千野隆司のレビュー一覧

  • 出世商人 (三)

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    〈出世商人〉シリーズ第三作。
    亡き養父の店〈三川屋〉を継ぐと共に多額の借金も背負うことになった文吉。医師・手塚良庵が調剤した『元気丸』を売ることで借金返済への道筋が出来たかと思われたが、大店の薬問屋〈福江屋〉と〈越前屋〉による営業妨害で度々売上は落ち込んでいく。

    今回は樽をいくつも重ねながら乗っていく樽芸をやる娘ナオと助手役の祖父・作造が何者かに襲われることから始まる。
    ナオと作造が樽芸を行っていた場所の元締めは文吉がかつて借金していた〈相馬屋〉。〈相馬屋〉は借金の取り立ては厳しいが、借金している者の窮地を救ったり情報屋の熊を通じて様々な事情を教えてくれたりと義侠心もある。
    ナオと作造が襲わ

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    2021年09月18日
  • 出世商人 (三)

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    ネタバレ

     千野隆司「出世商人(しゅっせ あきんど)(三)」、2021.5発行。今回は、作造64歳と娘ナオ7歳が行う、樽をいくつも重ねた上に乗る曲芸の話です。薬・元気丸を売る文吉16歳に妨害をする者たちが、曲芸をする二人にも妨害をし・・・。

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    2021年08月20日
  • 出世商人 (一)

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    初めて読む作家さん。タイトルから安心して読める。
    とはいえシリーズ第一作ということで成功とは言えない段階で終了。

    薬種問屋〈遠州屋〉の小僧として奉公していた文吉は養父の突然の死により〈遠州屋〉を辞め養父が営んでいた艾屋〈三川屋〉を継ぐことにした。
    だが〈三川屋〉の扱う艾は安物で利益は殆どなし。最近は商いが上手く行ってなかったようであちこちから合計十三両もの借金をしていた。
    そんな折、〈遠州屋〉時代に知り合った蘭方医・手塚良庵から自分が作った滋養強壮薬を売って稼がないかと誘われる。

    テンポが良い。
    小僧上がりで店の経営は全くの素人、多額の借金を背負っている文吉が、様々な人と出会い助けられてい

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    2021年08月13日
  • 出世商人 (二)

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    1巻はスロースタート。すでに名前が売れている作家じゃなかったらそこでやめちゃうんじゃない?と心配になったけど、2巻で取り返した感じ。良い人に囲まれた主人公の活躍で無事事件は解決しました。八歳年上か。。でも、わりとあったんじゃないかな、そう言うの。

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    2021年07月04日
  • おれは一万石 : 15 大奥の縁

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    第十五弾
    尾張家関係の旗本が屋敷変えに伴う陰謀に巻き込まれるが、選んだ道はすべてを知って相手側に鞍替えすること
    また、これ以外に大奥年寄りの拝領地に暗雲が、定信派と対立する派の暗闘、解決を頼まれた藩の若当主・正紀、懇意の老舗船問屋の次男と共に解決策を
    相も変わらず忖度好きな取り巻きによる策謀、最後はトカゲのしっぽ切り

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    2021年03月19日
  • おれは一万石 : 14 商武の絆

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    第十四弾
    棄損令が発令、幕臣は歓喜するが、商人は?
    反動としての貸し渋り、根本的な対策は出来て無いので商業活動の停滞が
    札差間の貸し借りから殺人が、この事件の犯人に仕立て上げられた身内の旗本

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    2021年03月19日
  • おれは一万石 : 9 贋作の謀

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    第九弾
    当主の奏者番就任により持ち込まれた祝品の絵画が偽物?
    背景に商人、さる藩、更には水戸家、海賊
    略奪した物資の洗浄に絵画が
    最後はこっそりと江戸を抜け出し海賊退治
    首領は海の中へ、後はトカゲのしっぽ切

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    2021年03月13日
  • おれは一万石 : 13 訣別の旗幟

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    第十三弾
    改革の施策を巡り定信と共存できなくなった尾張藩、当然ながら高岡藩井上家も
    定信近い一派の標的に、商人、旗本の用人と
    火付け、行列襲撃と荒っぽい仕掛けを防いでも!次が

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    2021年02月24日
  • おれは一万石 : 12 慶事の魔

