田村義進のレビュー一覧

  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    考古学者の妻の面倒を見るために出向いた看護婦の手記によって話が進んでいく。
    死んだはずの元夫から来る脅迫状、物音、不審な人物…

    例のごとく登場人物皆何か隠してるっていうお馴染み。
    もちろん犯人は自信あったのに当てられませんでした。

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    2026年07月09日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ネタバレ

    【再読】
    看護師のエイミーは、たまたま知り合った外科医のライリーに依頼されてエリック・レイドナーの遺跡調査団とともに中東へ赴く。そこでエイミーはエリックの妻ルイーズの看護をすることになるのだが、どうもこのルイーズの様子がおかしい。彼女は何かに心を苛まれているようだった。エイミーが話を聞くと、ルイーズは死んだはずの前夫から脅迫されているのだという。さらに何者かが窓を覗いていたり保管室から怪しい物音が聞こえたりと、不可解なことが続く。
    一人としてそのことに真剣に取り合わなかったが、ついにルイーズが何者かの手で殺されてしまう。そこに颯爽と現れたポアロは関係者から事情を聞き、捜査を始める。宿舎のつくり

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    2026年07月05日
  • ゴルフ場殺人事件

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    他のジャンルや作家さんを味見したあとは、いつだってクリスティーに戻りたくなります。「やっぱり白ごはんとお味噌汁よね!」みたいな感じです。笑

    ポアロシリーズ2作目である本書ですが、ドラマを視聴済み、あらすじもいまいち惹かれずでスルーしていた一冊だったりします。
    けれど、結末を知っているはずなのに二転三転する展開にはビックリ。意外すぎる真犯人すら覚えていない、驚異の脳細胞よ。。
    フランスが舞台なせいか、男女関係があちこちにあり、「火遊びかと思いきや本命」みたいなミスリードもたくさんあってまあ翻弄されました。それにしても「若さと美貌に寛大なフランス法廷」……( ˊᵕˋ ;)

    しかし本書で最も言及

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    2026年06月25日
  • エイレングラフ弁護士の事件簿

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    巨匠ブロックが生み出した、最強の弁護士マーティン・エイレングラフを主人公とする連作短篇集。これまでに発表されたシリーズの全作品12篇が収録されている。
    なにがすごいかというと、彼の依頼人はすべて無実であり、裁判になる前にことごとく潔白が証明されてしまうのだ。どのようにして? そこは読んでいただいて確認してほしい。そして彼は法外な成功報酬を受け取るのである。すべてが同じ形式なので、裁判シーンは一切ない。
    過去にハヤカワ文庫で刊行された傑作集に何作か収録されていて、初読ではなかったが印象はまるでなく、他のシリーズキャラクターに比べると明らかに弱い。そのせいで本にまとまるのが遅れたのかもしれない。

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    2026年05月31日
  • ゴルフ場殺人事件

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    数年ぶりくらいのアガサ・クリスティー、たっぷり味わわせていただきました。今まで読んできた作品がシンプルな動機や真相だったからか、四転くらいする展開に最後まで気が抜けなかったです。登場人物、時系列、場所すべてがパズルのように組み合わさって真相に近づくので、何度か整理しないとついていけなくなります(笑)

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    2026年04月18日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    ネタバレ

     近頃の、文士村活動の輪の中で、知人が薦めていた本。すぐに入手はしていたが、ようやく手に取って読み終えた。
     タイトルの通り、書くことについて、ということで、作家がその知見を語るものだが、そこは、さすが大御所。巷にあふれるお手軽なHow to本とは異なる。早くそのテクニックを知りたい、コツを伝授してもらいたい、と思って読み始めると、途端に壁にぶち当たるだろう。序盤は、彼の生い立ちなのだから(笑)

     いろんな点で、よいタイミングで巡り合えたなと思う。ホラー作家という印象が強いし、映画の原作者として認知はしていたが、スティーヴン・キングの著作だからと読んだ作品は一作もない。映画化された作品も、ホ

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    2026年04月16日
  • エイレングラフ弁護士の事件簿

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    有罪の被告人を必ず無罪というか罪にも問われないようにする(悪徳)弁護士の話。こうするためには文章にはなっていないが、弁護士本人?が犯罪を犯しているということで、かなりブラック。短編集であり、初めは面白く読んだが、後半は少し食傷気味。

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    2026年03月26日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    外国の話は人の名前が分かりづらいなー。何回か挫折しそうになるもなんとか読み切りました。名探偵あるあるの登場人物全員集めて推理を披露するシーン、さすがクリスティ!かっこよかったです

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    2026年03月18日
  • 白昼の悪魔〔新訳版〕

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    なんと、初アガサ・クリスティーです。
    リゾート地の海岸で白昼堂々、元女優の夫人が絞殺された。同じホテルに滞在していた探偵ポアロも捜査にあたるが・・・

    いかにも疑わしい容疑者が複数ありつつも、いずれもアリバイがあって犯人を特定しきれない。そんな中、探偵だけは見落としがちな小さな事実を積み重ねて犯人に辿り着く。古典ミステリーの基本に忠実な作品でした。
    後出しジャンケン的な種明かしに強引さは感じますが、その大らかさも古典の味かと。

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    2026年03月07日
  • 白昼の悪魔〔新訳版〕

