千野隆司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回は未亡人として実家の湯屋を切り盛りする、しっかり家のお久にまつわる事件。
お久の亡き夫の職人仲間で弟分だった男が江戸に戻ってきたが、女の誰もが振り返る美しい外観とは裏腹に何か闇を背負った雰囲気が。
大店の入婿が行方不明となった1週間後に、瓦版家が五十両を貸し付けた都店にやってくる。跡取り娘である女将が湯屋の主人で腕利きの岡っ引き源兵衛を呼ぶことに。
証文はどうみても正式だったがために金は返されるが、婿の主人は帰ってこないまま。
不穏な動きに三樹之助も。
源兵衛の孫たちもいつものように可愛いし、
今回はクールビューティーの大身旗本の出戻り娘、志保もいい味。 -
Posted by ブクログ
直心影流の次の師範代と噂される大曽根三樹之助は旗本の次男坊。俗にいう部屋住。
三樹之助の通う団野源之進道場ではある日、道場破りが来て怪我人が。
ある時、格上の旗本の娘(再婚)との縁談が起こるが、実は、相思相愛の前回の縁談で相手の娘を大身旗本の跡取りが手籠にされ、自裁し、亡くすという悲劇があった。
その痛手からなかなか心は救われていなかった。
いつか仇をと心に刻んでいた。
その再婚の娘との縁談が、大曽根家を黙らそうとする陰謀と知り家出を企てる。
そこで偶然事件に出会し、岡っ引きの湯屋に居候となった。
江戸時代の湯屋という商売、内容も仕組みもとてもよくわかる。さすがは江戸時代の経済を熟知し