごそうという内容。
ことさらに女性らしさが必要と強調している。ワンピースやパンプスが気品あるとしているが、それは個人の好みの問題だと思う。振る舞いに関しては、誰に対しても感じよく接するのはいいと思うが、都合よく解釈されたり誤解されたりもするので、必ずしも凛としているとは言えないのではないか?
まだ素直な10~20代にはいいかもしれないが、すっかり拗らせてしまった世代としては、あまり共感で -
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Posted by ブクログ
うちにも毎月コンサル来ています。20万円/回。
来るたびに売上向上にもコストダウンにもならないアドバイスを
言って私たちの報告を「それいいね~」ばかり言って帰ります。
この本はコンサルがコンサルを批判するという珍しい本。
・達成のために「評価基準」を変えてしまう
その場を良く見せたいがために評価基準を変える。
うちの場合、例えば「目標の70%達成で評価〇」。
異動したての頃「この基準おかしいでしょ」と言ったら
「過去からそうだよ」との上司・同僚の返事。
それで満足してるんだから良くなるわけはないわな。
・コンサル会社の「うちは成果を出します」はこう言いかえると正しい
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Posted by ブクログ
原題「THE JOY OF MOVEMENT」の通り、
運動するって楽しいと思ってしまう理由が様々書かれている。
我が家の周りで休日などに走っている人達を横目に見ながら「よくやるなぁ」「物好きだなぁ」(失礼)と思ってしまっていたけど、
走ることが健康に良いだけでなく、麻薬のように続けたくなる脳への働きかけがある事、
一人で運動するよりも他の人と共に活動するとより効果をあげる事、
運動と音楽の相性が良い事などなど、
読んでいくうちに走りたくなってくるストーリーが沢山あった。
また、海外には運動に関する催しやグループ(ウルトラマラソンやグリーンジム他)など、様々あって日本より進んでるなぁと感じた -
Posted by ブクログ
除雪の話
公共交通期間を使う割合は女性の方が多い⇔男性は自家用車
トリップチェインと呼ばれる
(送り迎え、買い物とか)
除雪を歩道や公共交通機関周りからはじめた
⇒怪我が減って医療費削減になった
トイレが平等とはどういうことか?
床面積が一緒だと収容人数が大きく異なる
一人当たりの時間は女性の方が2.3倍
(子連れ、介護者連れ、生理中等)
かつ女性の方が頻繁にいく
10歳を超えると公園の利用率が男女で違う
⇒女子は場所取りで男子に勝てる気がしないから
⇒広い1スペースではなく、小さく区分けをしたり入り口を増やして入りやすくした
有給出産休暇を保証していないのは世界で4カ国だけで、 -
Posted by ブクログ
ベストセラー第二弾。
第一弾が著者のパリ留学時代の「気付き」で、本作はそれから10数年後、家庭を持った著者が具体的な1日の過ごし方についての提案。
前作は、断捨離とかこんまりに通じるところがある「シックな生き方」についてだったが、それが腑に落ちていない人だとただのおしゃれライフスタイル提案書に感じるかも。
生き方・考え方ではなくテクニックの話。とはいえ、折に触れ「こんな状況(子供は熱を出し、なのに家事はてんこもり!みたいなプチパニック時とか)でシックに振るまうということは」と、ちょいちょい「シック」というキーワードを使うことにより逸脱しないようなリマインドが書かれている。
第一弾を読んで思うと