千野隆司のレビュー一覧

  • 湯屋のお助け人 : 4 待宵の芒舟 <新装版>

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    今回は未亡人として実家の湯屋を切り盛りする、しっかり家のお久にまつわる事件。

    お久の亡き夫の職人仲間で弟分だった男が江戸に戻ってきたが、女の誰もが振り返る美しい外観とは裏腹に何か闇を背負った雰囲気が。

    大店の入婿が行方不明となった1週間後に、瓦版家が五十両を貸し付けた都店にやってくる。跡取り娘である女将が湯屋の主人で腕利きの岡っ引き源兵衛を呼ぶことに。

    証文はどうみても正式だったがために金は返されるが、婿の主人は帰ってこないまま。

    不穏な動きに三樹之助も。
    源兵衛の孫たちもいつものように可愛いし、
    今回はクールビューティーの大身旗本の出戻り娘、志保もいい味。

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    2022年07月27日
  • おれは一万石 : 20 花街の仇討ち

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    第六弾
    三十年前の藩内の不祥事、仇討の家臣に出会ったことから手助けを、元の藩主正森にも負い目が?
    一方高積見廻り与力の山野辺がある若い武士を助けたことから背後に悪質な金貸し旗本と女郎屋、女衒と悪人たちの企み、これらが結び付いた時仇討が

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    2022年07月17日
  • 駆け出し同心・鈴原淳之助 : 5 権現の餅

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    父の事件を追っている淳之介だが、名前が上がっていた最後の2件の米問屋を調べ始める。

    そんなおり、南町奉行所の同心も、闇米の江戸への搬入事件を捜査していた。
    母の兄の南町与力の紹介で知り合い、同じ闇米事件を互いに情報を共有し共闘体制で捜査が始まった。

    父から十手をもらっていたある岡っ引きが怪しいと目を付ける。裏を探すうちに、、、。

    父の敵討ちを果たすシリーズ第5巻。

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    2022年06月04日
  • 駆け出し同心・鈴原淳之助 : 3 千俵の船

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    父の事件はまだ解決を見ないが、大きな商家の探索は続く。
    偶然出会った中規模の米問屋の入婿旦那、乙太郎が刺殺される事件がおこり、偶然にも、父の事件とつながる店との関わりに注意が引いた。
    二年も続く不作で米の値段は上がるばかり、そんな折、米の横流しで儲ける店、大名が。
    密書を持って地元から出てきた侍が殺される事件を偶然通りかかった淳之介の道場の先生が助けるも命をなくす。
    その侍の身分がわからなかったが、その藩がつながった。

    今回も地道な操作が実を結ぶ。
    隣の自称淳之介の許嫁、茜がいい味!

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    2022年06月01日
  • 長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖3 死守

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    重い病気で死にそうな長谷川平蔵。
    飢饉から江戸に押し寄せる無宿ものたち。
    その無宿ものを人生の断ち直しにさせたいと平蔵が作った人足寄場だったが、自然災害で設備も全て破壊。
    再び大きな予算が必要だった。
    そこに目をつけた人がいる。
    中洲を利用しての流通の商いだ。

    密かに仕組まれようとする事件に立ち向かうのは、平之助。

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    2022年05月29日
  • 長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖2 決意

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    引き込まれるストーリーの第二巻
    人足寄場が大きな台風に襲われる。
    低い場所だった界隈の備えの様子や被害が時間経過とともに切迫した状況が描かれ、人物たちの生き様が浮かび上がる。

    寄場と主人公の実家など時間経過とそれぞれの場所のそれぞれの変化も素晴らしい描き方。

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    2022年05月29日
  • 駆け出し同心・鈴原淳之助 : 2 恵方の風

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    父の仇を取るための探索もままならないまま、
    お民という女から婚約者が冤罪で死罪になると訴えられる。

    母の兄でもある清水の叔父の話でも、取り調べが不十分であったのではないか?という疑問があったのだった。

    見習い同心の身分で、自分の所属の北町奉行所ばかりか、南町奉行所までも敵に回してしまうという孤軍奮闘!

    最後までハラハラし通しの第二巻。

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    2022年05月27日
  • 駆け出し同心・鈴原淳之助 : 1 赤鍔の剣

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    駆け出し同心というテーマ。
    この新米同心は、尊敬する父が捜査線上のあるものに屠られた。幾人かにめった切りされた様子で見つかる。

    幼な地味の隣の茜。
    桃井道場によく来る二つ年上の勢津は幼い頃から世話になり、上からのものいいで適切なことを言ってくる。

    働き者の父の友人や同僚に見守られながらも、見習いゆえからか、失敗が続く。

    颯爽としていないのが味があっていいし、妙にリアルだ。

    第1巻目は父の捜査していた事件上の米屋の孫の誘拐騒ぎ。

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    2022年05月27日
  • 長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖1 憧憬

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    あの鬼平犯科帳の長谷川平蔵が作った人足寄場。
    そこは犯罪の再犯を防ぐために、手に職をつけて社会に出す仕組みだった。
    だが老中に辞めさせられて、人足寄場も平蔵の理想から離れようとしていた。
    そこを中心に平蔵を尊敬する甥っ子、阿比留平之助が主人公となって活躍。
    しかも平蔵この時には病を持ち余命も少なくなっていた。

