千野隆司のレビュー一覧

  • おれは一万石 : 23 西国の宝船

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    無事に高岡藩の藩主の座に着いた正紀だったが、2割を刈り上げている経済問題を早く解決したかった。

    藩内の改革を進めるが、思う出世ができなかったものから不満が起こる。

    藩の財政をよくしようと味の良い塩の取引をすることになるが、毎回だが、前金五十両も用意は難しい。
    藩主自ら塩を扱う塩問屋周りを。

    そして今回も正紀を排除しようとする輩が邪魔をしてきた。

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    2023年03月09日
  • 新・入り婿侍商い帖 お波津の婿(三)

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    長期シリーズ終了。特に「新」になってから登場人物が多くなってやや散漫な印象。主人公たる善太郎があまり活躍していないし。人気シリーズをどう終わらせるかというのはなかなか難しいのかも。

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    2023年03月03日
  • 出世商人 (三)

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    借金返済の追われるただの振り売り文吉が、これでもかと窮地に陥れられ、暴力と殺意に晒されながらも、犯人探しを仕事をしながら地道に行って黒幕を突き止めて、というミステリー時代小説

    人情ホロりほのぼの小説っぽい装画なのに、振り売りを妨害され、瓦版で嘘をばら撒かれ、襲われてズタボロにされ、闇討ちで殺されそうになり、家は燃やされる寸前、というハードな人生を送る文吉なのに、淡々としている所に味があります
    時代劇ドラマで、天秤棒担いで商品売り歩くスーパーモブ主人公!

    主人公の設定とか性格とかが平凡で、文面も淡々粛々としているのが特徴
    そこが私は好きです(笑)

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    2022年12月25日
  • 出世商人 (四)

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    何かと助言を与えてくれていた物乞いの熊の過去を知り、新たな縁を繋ぐ文吉
    亡き養い父との『立派な商人になる』という誓いを果たす為、黒砂糖の商いも手掛けるが、相変わらずの妨害に直参まで刃傷沙汰に巻き込む事件に

    犯人はほぼ確定しているけれど、証拠集めが大変な今巻

    艾売りから元気丸薬売り、そして黒砂糖と、振り売り商品も格上げしていく文吉の出世物語
    しかしラスト、文吉ヘタレすぎて笑った

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    2022年12月25日
  • 出世商人(五)

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    ネタバレ

    完結編
    裏店持ちの振り売りから、表通へ店を大きくしたい文吉
    白砂糖を扱い薬種屋へ転じたいが、大店仲間に入るには実績や信用が必須
    そこへ白砂糖の抜け荷疑惑を解決すれば推薦して貰える事になり捜査開始

    色んな人から助言やヒントを貰い着実に成長する文吉
    人斬りと渡り合う度胸も凄い(笑)
    妻になったお邑さんが支えてくれればこその文吉物語でした

    ラストは、理由があって彼女の妊娠で〆て欲しかったなとも思うけれど、きっとこれからも文吉は精進し続けて行くのだろうな、という未来の見える最終話でした

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    2022年12月25日
  • おれは一万石 : 23 西国の宝船

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    正紀が藩主になると時代小説としてはいろいろ制約があり難しそう。暴れん坊将軍的にすれば別だが、殿様が一人では活躍させられないだろうし。そのために家臣が動くことになるが、その数も多くなると若干わかりにくくなる。大名家の付き合いも書くことになりそれも若干煩雑か。

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    2022年12月22日
  • 朝比奈凜之助捕物暦

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    千野さんの新シリーズ。久しぶりの町奉行所同心物。丁寧に捜査の模様を描いている。あとは今後人物関係がもう少し描かれていくとさらに面白くなるのでは。

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    2022年11月13日
  • 新・入り婿侍商い帖 お波津の婿(二)

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    ネタバレ

    今回は捕物がメインで商いはあまり出てこない。ちょっと登場人物が多くなりすぎているようにも思う。そもそも商家が襲われることが予想されたら用心棒など家の中に置いて守ろうとするのではなかろうか(時代小説の定番)。そういう意味では嶋津の失態か。ということで設定に少々無理があるのでは。

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    2022年11月02日
  • おれは一万石 : 22 藩主の座

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    今回は次期藩主となる正紀を阻もうとする分家の悪き計画。
    こともあろうか、押し込み強盗の手先に正紀と大柄で相撲取りのような家臣、植村に酷似した男を周りにうろつかせ、まるで犯人であったかのような仕込みをしたのだった。
    無実を証明しなければならない。
    その上、高岡藩中にも、二台続く尾張藩由縁の藩主をよしとしない派閥が班を真っ二つにする策略。

    今回も80代ながら、颯爽とかっこいい先先代の藩主、正守の大活躍!気持ちいい!

