田村義進のレビュー一覧

  • カルカッタの殺人
    警察ものでバディもの。時代はイギリスがまだインドの統治をしていた頃。
    戦争でたくさんの死を見、また病で妻と子を失った男とインド人ながら優秀な成績でケンブリッジ大学を卒業し、法執行官として生きることを選んだ青年。

    二人が挑むのは、イギリス人の高級官僚の惨殺事件。

    楽しかったです
  • ゴルフ場殺人事件
    お~、ヘイスティングに幸せが!!!やっぱり出版年の最初から読み始めてよかったと思えた瞬間。
    しかしポアロの溜めっぷりは好きじゃないなぁ。こんな人傍にいたらほんと嫌だわ。
    今回の事件としては長編ならではのどの人も怪しい感じが良かったのと、何より恋愛模様があったのが温かい気持ちになったなぁ。
    ゴルフがほ...続きを読む
  • 帰郷戦線―爆走―
    自殺した元部下の家から40万ドルもの大金とプラスチック爆薬が見つかった。未亡人を助けようとやってきた、自身も深刻なPTSDを抱える元海兵隊員のピーター・アッシュは、事の真相を探りはじめる。やがて家のまわりに怪しい人物が現われるようになり、ピーターは否応なしに事件の渦中へ……戦争で帰る場所を失った男た...続きを読む
  • 帰郷戦線―爆走―
    “ホワイトノイズ”となんとかうまく付きあっていかねばならない。それが自分の人生なのだ。それをどのように生きるかは自分次第なのだ。
    しびれる!
  • ゴルフ場殺人事件
    タイトルも地味だしあまり名作としても上がらない上に表紙カバーのデザインも他作のようなリニューアルされた今風のデザインではなかったのでそれ程期待せず読み出したけど流石アガサ・クリスティ、とても面白かった!特に後半の畳み掛けるような展開は見事で文字通り一気読みしてしまいました。

    これがイマイチ代表作に...続きを読む
  • 放たれた虎
    〈窓際のスパイ〉シリーズ最新刊 英国情報部の落ちこぼれスパイたち、通称〈遅い馬〉のひとりで、ボスのジャクソン・ラムの片腕の秘書キャサリンが、何者かに拉致された。犯人の脅迫を受けたカートライトは彼女の身の安全と引き換えに、本部へ侵入して厳重に保管された情報を盗み出すことを引き受けるが……仲間の危機、そ...続きを読む
  • 死んだライオン
    一人の元スパイが心臓発作で死んだ。その死に疑惑を抱く者はいない…ジャクソン・ラム以外は。スパイは死ぬまでスパイだ。スパイが死んだなら、そこには必ず何かがあるはずなのだ。はたせるかな男はメッセージを遺していた。ただ一語“蝉”―それは旧ソ連の幻のスパイにかかわる暗号名だった!ラム率いる“泥沼の家”の落第...続きを読む
  • ゴルフ場殺人事件
    ポワロの2作目。

    面白かった〜❤︎最初から最後まで犯人も動機も犯行詳細も全然わからなくて、え?え?これ誰だっけ…となってちょっと前を読み直したりすることもあった(笑)後半が近づくにつれて展開が早くなって、面白さも倍増^ ^ ヘィスティングスの純粋さもポワロの包容力も楽しめる☆次は3作目!すでに借り...続きを読む
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕
    ポアロ作品♡
    女史の作品はどれもそうだけど、登場人物に愛着が湧いちゃう。
    そしてこの作品は手記形式なのがまた良かった!
    殺人が起きているので不謹慎だけど、なんかロマンティックでムードが良い不思議。
  • 窓際のスパイ
    久々の海外の小説。
    名前や設定がなかなか頭に入ってこなかったりもするが、なかなかすんなり読めました。

    はみ出し者たちの巻き返し、
    そりゃあ、スッキリするよね。
  • ゴルフ場殺人事件
    展開が…どんでんどんでんし過ぎてびっくり…
    もっと緻密に静かに推理が展開される印象だったのだが…
    こんなエンタメ感?あるのは初期だからなのか、筆者がエネルギーに満ちていた時期なのか…

    お間抜け極まりないヘイスティングスの行動に途中までぶちギレていたが、それを超えるどんでんによって「おおぅ…」となり...続きを読む
  • ゴルフ場殺人事件
    1.おすすめする人
    →探偵小説がすき

    2.感想
    →ポアロの相棒、ヘイスティングズの活躍が
     今回はあまり好きではない、、、
     ジローが出てくるが、ポアロに敵意剥き出しで
     登場人物も微妙だと感じた。
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕
    ミステリとしては物足りないけれど、中東の様子や、遺跡発掘調査、それに携わる人達の価値観などが知れて違った楽しさがある。
  • 郊外の探偵たち
    主人公は4人の子持ちで妊娠後期の主婦。とは言え元FBIのプロファイラーとして過去に華々しい業績を残す。バディを組むのは落ち目の新聞記者。ある殺人事件を調べるうちに過去の大量殺戮にたどり着く、と言う設定。
    子供達の日常や妊婦ゆえの緩慢な動きなどがあまりにリアル過ぎたのとコメディ的な展開に没頭出来なかっ...続きを読む
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕
    ポアロシリーズ12作め。
    遺跡発掘チームに起こる殺人事件の話だった。
    犯人の正体はわりと想像ついたけど、まさか過去のあの事件とつながっていたとは。
    「ナイルに死す」と同様に異国情緒あふれる作品だった。
    いいね、ミステリーは。こういう古き良きミステリー小説を読んでいる時が、一番心穏やかでいられる気がす...続きを読む
  • 帝国の亡霊、そして殺人
    独立後間もないインドが舞台。大英帝国の支配を解かれたばかりで、イデオロギーの揺らぎや宗教間の対立など当時の混乱が見て取れて興味深かったが、ミステリーとしては少し粗が目立つ。主人公の母の死の謎が、散々勿体ぶった割には小粒だったのには肩透かしを食った。あと、シンがわざわざ苦労してズボンを持ち帰る必要性は...続きを読む
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕
    ミステリーなのに犯人が誰であるかよりも、この物語の世界を楽しむために読んでしまう。
    相変わらずロマンティックだな。
    再婚したルイーズの元に届いたのは、死んだはずの先夫からの脅迫状。
    怯える彼女以外は誰もまともに取り合わなかったが、その文面通りに事件は起きてしまう。
  • 書くことについて ~ON WRITING~
    本を書くというよりかは、文章を書く時にあったら良い考えが記された本。

    スティーヴンのくどい表現やいらない副詞を削除し、あとは読者の想像に委ねるという意見が、かなり私も納得した。

    本一冊作るのにも、作者の並大抵ではない努力の賜物なのだと感じる。

    だからこそ、読者はその恩恵をありがたく享受して、読...続きを読む
  • 書くことについて ~ON WRITING~
    230122007

    スティーブンキングの生い立ち、文章に対する考え方と、そして今。読まなければならない、書かなければならない、そして何より思い込まなければならない。
  • ゴルフ場殺人事件
    ひとつの事件が起き、様々な推察から犯人を突き止めていくが、それも二転三転して最後に意外な犯人。さすがはアガサ・クリスティーという印象。