D・カーネギーのレビュー一覧
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人間関係の元祖ハウツー本である。本書の第1刷が発行されたのは1936年だが、現代でも応用できる人付き合いの極意が書かれている。
面白いのは、とにかくたくさんの実例が出てくるところである。有名人だけでなく、著者の知人たちも登場する。歴代米国大統領たちは、それぞれ言葉の選び方や人を見る目が流石に秀でていて、だからこそ大国を率いることが出来たのだと納得した。
人間はとかく自分の利益に目を奪われて、相手の立場や気持ちをおろそかにしがちである。同じ依頼や目的でも、ほんのちょっと言い方を変えるだけでいとも簡単に相手が自分のことを好きになってくれたり、やる気を出してくれたりするものだ。この単純な法則は古今東 -
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元手800円で勝ち確の投資先はこれだ!
人と良い関係を築く原則が30も書かれている。
ぶっちゃけ、目次みて気をつけること多くない?と感じてた。でも流石古典的名著。具体的エピソードやユーモアあふれる比喩の連続で、息つく間もなく読み終えちゃった。メモする手も止まらなかった。
原則自体は聞いたことあるような言葉ばかりだけど、どれも息を吹き返し染み渡ってくる。実践する意義を納得させられる。
【この道は一度しか通らない道。だから、役に立つこと、人のためになることは今すぐやろう。先へ延ばしたり忘れたりしないように。この道は二度と通らない道だから。】
↑かっこよすぎて涙、自分も付箋に貼って持ち歩こ
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購入済み
同じような顔したのが
角川、創元社、新潮、その他から出ているので混乱します。
かぶらない買い方をしてはいましたが、安売りしていたりすると、
良く確認しないままに購入する可能性があるので注意が必要ですね。
合冊版とかいって、ダイジェストしているのもあるし、
まあ、お好みで。 -
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ネタバレ- 他人を非難したり、叱りつけたり、あら探しは辞めよう
- 相手は防御体制を敷いて、自分を正当化しようとする
- 自尊心を傷付けられた相手は、反抗心を起こす
- 「人を裁くな、人の裁きを受けるのが嫌なら」 by リンカーン
- この手紙を出せば私の気持ちは収まるかもしれない。だが相手は正当化してこちらを恨む。私に対する反感から司令官として役に立たない
- 避難するのではなく、「君は二度とこんなことを繰り返さない。私は確信している。確認している証拠に明日君に頼もう」
- 人を非難する代わりに、相手を理解することに努める。なぜそんなこと -
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ネタバレ【メモ】
・過去と未来を鉄の扉で閉ざし、今日1日の区切りで生きる。小事に囚われるには人生はあまりに短い。未来に対する不安や、水平線の彼方のバラ園に憧れていないか?
・思考力には凄まじい力がある。人は自分で考える通りの人間になる。心の安らぎや喜びは気持ちの持ちよう一つで変わり、外部の条件はほぼ関係ない。起きたことより、起きたことをどう評価するかで変わる。
・欠けているものではなく、備わっているものを考える。人生に対して陽気な態度で立ち向かう。あらゆる出来事の最も良い習慣に目を向ける習慣は、年間1千ポンドの所得より価値がる
・どんな場面でも、他人の真似をせず、いつも自分らしく振る舞う。自己を -
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神の1冊。「相手の自尊心や重要感を満たし信頼関係を築く」「相手の心に響くアプローチ」「相手の欲求や関心を見抜く」など、人を動かすための本質であり、行動変容を促すための全てが書かれている。
◯人を動かす3原則
1.盗人にも五分の理を認める
2.重要感をもたせる
3.人の立場に身を置く
相手が間違っていると思っても、相手の意見や行動に対して、いきなり批判や非難をしないほうがいい。
人は誰でも、「自分の言動が正しい。少なくとも、完全な誤りではないし、それなりの理由や事情があってしているのだ」と考えているのだから、「論理」や「正しさ」で相手を殴りつけないこと。
相手の気持ちや立場を理解し、尊重する -
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最初から素晴らしかった
そんなことが大事なのかと盲点で驚いた
自己啓発本って色々あるし色んなテクニックが書かれてるけど、カーネギーが言うことが1番実践しやすそうだった
そして覚えやすいし実例を出してくれるので腑に落ちた
でも一回じゃ身につかないと思うので繰り返し何度でも読みたい
後半は同じような内容が続いて集中力切れたけど何度も読んだら新たな発見がありそう
そして何より読み終わったら明るい気持ちになれた
最近ずっとイライラしていて人の嫌な面ばかりみて注意することばかり考えていたけどメリットはないしそうか別に向き合わなくていいのかと気づくとすごく肩の荷が降りた
現在はそれだけで幸せです -
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昨日の事は忘れよう。私は、反省はしますが、後悔はしません。後悔先に立たずといいますが、反省さえすれば、後悔を先に立たせることができます。
私の好きなことわざに、案ずるより産むがやすしということわざがあります。先の事を心配しても、蓋を開けてみれば大したことなかったという意味ですが、本書にも、明日の事はおもいわずらうな、今日だけを見て生きるとあり、納得しました。
問題解決の章は、どこかデカルトっぽさを感じました。
信仰は問題解決の技術であると書いてありました。
私は、問題に直面したときや不安や悩みがある時は、必ず神社に参拝をします。
神様が相談に乗ってくれるわけでも無く、神様から直接アドバイスを貰