田村義進のレビュー一覧

  • ポケミス読者よ信ずるなかれ

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    メタフィクション。正直期待外れだが、自分の理解度がかなり低くて作品の肝である人間関係がいまいちわかっていない。再読して人間関係をメモして整理すべきだと思う。しかしそこまでする価値があるかは疑問だ。間にあるミステリのコラムが本体でストーリーはクソ長い例え話なのでは?
    メタフィクションとしては振り切ってないし本編のミステリーは人間の魅力に欠けるし中途半端な作品。

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    2024年07月09日
  • ポケミス読者よ信ずるなかれ

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    凝り過ぎ!うんちく部分は申し訳ないけど途中からとばしちゃいました。ラストで設定変わるし、かなり忍耐力必要。そして、ミステリーがこんな終わり方でいいの?実験的だとは思うけれど、モヤモヤ、、。東野的雰囲気で面白くないわけじゃないので、本筋だけで突き抜ければ良かったのでは。

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    2024年06月19日
  • ゴルフ場殺人事件

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    ネタバレ

    アガサ・クリスティ様々なのだけど、
    展開が、展開が多過ぎるー!笑

    序盤の依頼人が会う前に殺されているーー
    からの話の掴みはバッチリで、食い違う証言、過去の不可解な事件とその関係者などなど、兎に角てんこ盛りなのである。いつも通りそこかしこにヒントは散りばめられているものの、気持ちよく騙されてしまう。

    それにしても前々からヘイスティングズはかなり恋愛脳な人物だなぁと思っていたけれど、今回は派手にやらかしている!笑
    ポアロも彼の行き過ぎた行動に呆れるやら、揶揄うやらで微笑ましい。
    「パパ・ポアロの言うことを聞きたまえ」
    「パパ・ポアロに任せておきなさい」
    この作品で気付いたが、私はこの「パパ・ポ

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    2024年06月16日
  • ポケミス読者よ信ずるなかれ

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    今年イチ推しの奇書、偏執狂ともいえるミステリー愛。覚悟をもって挑め! #ポケミス読者よ信ずるなかれ

    ■あらすじ
    田舎のウエストハートの地、狩猟クラブの集いに私立探偵が招待される。会員クラブの運営について不正がされている可能性があるようで、調査を依頼されるのだ。会員メンバーとのやりとりを進めていくうち、湖で死体が発見されてしまう。そしてさらなる事件が発生してしまい…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    世界は広いなー、世の中にこんなミステリーを書く変態がいるのか。

    私もそこそこミステリーを読んできてますが、自分なんかまだまだ凡人。完全に上級者向けの作品で、はっきり言うと覚悟して読んでください。た

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    2024年06月09日
  • ポケミス読者よ信ずるなかれ

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    なんとも難しい小説でした。
    嫌いじゃないし、自分の理解度が低いんだろうな、との思いが強いので、もう少し経験値積んでから再読したいなと思います。

    それにしても早川書房、こんな読む人を選ぶ小説を出版してくれるのは本当に素晴らしいと思います。人食ったタイトルなのも選別の一種なのでしょう。いつかまた読み返します。覚えてろよ!(負け犬の遠吠え)

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    2024年06月02日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ポアロ作品♡
    女史の作品はどれもそうだけど、登場人物に愛着が湧いちゃう。
    そしてこの作品は手記形式なのがまた良かった!
    殺人が起きているので不謹慎だけど、なんかロマンティックでムードが良い不思議。

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    2024年04月08日
  • 窓際のスパイ

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    久々の海外の小説。
    名前や設定がなかなか頭に入ってこなかったりもするが、なかなかすんなり読めました。

    はみ出し者たちの巻き返し、
    そりゃあ、スッキリするよね。

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    2023年12月21日
  • ゴルフ場殺人事件

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    展開が…どんでんどんでんし過ぎてびっくり…
    もっと緻密に静かに推理が展開される印象だったのだが…
    こんなエンタメ感?あるのは初期だからなのか、筆者がエネルギーに満ちていた時期なのか…

    お間抜け極まりないヘイスティングスの行動に途中までぶちギレていたが、それを超えるどんでんによって「おおぅ…」となり、最後は有耶無耶に掻き消されてしまった。


    とは言え展開が怒涛で斜め一気読み。いつもの雰囲気があるのだから、いい加減自分も犯人を予測できるはずなのだが…。

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    2023年11月17日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ミステリとしては物足りないけれど、中東の様子や、遺跡発掘調査、それに携わる人達の価値観などが知れて違った楽しさがある。

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    2023年10月19日
  • 郊外の探偵たち

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    主人公は4人の子持ちで妊娠後期の主婦。とは言え元FBIのプロファイラーとして過去に華々しい業績を残す。バディを組むのは落ち目の新聞記者。ある殺人事件を調べるうちに過去の大量殺戮にたどり着く、と言う設定。
    子供達の日常や妊婦ゆえの緩慢な動きなどがあまりにリアル過ぎたのとコメディ的な展開に没頭出来なかった。が
    キャリア半ばで郊外に住む主婦を強いられた女性の悲鳴が聞こえた様でそこは良かった。

