【感想・ネタバレ】大店の暖簾 下り酒一番(一)のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年12月08日

初千野氏の本をシリーズ3冊纏めて購入したが、何とか読み続けられそう。
妾の三男という事で、本妻と長男、次男から酷い仕打ちを受けながら父の亡くなった店でこき使われる主人公。読んでいて可哀想になってくるが、周囲の人達に助けられて何とか頑張っている。父方と母方の二人の叔父が助けてくれ、特に母方の叔父からは...続きを読む棒術を習い、それが事件解決に役立って行く。主人公達の尽力で店が助かるのに、馬鹿長男と義母が相変わらず酷すぎる。次作以降は主人公の立場が改善されて行くのだろうか?

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Posted by ブクログ 2018年07月11日

霊岸島にある武蔵屋という大店の酒問屋を舞台にした物語。当主、長男・市郎兵衛、そして次男・次郎兵衛のバカ息子二人、見栄っ張りだけど仕事への思いは強い義母のお丹、そんな中で、妾腹の三男・卯吉19歳の孤軍奮闘ぶりとバックアップするわずなサポート組、最近の千野隆司さんにありがちなストーリーです(^-^) 「...続きを読む大店の暖簾 下り酒一番」、2018.6発行、たぶん、シリーズ化だと思います。

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Posted by ブクログ 2021年10月27日

江戸時代の酒の話をもっと詳しく書いているのかと思って読んだが、そうではなかった。酒の問屋ではたらく男の、あくまで商売の話。ありがちな話で、フツー。あまり盛りあがらず、感動もなし。

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Posted by ブクログ 2020年05月17日

千野隆司の江戸の経済からの視点を織り込んだシリーズ。
舞台は、上方の高級酒を取り扱う大店の酒屋「武蔵屋」そこの先代の妾の子、卯吉は三男でありながら、家族からは無視し続けられている。

武家下りの先代の正妻。気概も意地もない長男次男に経営の才はなく、危ない状況。

こんな折にその年のくだり酒の一番、「...続きを読む灘桜」を船で運ぶのだが、いつまで経っても江戸に入らない。

卯吉と手代の定吉は事件性を疑い調査を始める。

とまぁ、こんな感じで第一話が始まった。
こういう切り口の得意な作家さんだ。

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