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    人物描写や散りばめられたエッセンスを回収していく鮮やかさなどはクリスティ作品の醍醐味であり、とても楽しかった。犯人の意外性という意味では、もう少しで読み解けたかも…感はあったが、やはり裏切られてしまった。
    ゾクっとする感じよりも、緻密に組み立てられている小説だったと思う

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    2026年02月28日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    作家、スティーブン・キングの作家人生を振り返る前半と、書くことについてのポイントや大事にしている掟(のようなもの)を解説した後半、そして終局部では車に轢かれて死にかけたスティーブンが書くこととは自分にとって何なのかを読者に打ち明けている。

    「書くことについて」解説した本を今までも何冊か読んだが、無駄な副詞や手垢のついた言い回しを削除することはどの本でも言われている。つまりネットニュースやSNS、多くの自己啓発本で見かける無駄に大仰な言い回しはダメな文章の典型ということだ。

    いい文章とは、程よく余計な脂肪を削ぎ落としたものである。

    設定・プロット・ストーリー・テーマ…何に重きを置いて書くか

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    2026年01月08日
  • 静寂とは

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    情報に溢れた世界で、私たちは外にあらゆる全てを求め続けて、自らの内に見い出す術を忘れてしまう。静けさが持つ豊かさを感じて、実践するための本。

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    2025年12月17日
  • 十二支像を奪還せよ

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    大学生のウィルは中国の資産家から十二支像奪還を依頼される。かつて英仏軍に盗まれた五体の像が世界各地の美術館にあるというのだ。ウィルは友人たちを勧誘し、5人のチームを結成。最初の像を盗み出すことに成功するが…。

    爽やかな犯罪小説。
    クライヴ・カッスラーの諸作を想起させるような邦題はどうかと思うが。

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    2025年11月23日
  • ゴルフ場殺人事件

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    ネタバレ

    あまり期待してなかったのだが、ふつうに面白い。この人もしかして代表作群が凄すぎて、他のパッとしない作品の評価が霞み&厳しくなりがち?なんとなくロジックを重視する方は合わないかなあと。ポアロが超人すぎて、作者の思いつきをそのまましゃべっているようにしか見えないほど(笑)
    複雑な人間関係トリックによる入り組んだ真相が明かされた時の快感たるや。あとベッタベタのメロドラマも自分好みで、読後感も心地よい。

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    2025年11月08日
  • ゴルフ場殺人事件

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    読んだ本 ゴルフ場殺人事件 アガサ・クリスティ 20251005

     ポアロシリーズが長編で34冊。時間をかけて読んでみようと思ってます。
     アガサ・クリスティの小説は、いろんなミステリー作家がいても未だに超える人はいないって思わせるほど、よくできたお話ばかりで、「ABC殺人事件」なんてプロファイリング小説の元祖みたいなもんで、読み返してみても、うーんって唸らせてしまう。どこかにヒントが隠れてて、それを見過ごしてラストまでいってしまうとホントに悔しくなってしまう。
    「ゴルフ場殺人事件」は、まだ初期の作品のせいか、正直まだ成熟してないような気がしますが、それでも色んな気になる手掛かりが、残りのペ

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    2025年10月05日
  • エイレングラフ弁護士の事件簿

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)安定感がスゴイ。菊地秀行の魔界都市ブルースみたい。

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]美女とのセックスが羨ましい。

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    2025年09月19日
  • エイレングラフ弁護士の事件簿

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    依頼、業態の説明、エイレングラフの力技(金の力など)による勝利、という水戸黄門のように紋切り型の展開を繰り返す様式美の短編集。エイレングラフが強引に(捏造、買収、なんでもありでむしろ作中一番の悪では)勝利をもぎ取り成功するし、まあまあ俗物で依頼人が美女だとすぐフィジカルな関係になったりするの、やりすぎてていっそ清々しかった。外見にコンプレックスがあるからお洒落に心血注いでるのかな?なんだかかわいい(笑)
    1篇が数ページなので隙間時間に読むのにちょうど良かった。

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    2025年09月07日
  • 白昼の悪魔〔新訳版〕

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    ネタバレ

    読みやすーい!
    読書がちょっとマンネリ気味でもクリスティーはさくさく読めるし楽しい。でも今回は読書脳があまり働かず、登場人物の名前と特徴があまり一致しない状態で読み進めてしまって、クリスティーを読んでるときの楽しさはいくらか少なかった。もったいないことをした。
    物語の展開も王道のポアロシリーズという感じで、さまざまな証拠や状況が散りばめられて一気に収斂されていく。
    他の扼殺事件の話が出てきたときは、絶対関係あるんだよわかってる!!と思いながらも関連性は思いつかず…これわかる人いる…??

    アリーナは男をたぶらかす悪魔のような女性だと思われていたが、最後に実はその逆で、アリーナが男に依存してしま

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    2025年09月03日
  • エイレングラフ弁護士の事件簿

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    殆ど同じパターンで話が始まり、そして終わる。なかなかに一つ一つば面白いとは思うのだけれど、種明かしをされても、それほどの爽快感もなく…

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    2025年06月22日
  • 死ぬより老いるのが心配だ 80を過ぎた詩人のエッセイ

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    ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズが新たに録音した「虚空のスキャット」が全編ドナルド・ホールに捧げてられてあるので、興味本位に読んでみた。

    この詩人の作品に思い入れがあれば、また別の読後感があったのかな、と思う。

    老境にいたり、死を覚悟しても、煩悩に悩まさせる姿がなかなかいい味を出している。

    「ワシントンD.C.の雪男」の章がいい。

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    2025年05月25日