神崎朗子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
10年近く前のベストセラーを今更読んだ形ではありますが、とても良い本でした。今年一番だったかも。成功のために必要な能力が、スポーツであれ、芸術であれ、学力であれ、ビジネスであれ、一貫してやり抜く力で説明が出来たという本。
この本がベストセラーになったことは、子育てでも、ビジネスでも、スポーツの世界でも、共通の課題な上に、「やり抜く力が大事」というなんとなく誰もが知っていることを、アカデミックなアプローチでロジカルにまとめたことだと思います。
この本を読んでいると成功者に共通する能力であるやり抜く力の大切さを再認識させられる。そしてやり抜く力は意欲や興味そして一緒に頑張れる仲間などがドライバ -
Posted by ブクログ
テーマは「運動は人間の幸福にいかに貢献するか」。運動が脳とメンタルに与える影響が書かれている。
この本によってわたしが日頃から感じていた疑問がいくつか解消された。なぜ音楽は団結力を高めるのか?なぜ人々はスポーツに興じるのか?なぜ人間はダンスなど集団での運動を好むのか?ランナーズハイとは?
結局、我々人間は大昔から何も変わっておらず、社会的動物であるということだった。
他、ミラーニューロンとエンドルフィンのところの話は、団結力・仲間意識・チームワークを高めるために役に立つ。自分がリーダーになった時にも使える。音楽・グリーンエクササイズの効果にも触れられている。
事例が多いのは翻訳本だ -
Posted by ブクログ
本書は、心理学者であるアンジェラ・ダックワース氏が、人生のあらゆる分野における成功の決定要因を解き明かした一冊です。著者は、軍の士官学校やトップレベルのビジネスパーソン、さらにはアスリートまで、様々な分野で卓越した成果を上げる人々を長年にわたり研究しました。その結果、彼らに共通していたのは、IQや身体能力といった才能ではなく、「情熱」と「粘り強さ」を併せ持った「やり抜く力」であったことを突き止めました。本書は、この「グリット」が一体何であり、どのようにすれば後天的に伸ばせるのかを、科学的根拠と共に示してくれます。
本書の中で特に印象的だった点を2つご紹介します。
一つ目は、グリットが「情熱」 -
Posted by ブクログ
著者のジルチャンさんは台湾で生まれ育ち、アメリカの大学を卒業してアメリカの企業での就業経験もありその後、色々なところで仕事している。
アメリカと言えば超外交的社会で、ジルチャンさんの出身の台湾や日本を含めた東アジア圏は内向的な人が多いので、超内向型のジルチャンさんが外交的な社会のなかで実際に経験したことがこの本に書かれてある。
外向型人間のほうが評価されがちな職場などの社会で内向型がどのように生きていくか、対処していくか、強みを活かすかについて具体的に書かれてある。
内向型にとっては少し生きづらい社会ではあるけど、この本はその内向型の部分は変える必要がなくてむしろ処世術を身につける方法をジルチ -
-
Posted by ブクログ
やり抜く力=情熱と粘り強さ
情熱を注げるものを見つける。志を持ち専念する。
成功するためには情熱を注ぎ確かな方向性を定めて、努力を継続する粘り強さが大切である。
「ローマは一日にしてならず」まさにこの言葉どおり。
好きなものがわからない。今の仕事が嫌いではないが好きでもない。好きになろうと自分がしているかも改めて考えさせられた。
大きな自分の志。働きがいってなんだろう。
それを達成させる為には何が必要か。今の仕事とどう結びつけれるだろう。
お金持ちになりたいから。もっと偉くなりたいから。そういうマインドは本当に自分のマインド?
この本を読んで自分のことについて考えた。
自分の目標。好きなこと。 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ本書は、内向的な性質を持ちながらも世界で活躍する著者が、自身の経験に基づいて、内向的な人の特徴や苦手とすること、陥りがちな罠、そしてその特性をどう活かすべきかを丁寧に解説した一冊である。
たとえば、内向的な人は脳の特性上、とっさの対応にはあまり向いていない一方で、文章を作成する能力には優れている。そのため、電話よりもメールやチャットなど、テキストを使ったコミュニケーションの方が適している、といった具体的なアドバイスも紹介されている。
「リーダーになるには外交的であるべき」「社会で活躍するためには誰とでも積極的にコミュニケーションすべき」といった固定観念を、多くの人が無意識に抱いているのでは -
-
Posted by ブクログ
データにおけるジェンダーギャップが実生活にどれだけ影響を与えているかという話
男性、白人は普遍的
当たり前の存在とみなされるようになっている
文化、歴史、データから女性はいないものとされている、人口の半分を占めるのにマイノリティ扱い
無償のケア労働に配慮した職場づくり
Googleでも男性より女性の自己推薦は低い、報酬も低い(Googleは認めていない
クオータ制は、不適任の女性の採用ではなく、能力のない男性の除外に貢献している
オルタナティブワーク
ギグエコノミー
女性の割合が多い、賃金格差、不安定労働の拡大
データにおけるジェンダーギャップが甚だしい世界にビッグデータを導入す