【感想・ネタバレ】献上の祝酒 下り酒一番(三)のレビュー

あらすじ

大身旗本家同士の婚姻で、灘の下り酒を将軍家に献上することになった。献上酒に選ばれる銘酒はどれか。有力酒問屋が競う中、武蔵屋の「稲飛」も有力候補に。手代卯吉が苦労して売り伸ばしてきた「稲飛」。だが卯吉は品薄なのを心配していた。好敵手を蹴散らし、「稲飛」は献上酒に選ばれる。だが、海難事故もあり、在庫切れで百樽の献上ができない。慶事に水を差すことも、店の栄誉を手放すこともできない。いきなり窮地に立たされた卯吉に手立てはあるのか!?

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Posted by ブクログ

小さな酒蔵から仕入れた稲飛が徐々に評判を得て、随分と引き合いも多くなった頃、先代の未亡人の実家筋から、献上の酒についての引き合いが。

人気を得た稲飛は、小さな酒蔵なので、数が揃わない。

海難事故や献上の酒をめぐる闘争で、事件が次々に勃発する。

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2020年05月20日

Posted by ブクログ

千野隆司 著「献上の祝酒」、下り酒一番(三)、2019.6発行。酒問屋・武蔵屋、妾腹三男、卯吉への理不尽な扱い、お丹(義母)、長男のろくでなしの市郎兵衛、次男のろくでなしの次郎兵衛・・・。でも、卯吉の真摯な働きぶりにエールを送る者も。市郎兵衛の妻、小菊とその娘、おたえの存在は、卯吉だけでなく読者にも「ひかり」を与えてくれますw。

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2019年07月13日

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