【感想・ネタバレ】NEW POWER これからの世界の「新しい力」を手に入れろのレビュー

あらすじ

統制型からシェア型へ。競争からコラボへ。プロからアマへ。世界は変わってしまった。これが新しい世界のルール。FB、Airbnb、ブロックチェーンからISIS、トランプの台頭まで、世界の凄まじい変化はすべてこれが理由だった。自分のパワーを一瞬で何万倍にもできる! 世界的ベストセラー、ついに日本上陸!

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Posted by ブクログ

企業の強みや弱み、パラダイムシフトが起きている。気づいて動けるか動けないか、重要な選択になっている。

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2021年07月17日

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閉鎖的、独占的なオールドパワーから、解放的でより開かれたニューパワーへ移行するための仮説です。クラウド、コミュニティ、プラットフォームを用いた新しいリーダ像に導く。

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2021年05月09日

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テクノロジーを活用して、多くの人を巻き込み、オープンで流動性の高い仕組みを作って影響力を発揮することをニューパワーと定義し、事例から、そのエッセンスがまとめられいる。

マインクラフト型。
オールドパワーとニューパワーのブレンドのあり方。
簡単に参加でき、ステップがあり、つながれて、スーパー参加者とユーザー、運営側のバランスをとること。
ゆるく繋がる。
世界を創ること、なんらかの貢献ができた感覚を持てるもの。

不完全な方が広げてもらいやすい。

ストーリーテリング、パーソナルにナラティブ、インフルエンサーの巻き込み、コミュニティのバランス、参加プレミアムをつくる。これらがニューパワーの資金調達スキル。

入口の仕組みやコンセプトを意図して仕掛けることはできるが、その後のうねりの起こし方には方程式はないように思った。なにを価値観に据えるのか、最上の目的はなにか、を確認しつづけること。

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2021年01月16日

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SNS では参加者に当事者意識を持たせ、基盤を作り伝統的手法も組む会わせて力を発揮させる。
組織の4分類:価値観とパワーの二軸で、分散組織で参加者の自立意識が高いのがクラウド。アラブの春のようなムーブメントを作るが継続性に難がある。組織が旧来の中央集権型なのがチアリーダー、パタゴニアがあげられている。従来型の価値観組織がキャッスル。アップルもここに分類されている。組織が新しいテクノロジーに基づいているが価値観か伝統的なのが懐柔者。フェイスブックやウーバー、ISIS があげられている。価値観にたいするイメージと実際の運営に乖離が出てきている。

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2019年12月19日

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テトリス思考からマインドクラフト思考へ(トップダウンからボトムアップ)というメタファが印象的だった。

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2022年11月30日

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これからはニューパワーの時代で、オールドパワーは古くてだめということではなく、この激変の時代で、ニューパワーもオールドパワーの本質を理解し、効果を最大化にしていくくにはどうすればいいのかヒントを得られた。

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2019年08月04日

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オールドパワーとニューパワーは対立軸ではなく、お互い補完しあうことによって、新たなリーダーシップになると理解した。

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2019年05月15日

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「オールドパワー」vs.「ニューパワー」という切り口でとにかく具体例が多く出てきます。例が多すぎて結論までが冗長すぎ読むのが途中からしんどくなりました。
例中には知らないことが多くあり、新鮮なものもありました。(特にNRAの例など…)

結局、言いたいことは「オールドパワー」vs.「ニューパワー」ではなく、共に短所・長所を理解して使い分けることが重要だということです。

それぞれの短所・長所については(枝葉の部分は多いですが)、よく理解できるので「オールドパワー」、「ニューパワー」を理解したい人にはお勧めできる本だと思います。

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2019年04月06日

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実例を交えての解説が分かりやすい。一方でやや冗長的な表現が理解を阻害してしまっている気もする。言い換えれば、もう少し文量を減らしてくれていた方が、ずっとポイントを理解しやすかったと思う。途中、大分斜め読みした。

