あらすじ
七百石取り旗本の次男、大曽根三樹之助は小笠原正親の横暴で許嫁を亡くし、剣の修行に励む日々を送っていた。しかし再び持ち込まれた縁談が小笠原家の策謀だったと判明し、すべてを捨て出奔したその夜、斬殺事件に巻き込まれてしまう。行く当てのない三樹之助は、そこで出会った「夢の湯」主人で岡っ引きの源兵衛に連れられ湯屋に居候することに。湯屋の仕事を手伝いながら、事件の探索を始める三樹之助だが――。若侍三樹之助の活躍と成長を描く「湯屋のお助け人」シリーズ新装版第一弾!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
七百石取り旗本の次男、大曽根みきのすけは小笠原正親の横暴で許嫁を亡くし、剣の修行に励む日々を送っていた。しかし、再び持ち込まれた縁談が小笠原家の策謀だったと判明し、すべてを捨て家を出た。行き先のないみきのすけは「夢の湯」で居候になる。そこで事件の探索を始める。
Posted by ブクログ
202206/湯屋のお助け人シリーズ1~4巻まとめて。面白いけど、ヒロイン志保のキャラ設定が謎。ツンデレ?を描きたいのかもだけどだったらもうちょいかわいげのある描き方してもいいのでは。魅力を感じない。
Posted by ブクログ
直心影流の次の師範代と噂される大曽根三樹之助は旗本の次男坊。俗にいう部屋住。
三樹之助の通う団野源之進道場ではある日、道場破りが来て怪我人が。
ある時、格上の旗本の娘(再婚)との縁談が起こるが、実は、相思相愛の前回の縁談で相手の娘を大身旗本の跡取りが手籠にされ、自裁し、亡くすという悲劇があった。
その痛手からなかなか心は救われていなかった。
いつか仇をと心に刻んでいた。
その再婚の娘との縁談が、大曽根家を黙らそうとする陰謀と知り家出を企てる。
そこで偶然事件に出会し、岡っ引きの湯屋に居候となった。
江戸時代の湯屋という商売、内容も仕組みもとてもよくわかる。さすがは江戸時代の経済を熟知した千野隆司。
この新シリーズも面白くなりそうな気配!