田村義進のレビュー一覧

  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ポアロ作品。
    メソポタミアの発掘現場で起こる殺人事件で、何故メソポタミアなのかというと、クリスティ本人の再婚事情にあるらしい。
    当然悪くないのだが、他作品と比較しても解決はちょっとあっさりめであった印象。

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    2022年04月28日
  • マハラジャの葬列

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    英国統治下のインドで捜査に挑む、帝国警察のウインダム警部とインド人部長刑事バネルジーコンビのシリーズ第二作。

    今回は『藩王国』が舞台になる。
    聞きなれない言葉だったので調べてみたら『イギリス従属下で一定の支配権を認められていた藩王(prince)の領国』という説明だった。作品を読み進めると藩王であるマハラジャといえどインド国外に出るには英国総督府に旅券発行の申請をしなければならないし、インド政庁に財務報告書を提出しなければならないという義務があるとのこと。
    だが政治や宗教、慣習や文化は認められているし『藩王国』内での捜査権は英国帝国警察といえど無い。
    それをやってしまうのがウインダムの強引さ

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    2022年04月14日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    4/9/2022

    「書くことについて」の章は面白い。が、キング氏の文体あまり合わないかもしれない。

    たくさん読み、たくさん書くこと。副詞の濫用は×.

    概して優れた作品より、出来の悪い作品からのほうが教わるものは多い。

    「大事なのは、本は一気読みだけでなく、ちびちび読むのも悪くないということを学ぶことだ」

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    2022年04月09日
  • マハラジャの葬列

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    ゾウさんのところで映画『バーフバリ』を思い浮かべたり、カルタゴのハンニバル将軍思い出したり。
    第1作から第3作目まで並べたら、表紙がかわいいのな。

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    2022年02月09日
  • 流れは、いつか海へと

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    どうしようもなく頑固で不器用な男が、どんどん自分を追い詰めて、自分でしんどくなっていく「カッコいい」物語。
    原尞さんが薦めているのだから、読まないわけにはいかないでしょう。

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    2022年02月07日
  • 流れは、いつか海へと

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    2019年度エドガー賞最優秀長篇賞に輝いたハードボイルド探偵小説。ハニートラップに嵌り、警察を追われた主人公(現私立探偵)が自身の濡れ衣を晴らすべく奔走する本筋に、黒人活動家の冤罪事件の調査依頼が絡み合う錯綜したプロット(お家芸的)だが、最後は上手い具合に着地する。何より厄介なのは登場人物が多過ぎる上に、その内数名が偽名を用いているという白目を剥きそうな煩雑さ。ハードボイルドにおける所謂【ご都合主義的展開】に関して採点が甘めになる私にとっては、些か不満に思う部分はあれど、最後まで存分に楽しめる作品でした。

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    2022年01月08日
  • 静寂とは

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    読んでいると度々、『あぁ!そうよね!いいよねー!わかるわー』となり、自分が思いの外静寂を必要とし、その時間を愛し、人一倍静寂が必要なのだと、
    改めて気づけた。

    それでもヒマラヤも南極も行ったことない私には、限りなく無音。というものが想像以上のものだということが著者の表現力からイメージできた。
    味わってみたいような怖いような。

    元より、静かな環境をかなり好む方なら、一読の価値あり。日頃から賑やかなのがお好きな方はちんぷんかんぷんかも。というより良さがわからないと思う。

    後半は引用が多く、とにかく静寂取り入れるといいよー!みたいな感じになり飽きたのはここだけの話。

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    2022年01月08日
  • マハラジャの葬列

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     1920年、インド・カルカッタでサンバルプール国王太子が車中で射殺された、車中にはウィンダム警部とバネルジー刑事部長も一緒だったが、犯人は逃亡し自殺、王太子は死亡した。

     王太子の葬儀がサンバルプール王国で行われウィンダムとバネルジーは葬儀に向かい王太子殺害事件の真相を探る事となった。

     舞台は、カルカッタから遠いマハラジャの国サンバルプールは地方の田舎街だが、幻想的で豪華絢爛な宮殿が思い浮かぶ。ストーリーはウィンダムとパネルジーの行動は現代なら違法捜査や不法侵入等のルール違反が多くて、ほぼ物語として成立しないが、時代的には何の問題も無く捜査がスムーズに進んで行くが、登場人物全員が怪しい

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    2021年08月03日
  • カルカッタの殺人

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     著者は1974年ロンドン生まれのインド系移民二世で、デビュー作の本作は2017年にイギリスで刊行され同年の英国推理作家協会(CWA)賞エンデバーヒストリカル・ダガー(歴史ミステリー)賞を受賞した。

     小説の舞台であるインドは、1858年から1947年迄イギリスの植民地だった。
     1919年インド・カルカッタでイギリス人の官僚が治安が悪く白人の寄り付かないブラックタウンの道端で惨殺された。イギリスから派遣されているウィンダム警部と現地人で新人部長刑事バネルジーが捜査に当たる。

     翌日、列車強盗が発生し列車保安員が殺された。1時間に亘って強盗団は列車を止めたものの何も盗らずに逃走した。

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    2021年08月02日
  • マハラジャの葬列

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    1920年代のインドの状況、イギリスに与しないマハラジャの治める国の描写が面白かった。前作もそうだが、知らない文化と人々の営みが緻密でまるでボリウッドを観てるかの様。ミステリそのものはありふれてるから迷ったが☆3個。

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    2021年05月22日
  • マハラジャの葬列

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    ネタバレ

    シリーズ2作目。前作より1年後。
    ウィンダムとバネルジーのコンビは相変わらずだが、アニーの変貌にびっくり。1年でそんなになるか?
    話としては今回は藩王国が舞台だった影響もあるか、英国統治下のインドの情景が色濃かった前作に比し、普通のミステリーという感じ。
    次作は再び舞台がカルカッタとのことで期待。

