水上悟志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
笑って泣けて熱くなれる、ちょっと変わった惑星を砕く物語。
いくらでも壮大に出来そうなストーリーをあえて身近なところで展開させるあたりが大いにツボ。
単純に、いわゆる「世界を救う」的なヒーローものではないところがこの作品を面白くしている要因の一つだと思う。
改めて読んでみると、色々なところに伏線が張られているのがよく分かるし、最初からよく考えて練られていたストーリーなのだなと気づかされる。
絵で敬遠する人もいるかもしれないが、正直ここで止めるのはもったいない。とりあえず6巻まで読んでみることをオススメしたい。
後、この巻に限って言えば、主人公・夕日と火渡のデート回が地味に面白いかなと。 -
Posted by ブクログ
おおう、こう来たか。バトルしすぎ展開はこのためだったのか…。てか作者はこういう展開好きなのかな、ラスボス的な意味で。
気になった場面は、たまが暴走迅火を見て「美しいな…」って思うシーン。たまは妖狐なのに戦闘力は皆無。本当は強い闇になりたかったんじゃないだろうか。でもなれなかった。だからこそ暴走迅火が強く美しく見えたし、自分と同じく無力だけどそれでも強い意思を持つ人間を好きになったんじゃないかな。おー、なんか良い線いってね?
てかバリーの正体は伏線なの?
読み切りの矛盾てのは、迅火が自分が源蔵の息子ってことを知ってるか否かってこと?だよね。