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    2022年10月20日
  • おれは一万石 : 21 世継の壁

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     たった一万石の高岡藩だが、藩主正国の体調の悪化で、次世代藩主に関して藩を分ける闘争が始まろうとしていた。

    大きなお店に年末の掛取の金が四百六十両。
    それを狙っての強盗が入る。

    それが正紀を跡取りから廃嫡しようとする勢力の目論みに繋がろうとは。

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    2022年10月01日
  • おれは一万石 : 22 藩主の座

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    ネタバレ

    前作の一応解決扁。さて、藩主になってしまうとなかなか動かせづらいと思うのだけれどどうなるのか?世子と違って登城や参勤交代もあるし。まあ、時代小説なので暴れん坊将軍的に隠密行動をさせればいいのか。

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    2022年08月06日
  • おれは一万石 : 21 世継の壁

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    大名家の藩主後継でこれだけ話を膨らませられるのはさすが。細かいところで若干疑問点はあるけど、歴史小説でなく時代小説なのでよろしいかと。

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    2022年07月27日
  • 出世商人(五)

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    人は、誰かとの巡り合わせで生きている。嫌なやつもいたが、自分はその巡り合わせでよかったと思っていた。

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    2022年06月11日
  • おれは一万石 : 20 花街の仇討ち

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    おれは一万石シリーズもはや20巻。
    今回は先先代の藩主正森がからむ。

    市中を歩いていた時に、30年仇を追っている高岡藩の下士と出会う。30年もの間の生活が偲ばれる男に事情を聞き、幾らかを渡して、ひとまず江戸屋敷に。
    30年前とあり、詳しく知るものが少なかったが、同情できる内容だった。
    そして時代は隠居の直前の正森が関わっていた。
    正森に話すと覚えており手を貸してやれと言われる。

    正紀の親友、同心の山野辺は、恋人を借金の方に連れ去られるのを防ごうとする若侍に出会う。

    たった1万石だが、藩を守ろうとする次世代藩主の奔走と家臣たちの連帯がいい感じ!

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    2022年05月20日
  • 出世商人(五)

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    シリーズ最終巻。今回は店の売り買い云々が若干あるが商売関係はあまりなく、ほとんどは軽い捕物帳的内容。

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    2022年05月14日
  • おれは一万石 : 20 花街の仇討ち

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    今回は高岡藩の経済小説的な面はやや控えて、ミステリーというか犯人捜し的な内容。まあ、オーソドックスな時代小説に近いか。

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    2022年03月17日
  • 新・入り婿侍商い帖 古米三千俵(三)

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    米屋襲撃事件の核心に迫るのと古米三千俵の処理を絡ませる展開。それに銀次郎、お波津、お民の関係も。本作で一応それらに決着はついたが、さてこの後は新展開があるのか。
    ちょっと登場人物が多くなりすぎなのでもう少し絞った話にした方がさらに読みやすいかも。

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    2022年03月02日
  • 湯屋のお助け人 : 3 覚悟の算盤 <新装版>

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    江戸の経済に詳しい作者のシリーズの一つ。

    結婚が決まっていた許嫁を五千石の旗本に襲われて自死に追いやられた主人公。
    その仇とも言える旗本が後ろから何かと策を弄される。
    それが嫌で家を飛び出す次男、冷や飯食い。

    偶然知り合った岡っ引きが営む湯屋に住み込みで働くことになる。常連客たちからもすっかり親しまれたおり、無銭飲食の浪人が新しく入った。
    瀬古という名前以外には何も教えてくれないものの、働きぶりが陰日向なく実に好ましい。子供たちにもすぐに慕われた。

    ところがその瀬古の命を付け狙われた。
    知るうちに、どうやら次の嫡子争いと、収賄に絡む事件があり、瀬古は冤罪のために上意討ちを仕掛けられてた。

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    2022年02月26日
  • おれは一万石 : 19 尚武の志

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    ついに鬼平が登場!?まさか阿比留平之助は出てきたり…はしないですね。出版社が違うし。
    ところでこの本の石川島の水害は寛政2(1790)年秋と思われる(井上正国が隠居するのが寛政3(1791)年3月なのでその前年秋)。2月にできたばかりの人足寄場が壊滅的打撃を受け、その復興費用を集めるための話。平之助の嵐の方は長谷川平蔵死亡の直前なので寛政7(1795)年春の話。5年間に2度も壊滅的打撃を受けるのでは石川島は人足寄場としては不向きなのでは…などという詮索は野暮。時代小説は面白ければいいのだ。

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    2021年12月28日
  • 分家の始末 下り酒一番(二)

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    本宅に引き取られた妾の三男の卯吉、今回も義母と長男、次男に手酷く無視される。ただ、前回の活躍も有り、多少義母の当たりは和らいだのかな。
    次男は分家として外に出ているが、長男と同様いばり散らすだけで役立たず。次男は良い話と飛びついた詐欺話しに乗り店を危うくする。ここでも先方の手代が卯吉と協力して事に当たる。前回も長男の嫁が陰ながら卯吉を助けてくれるが、併せて嫁の豪商の父も手助けしてくれた。大勢の人々が卯吉を助けるのに、義母、長男、次男は更に反発しそう。この3人が改心する事は・・無いだろうな。後味のスッキリ感は未だというところ。

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    2021年12月10日