【感想・ネタバレ】駆け出し同心・鈴原淳之助 ： 2 恵方の風のレビュー

千野隆司

元の主人を殺めた咎で斬首を待つ商人は冤罪ではないか――調べを進めれば進めるほど淳之助にはそう思えた。しかし、事を明らかにすることは、商人を捕らえ、取り調べた先輩同心を敵に回すことにもなる。逡巡の末、淳之助は無辜の命を救う決断をするのだが……。好評シリーズ第二弾!

[ブクログ · ★★★★☆]

第二弾
父の仇を探す間に無実の者の冤罪を
北町の見習いが南町の差配に挑む
前巻同様重要な助言者として幼馴染の妹的な茜、道場の姪で姉的な瀬津と頼りになる

[ブクログ · ★★★☆☆]

父の仇を取るための探索もままならないまま、
お民という女から婚約者が冤罪で死罪になると訴えられる。

母の兄でもある清水の叔父の話でも、取り調べが不十分であったのではないか？という疑問があったのだった。

見習い同心の身分で、自分の所属の北町奉行所ばかりか、南町奉行所までも敵に回してしまうという孤軍奮闘！

最後までハラハラし通しの第二巻。