田村義進のレビュー一覧
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主人公のオリヴァーはニューヨーク市警の刑事として鳴らしていたが、ハニートラップに簡単に引っかかりレイプ犯扱いされ、妻に見捨てられ警察をクビになり、いまは私立探偵をしている。娘だけを生きがいとして生きてきたが、そこにハニートラップを仕掛けた女性から手紙が届く…直後別のもう一人の女性から黒人ジャーナリストの無実を証明して欲しいと依頼がある。オリヴァーは2つの事件に繋がりはないが共通点を見つけ、自分の無実を晴らすためにも同時に調査を進めることにする。
出てくる登場人物が個性的で良いのだが、多過ぎて誰だ誰やら分からなくなりかけ混乱する。その中でも群を抜いて魅力的なのは元凶悪犯で主人公の相棒になるメル。 -
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ネタバレ作家になりたいのなら、絶対にしなければならないことがふたつある。たくさん読み、たくさん書くことだ。私の知るかぎり、そのかわりになるものはないし、近道もない。
私は本を読むのがそんなに速い方ではない。それでも、一年に七十冊から八十冊は読む。そのほとんどは小説だ。読みたいから読むのであって、何かを学ぶためではない。たいていは夜、書斎の椅子にゆったり腰かけて読む。繰り返しになるが、読みたから読んでいるのであって、小説の技法やアイデアを学ぶためではない。それでも、読めば何かしら得られるものはある。手に取った本にはかならず何かを教えられる。概して優れた作品より、出来の悪い作品からのほうが教わるものは -
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今のこの国のように、役人や警察が民衆のために働くのでなく、自分たちの利権を守るために働くのが当たり前になってくると、頭の切れる警官なら自分が正規のルールに従って動くことが自分の所属する集団の中にいる他の者の目にどう映るか、だいたい分かるだろう。法や正義を盾にとって、いつか自分に害を及ぼすことになるだろう相手に、本心を明かすことはなくなり、遠巻きにして眺め、警戒するに決まっている。
独善的でなく、周囲に気を配れるだけの器量さえあれば、腐った林檎でいっぱいの箱の中に入っていたら、自分だけいい匂いをさせているのがどれだけ危ういことか気づけるはずだ。ところが、自分の腕に自信があり、周囲の助けを借りる -
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ネタバレ一人の元スパイが心臓発作で死んだ。その死に疑惑を抱く者はいない…ジャクソン・ラム以外は。スパイは死ぬまでスパイだ。スパイが死んだなら、そこには必ず何かがあるはずなのだ。はたせるかな男はメッセージを遺していた。ただ一語“蝉”―それは旧ソ連の幻のスパイにかかわる暗号名だった!ラム率いる“泥沼の家”の落第スパイたちが、動き出す。『窓際のスパイ』に続く会心の痛快作。英国推理作家規会賞ゴールドダガー賞受賞!
あっさりレギュラーが退場したり、「ダイ・ハード」ばりののアクションがあったりと、いろいろな意味で「ひょうひょうと」裏切られる感じ。でも悪くないです。 -
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ポアロシリーズ20作目。1941年の作品。
『白昼の悪魔』という邦題もなかなか渋いけれど、原題『Evil under the Sun』がかっこいい。
小さな島のリゾート地が舞台という夏に読むにはぴったりでした。事件が起こったのは8月25日。
朝起きたらバルコニーから海岸に降りてひと泳ぎ、ホテルのダイニングルームで朝食。あるいは遅くまで寝ていてベッドで朝食。
海辺で日光浴、ボート遊び、テニス、散策もしくはテラスで読書。
島はホテルの私有地なので、海岸は宿泊客のみのプライベートビーチ。
なんていう上流社会の夏の過ごし方がなんとも優雅。
(216ページ)
「ミセス・マーシャルはいつもベッドで朝 -
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ネタバレ【再読】
看護師のエイミーは、たまたま知り合った外科医のライリーに依頼されてエリック・レイドナーの遺跡調査団とともに中東へ赴く。そこでエイミーはエリックの妻ルイーズの看護をすることになるのだが、どうもこのルイーズの様子がおかしい。彼女は何かに心を苛まれているようだった。エイミーが話を聞くと、ルイーズは死んだはずの前夫から脅迫されているのだという。さらに何者かが窓を覗いていたり保管室から怪しい物音が聞こえたりと、不可解なことが続く。
一人としてそのことに真剣に取り合わなかったが、ついにルイーズが何者かの手で殺されてしまう。そこに颯爽と現れたポアロは関係者から事情を聞き、捜査を始める。宿舎のつくり -
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他のジャンルや作家さんを味見したあとは、いつだってクリスティーに戻りたくなります。「やっぱり白ごはんとお味噌汁よね!」みたいな感じです。笑
ポアロシリーズ2作目である本書ですが、ドラマを視聴済み、あらすじもいまいち惹かれずでスルーしていた一冊だったりします。
けれど、結末を知っているはずなのに二転三転する展開にはビックリ。意外すぎる真犯人すら覚えていない、驚異の脳細胞よ。。
フランスが舞台なせいか、男女関係があちこちにあり、「火遊びかと思いきや本命」みたいなミスリードもたくさんあってまあ翻弄されました。それにしても「若さと美貌に寛大なフランス法廷」……( ˊᵕˋ ;)
しかし本書で最も言及