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    2023年08月29日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ポアロシリーズ12作め。
    遺跡発掘チームに起こる殺人事件の話だった。
    犯人の正体はわりと想像ついたけど、まさか過去のあの事件とつながっていたとは。
    「ナイルに死す」と同様に異国情緒あふれる作品だった。
    いいね、ミステリーは。こういう古き良きミステリー小説を読んでいる時が、一番心穏やかでいられる気がする。誰にも邪魔されないのだ。

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    2023年08月13日
  • 帝国の亡霊、そして殺人

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    ネタバレ

    独立後間もないインドが舞台。大英帝国の支配を解かれたばかりで、イデオロギーの揺らぎや宗教間の対立など当時の混乱が見て取れて興味深かったが、ミステリーとしては少し粗が目立つ。主人公の母の死の謎が、散々勿体ぶった割には小粒だったのには肩透かしを食った。あと、シンがわざわざ苦労してズボンを持ち帰る必要性は?罪を被るには、自分の持ち物でも置いてきた方が早いと思うけど。そしてブラックフィンチの魅力がわからない。

    後味の悪い終わり方は、当時の混沌としたインドの情勢とマッチしていて悪くないとは思う。

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    2023年07月06日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ミステリーなのに犯人が誰であるかよりも、この物語の世界を楽しむために読んでしまう。
    相変わらずロマンティックだな。
    再婚したルイーズの元に届いたのは、死んだはずの先夫からの脅迫状。
    怯える彼女以外は誰もまともに取り合わなかったが、その文面通りに事件は起きてしまう。

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    2023年04月12日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    本を書くというよりかは、文章を書く時にあったら良い考えが記された本。

    スティーヴンのくどい表現やいらない副詞を削除し、あとは読者の想像に委ねるという意見が、かなり私も納得した。

    本一冊作るのにも、作者の並大抵ではない努力の賜物なのだと感じる。

    だからこそ、読者はその恩恵をありがたく享受して、読まないとなと思う。

    書くこととは、つまり読むことであり、互いに影響し合ってできていくことだと感じる。

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    2023年04月11日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    230122007

    スティーブンキングの生い立ち、文章に対する考え方と、そして今。読まなければならない、書かなければならない、そして何より思い込まなければならない。

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    2023年01月22日
  • ゴルフ場殺人事件

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    ひとつの事件が起き、様々な推察から犯人を突き止めていくが、それも二転三転して最後に意外な犯人。さすがはアガサ・クリスティーという印象。

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    2023年01月15日
  • 死んだライオン

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    人の恨みは果てしなく、死ぬまで纏わり憑く。
    戦時中に拉致し拷問にかけた本人が、その目の前で「蝉」(心臓麻痺)にやられた。ロシア、イギリスでのスパイ工作は互いに罠を仕掛け、囮をかけ、相手を揺さぶり、スパイを引き出す。元スパイが昔の恨みから同僚のスパイを死へと追い込む。現代でも繰り返しながらスパイを見つけ出しているに違いない。

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    2022年12月25日
  • 阿片窟の死

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    ネタバレ

    2022.12 なんかごちゃごちゃしたストーリー運び。終盤はハラハラ・ドキドキでページをめくる手が止まらない部分もあったけど長くは続かなかったな、という感想。
    シリーズ3作めだけれどだんだんストーリー運びが凸凹していく…

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    2022年12月24日
  • ゴルフ場殺人事件

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    ネタバレ

    殺人事件が起きてそれを解決していくので、立派なミステリーなのだが、私はコテコテのラヴロマンス作品として楽しんだ。中々ストレートな恋愛もので、その関係は子供ぽくさえ感じられる。
    クリスティは、もしかしたらあまり男女間のドロドロした関係を描くのは得意でないか嫌いなのかもしれない。まだ作品をそんなに多くは読んでないので断言はできないが。

    謎解きの過程は二転三転してそれなりに楽しめるのだが、ジロー刑事との対決の場をもう少し多くした方がより面白い作品になったのではないだろうか。

    題名も何故に「ゴルフ場殺人事件」と?マークが最後まで飛んでいました。そんなにゴルフ場が重要な役目を果たしているとは思えなか

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    2022年11月19日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ネタバレ

    犯人は最後まで全く分からず。騙された感は楽しめた。

    でも、いくら時間が経ち、変装していたとしても、前の夫と今の夫が同一人物だったら妻ならば分かるんでないの?

    もうひとつ言うと、一つ目のトリックが少々物理的過ぎるかなあ。あの状況で鉄格子から頭出すかな。。

    と、ツッコミどころはあるけど、面白いです。

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    2022年11月06日