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    2021年04月20日
  • マハラジャの葬列

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    1作目『カルカッタの殺人』の印象が強くあって、今作はその雰囲気を無難に置きにきた感がしないでもない。後宮事情は興味深かった。

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    2021年03月15日
  • カルカッタの殺人

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    ネタバレ

    1900年代前半イギリス統治下のインドでのミステリー。
    ミステリーもまずまず面白かったが、その時代のインドの様子が興味深かった。
    ミステリーとしても次作に期待。

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    2020年12月02日
  • 流れは、いつか海へと

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    あの「ブルードレスの女」作者の久々の邦訳ということで、書評家の評価も高く期待して読み始める。主人公がニューヨーク市警を追われた経緯や刑務所での悪夢のような経験など、導入は魅力的。登場人物が個性的に描かれてはいるものの、次から次へと現れては一旦消える(もちろん後で再登場)ので、冒頭の登場人物一覧に戻ること数度、しかしそれでも思い出せずに本文から登場箇所を探すことも幾度…。途中でやめなかったのは、気の利いたラストに期待したから。それには応えてくれたかな。

    最近わかりやすい筋立てのミステリーや、ドラマTHE Wireとかの見過ぎで、複雑な物語を楽しめなくなっているのか?と自分が心配になる。

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    2020年09月07日
  • 流れは、いつか海へと

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    敵がいったい誰なのか?この手の小説を読むとき普通はそこを意識していると思う。ただ、その謎の敵がわからないまま次から次へと登場人物がふえるため、私には少し読みにくかった。端役が多すぎるというか、名前がなくてもいい登場人物が多かったという感じかな。
    アメリカの探偵小説を読み慣れている人向きかもしれない。
    後、エンディングは、好みではなかった。Sキングに似たような結末があるが、読後感は、キングの方がぜったい良い。

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    2020年09月06日
  • 流れは、いつか海へと

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    ・1週間後の深夜読書会の課題本。ミステリーは苦手なんだけど装丁、タイトルいいな。読めるかな。
    ・主人公は黒人のもと警察官。ニューヨークが舞台。車はビアンキーナというくすんだ褐色のイタリア車。別れた奥さんと娘がいる。セロニアス・モンクをきく。
    ・140
    見張られてる者を見張っている見張りを見張っている。メル。
    ティッシュ配りもそーなんか

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    2020年08月08日
  • 流れは、いつか海へと

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    ネタバレ

    すこぶる情けないハニートラップにまんまと掛かり、警官からレイプ犯たる囚人に落ちぶれた末、服役後に私立探偵へ。そんな男が、実はかつて警官時代に捕まえた極悪犯からは全幅の信頼を置かれ、多情多感な年ごろの娘からはそこらの父親にはとうてい叶わない尊敬と愛情を得ている。展開としては、探偵として依頼された事件と、かつて自分自身が陥った事件の冤罪を並行して晴らすというもので単純なれど、なにせ登場人物が多くて整理しきれない。最後は、ミッションインポッシブルのごとき救出作戦を成功させるが、あれで安心円満解決といえるのだろうか?そんな甘い相手じゃないと思うんだけど。

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    2020年06月28日
  • 流れは、いつか海へと

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    身に覚えのない罪を着せられてニューヨーク市警を追われたジョー・オリヴァー。十数年後、私立探偵となった彼は、警察官を射殺した罪で死刑を宣告された黒人ジャーナリストの無実を証明してほしいと依頼される。時を同じくして、彼自身の冤罪について、真相を告白する手紙が届いた。ふたつの事件を調べはじめたオリヴァーは、奇矯な元凶悪犯メルカルトを相棒としてニューヨークの暗部へとわけいっていくが。心身ともに傷を負った彼は、正義をもって闘いつづける―。

    「ブルー・ドレスの女」という題名は記憶があるが、残念ながら未読。確か映画化されたはず。
    題名も、表紙も、そして帯の惹句もいい感じだったのだが。登場人物の出入りが激し

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    2019年12月15日
  • カルカッタの殺人

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    1919年、イギリス統治下のインド・カルカッタでイギリス人の政府高官が殺され、口にはイギリス人に対する憎悪を綴ったメモが押し込められていた。
    その後列車が襲われ保安員が殺される事件が発生。

    捜査を担当するのはカルカッタに赴任してきたばかりのウィンダム警部、その部下ディグビー警部補、インド人部長刑事のバネルジー。
    捜査を進める中で二つの事件を結びつける犯人として革命組織のリーダーが浮かび行方を追うが、軍情報部も横槍を入れてくる。


    イギリス統治下のインドで現地人差別が公然と行われ、少数のイギリス人が政治も経済も握り、イギリス人同士での権力や経済を巡っての暗闘が繰り広げられる。インド人たちの中

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    2019年09月24日
  • カルカッタの殺人

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    時は一九一九年。舞台は英領インド、カルカッタ(今のコルカタ)。スコットランドヤードの敏腕刑事だったウィンダムはインド帝国警察の警部として赴任して間がない。第一次世界大戦従軍中、父と弟、それに結婚して間もない新妻を失った。過酷な戦闘で自分一人生き残ったこともあり、生きる意味と意欲を喪失し、アヘンに溺れていたところ、かつての上官で今はインド帝国警察ベンガル本部の総監タガートに誘われ、カルカッタにやってきた。

    ミステリもいろいろ読んできた。舞台もアメリカ、ロサンジェルスをはじめ、イギリスのロンドン近郊、さらに最近ではノルウェーのオスロも仲間入りし、いよいよ国際的になってきた。しかし、インドが舞台と

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    2019年08月09日