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    2022年05月27日
  • おれは一万石 : 20 花街の仇討ち

    Tod

    ネタバレ 購入済み

    花街の仇討ち

    いつもの仲間が主人公を助けていき市井の人を助けていく物語。今回は以前登場した人物が思わず活躍する。今後主人公に影響を与える予感がする。これからどのように進んでいくのかまだまだきっと続いていくのだろう。

    #ハッピー

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    2022年03月18日
  • おれは一万石 : 19 尚武の志

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    長谷川平蔵が作った寄場が大きな台風で壊滅。
    松平定信は、金がかかる修復をやめて商人に貸して金を稼ごうと。
    だが江戸に無宿人が溢れるのは治安の悪化だ。
    そして、地方から江戸に来る無宿人が寄場で手に職をつけるのは最も良いことだ。

    それについて、またしても滝川から正紀に命が降るのだが。

    いつも金策に奔走する正紀。
    真摯な働きぶりは少しづつ認められるように。

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    2022年02月25日
  • おれは一万石 : 18 大殿の顔

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    第十八弾
    前巻続き?銚子代官と波崎屋の逆恨み、先代の藩主の裏を暴こうとして
    幼い娘を巻き込んでの悪だくみ
    今度で銚子篇は終わり

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    2022年01月19日
  • おれは一万石 : 17 金の鰯

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    第十七弾
    婿入り先の高岡藩先代藩主に関係して鰯の〆粕の相場に、意外な一面を知り、又、銚子の代官と奥徳商人の陰謀は阻止したが大元の悪はまたしても、恨みだけ残し次巻へ

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    2022年01月07日
  • 湯屋のお助け人 : 2 桃湯の産声 <新装版>

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    江戸の経済に詳しい作家の新シリーズ2巻目。

    家から出て、岡っ引きの源兵衛親方の営む湯屋、「夢の湯」で住み込みで働く大曽根三樹之助。
    今回は島送りになった強盗犯が島抜けし、源兵衛をはじめ自分を捕らえた同心を殺すために舞い戻ったお話。

    強盗に入られた大店の番頭の娘の顛末や、見張りをして捕まらなかった泥棒の弟との淡い恋。
    源兵衛の孫の誘拐未遂事件。
    三樹之助の見合いの相手、高飛車な旗本の娘、酒井志保との関係の微妙な変化。
    面白い変化が動き出し、ますます目が離せないシリーズとなっている。

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    2021年12月18日
  • 湯屋のお助け人 : 1 菖蒲の若侍 <新装版>

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    直心影流の次の師範代と噂される大曽根三樹之助は旗本の次男坊。俗にいう部屋住。
    三樹之助の通う団野源之進道場ではある日、道場破りが来て怪我人が。

    ある時、格上の旗本の娘(再婚)との縁談が起こるが、実は、相思相愛の前回の縁談で相手の娘を大身旗本の跡取りが手籠にされ、自裁し、亡くすという悲劇があった。
    その痛手からなかなか心は救われていなかった。
    いつか仇をと心に刻んでいた。

    その再婚の娘との縁談が、大曽根家を黙らそうとする陰謀と知り家出を企てる。
    そこで偶然事件に出会し、岡っ引きの湯屋に居候となった。


    江戸時代の湯屋という商売、内容も仕組みもとてもよくわかる。さすがは江戸時代の経済を熟知し

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    2021年11月11日
  • 大店の暖簾 下り酒一番(一)

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    江戸時代の酒の話をもっと詳しく書いているのかと思って読んだが、そうではなかった。酒の問屋ではたらく男の、あくまで商売の話。ありがちな話で、フツー。あまり盛りあがらず、感動もなし。

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    2021年10月27日
  • おれは一万石 : 1

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    読みやすいが、あまり深い内容ではない。読む前はそれほど期待していなかったが、読後感は、まあまあよかった。

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    2021年10月24日
  • 入り婿侍商い帖 凶作年の騒乱(三)

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    ネタバレ

    まだ作家千野隆司先生の作風が判らないが
    陰謀が浅く先行きの見通しが甘いと、悪役
    を身びいきしたくなる作品(´・ω・`)

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    2021年10月10日
  • 入り婿侍商い帖 凶作年の騒乱(二)

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    ネタバレ

    悪い奴ばかりで気分が悪くなる時代小説
    最後はスッキリ勝てるのかしらん(´・ω・`)

    館林藩の悪い重臣をバックに悪役商人が
    陰謀をしかけてくる
    見事な悪の手順が敵ながらあっぱれ
    主役の大黒屋、庶民の生活を守ろうとして
    値上げをしない良心的な店が、企みにより
    米を隠し値上げを待つ極悪商人にレッテル
    貼りをされ、打ちこわしがされるのだ
    このピンチを・・・

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    2021年10月05日
  • おれは一万石 : 18 大殿の顔

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    年が年中、金の心配がつきない正紀。
    今回は、前回干鰯の商いの延長。
    銚子の代官が前回の不始末で押し込めとなっている。
    その息子たちが、恨みを持って正森や事件に関わるものを制裁しようと付け狙う。
    資金を出しているのは江戸の波崎屋の次男。
    正体不明の正森の別称、小浮森蔵の正体を探るうちに高岡藩の先代藩主ではないかと気づく。
    公儀に言われれば藩の一大事。
    またもや、大活躍の巻。

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    2021年10月02日