あらすじ
米の豊作で江戸では酒が余り、各酒問屋は販売不振に悩む。
そこで卯吉が思いついたのは、各問屋が酒と呑み手を出し、
一番多くの量を呑んだ者が優勝するという「大酒呑み競争」。
義母のお丹や二人の兄、そして他の酒問屋の思惑を前に、
卯吉は強敵を抑え、見事一番をとることはできるのか――。
老舗大店を救うため、今回も若き手代の卯吉が奔走!
大人気シリーズ第4弾。
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
千野隆司さんらしい展開、楽しく読み終えました。「大酒の合戦」、下り酒一番(四)、2020.4発行。老舗酒問屋「武蔵屋」の手代卯吉は妾腹の三男坊、本妻の子、市郎兵衛や次郎兵衛、義理の母親お丹らに、仕事は厳しく、そして虐められ、兄の失敗は押し付けられ・・・。そんな中、市郎兵衛の妻小菊とその娘おたえ7歳は卯吉を慕い、その実力を認めてくれる。一方、市郎兵衛は遊び惚け、おゆみとの間に市太郎という男児を。卯吉と小菊にエールを送りながら次号を待ちます。