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    高岡藩に姫君の誕生、そして与力の山野辺は婚約が
    ここに付け込んだ繰綿の事件の輩、復讐心を募らせ罠を
    姿をくらました輩を追い江戸じゅうを走り回り
    遂に決着を

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    2021年02月17日
  • おれは一万石 : 11 繰綿の幻

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    第十一弾
    繰綿相場にはまった真面目勘定方、そして真面目な房太郎、一方は商人から、そして美貌の娘から
    隠された繰綿を突き止め相場の安定に

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    2021年02月17日
  • おれは一万石 : 15 大奥の縁

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    正紀、高貴な方にもてますね。ツンデレのツンだけな感じもするけど。
    よく考えてみると、強くて仕事のできる男ですね。

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    2020年12月16日
  • 新・入り婿侍商い帖 遠島の罠(二)

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    八丈島に島流しにあった角次郎。江戸での犯人探索、島でも死闘があるのだけど、畑を作って芋を育てたりするところがむしろ、子供の頃読んだロビンソンクルーソーや、家族ロビンソン、十五少年漂流記とかが思い出されて懐かしい。

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    2020年11月30日
  • 新・入り婿侍商い帖 遠島の罠(一)

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    千野隆司 著「遠島の罠」、新・入り婿侍商い帖シリーズ№4、2020.5発行。角次郎・お万季の時代から善太郎・お稲の時代に変わったシリーズ。今回は大黒屋を陥れようとする企みによって、冤罪で角次郎が島流しに。

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    2020年10月22日
  • 雇われ師範・豊之助 : 1 借金道場

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    北町奉行の三男坊が養子の口を捨てて選んだ道場師範の道。ところが、なぜか師匠から、借金を残して逃げてしまった同門の道場に派遣されてしまうという。。なんともすごい設定なのですが、恋の花咲そうな気配もあり、なぜか借金取りのおばあさんの下での修行ありと、面白そうなので続きを読んでみたいと思います。

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    2020年10月18日
  • おれは一万石 : 13 訣別の旗幟

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    ついに将軍を出すことのなかったものの、御三家筆頭の尾張徳川家。その先鋒のようなポジションの正国が(少しですけど)フィーチャーされた作品。正国が好きになりました。

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    2020年09月27日
  • おれは一万石 : 2 塩の道

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    面白い時代小説のシリーズものを求めて、二巻目も読んでみたが、一巻目で得た感想以上のものがなく、このシリーズは読み止め。剣客商売、鬼平、居眠り磐音、近藤重蔵始末、レベルのシリーズはないだろうか。

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    2020年09月13日
  • おれは一万石 : 14 商武の絆

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    捕物帳めいていて面白く読めた。あいかわらずの台所事情と政策に絡んだ貸し渋りによる貧乏藩の悩みが切実に感じられる。
    江戸時代にはどこの藩も藩士の借金は問題になっていた。借金対策と経済策で乗り切った藩が幕末飛躍したのだから徳川もここ分水嶺だったのかもしれない。
    安定化した主人公たちが今後どうなるのか。次回の楽しみである。

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    2020年09月10日
  • おれは一万石 : 7 定信の触

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    ここでは感じの悪い定信

    前作での温情裁定が仇となって二倍の供出を求められるが
    その裁定が解決へと導く

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    2020年07月29日
  • おれは一万石 : 12 慶事の魔

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    千野隆司 著「慶事の魔」、おれは一万石シリーズ№12、2020.3発行。正紀と京は結婚して2年、一度流産した京、無事孝(こう)姫を産み、「これで正紀さまの妻になりました」と。一方、正紀の友人、与力の山野辺蔵之助には綾芽という気働きのする娘がいい仲に。慶事が重なりたくさんの祝儀も。しかし、この慶事にかこつけ、両家に恨みをもつ輩が、よこしまな祝儀による企みを。

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    2020年06月23日
  • 献上の祝酒 下り酒一番(三)

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    小さな酒蔵から仕入れた稲飛が徐々に評判を得て、随分と引き合いも多くなった頃、先代の未亡人の実家筋から、献上の酒についての引き合いが。

    人気を得た稲飛は、小さな酒蔵なので、数が揃わない。

    海難事故や献上の酒をめぐる闘争で、事件が次々に勃発する。

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    2020年05月20日