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2019年02月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これからのリーダーのあり方についても一投する本。
著者の立ち位置が垣間見えるところが少々鼻につくところもあるけれど,そのあたりを削ぎ落としていきながらニュートラルなあるべき姿として見ると(著者も「敵」から学んでいるところがある),あらゆる立場で利用できる。
総量が結構あるからか,中盤だるいところがあったのはちょっとしんどかった。

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2019年05月02日

Posted by ブクログ

センセーショナルなタイトル・帯文と、ベストセラーということで読んだ本。

IT時代の民主主義において、リーダーシップのあり方を考えさせられる。

本書によれば、リーダーの価値観とモデルを分類すると、4タイプの異なるリーダーシップが存在するという。
●クラウド·リーダーは、ニューパワーのリーダーシップモデルを用いるとともに、ニューパワーの価値観を明確にし、尽力する。クラウド·リーダーは群衆のパワーを利用するだけでなく、群衆にもっとパワーを与えようとする。
●チアリーダーは、協力、透明性、参加など、ニューパワーの価値観を支持するが、オールドパワー式のリーダーシップを取る。パワーを分配する能力も意図も持っていない。
●キャッスルは、オールドパワーの価値観を持ち、オールドパワーのリーダーシップ·モデルを用いる。我々の多くが育った、伝統的な階層制と権威に基づくモデルで、軍隊、ビジネス、教育といった分野に幅広く浸透している。
●懐柔者は、群衆を動員し、ニューパワーのツールや戦術を駆使するが、オールドパワーの価値観に基づき、自らに権力を集中させるのが目的である。

フェイスブックは懐柔者。
ウイキドぺディアはクラウド·リーダー。
よくわかる。

レディ・ガガはクラウド·リーダー。
トランプは懐柔者
なるほど。

プラットフォームの設計を企画するのに、参考になった。

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2019年01月06日

Posted by ブクログ

企業やNPO、市民活動等、何らかの形で人々を動かすパワーは、中央集権的な組織形態を取り少数精鋭のリーダーによりこれまで行使されてきた。一方で、近年は分散的なコミュニティの組織形態で多数の人々を行動に巻き込んでいく新たなパワーの形態が登場している。本書では、前者をオールドパワー、後者をニューパワーと定義し、ニューパワーにおける組織モデルや、成功に欠かせないコミュニティの組成方法などを、多数の事例からの帰納的アプローチによりまとめた一冊である。

ただし、ニューパワーというものを単純に定義するだけであれば、その独自性はそこまで高くない。本書の価値は、”ニューパワー・マトリクス”という概念で、組織・意思決定のモデル×価値観の4象限で、様々な社会活動を整理している点にある。
分かりやすいのは、両方がオールド、もしくはニューの象限に該当する社会活動である。前者は”キャッスル”と名付けられ、具体的にはアップル、ノーベル賞、ブリタニカ辞典などが当てはまる。後者は”クラウド”と名付けられ、オキュパイ運動やWikipedia、AirBnBなどが該当する。

一方で、組織・意思決定モデルはオールドだが、価値観はニューという”チアリーダー”としては、伝統的な株式会社の形態を取りながら、事業運営にコミュニティを活用するようなパタゴニア、ユニ・リーバ等のメーカーが例示される。そして組織・意思決定モデルはニューだが、価値観がオールドな”懐柔者”として、UberやFacebook(一見、シェアリング・エコノミーの文脈でAirBnBと並べられることが多いUberが、このマトリクスでは異なる象限に位置している点は、この両者の違いを端的に表している)、そしてドナルド・トランプが該当する。”懐柔者”は主に分散的なインターネットをフル活用するが、その活動が表象する価値観は、権威主義的/伝統的なものである。

組織・意思決定モデル、価値観が共にニューパワーに該当する”クラウド”型の組織とは、いわゆるティール組織と共通する部分も多く、新たな組織モデルを考える上でも参考になる一冊では。

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2018年12月30日

Posted by ブクログ

価値観、気軽さ、しくみ。コントロールを手放すことは、ティール組織とも通じるところ。
長期に渡る自らのコミットメントが足りていなければ難しい。
動いてもらうためには規範を示すことが重要とあり、納得。

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2018年12月08日

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