篠綾子のレビュー一覧
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シリーズ第五作。
人気役者の甥の喜八と幼馴染みの弥助は一緒に「芝居茶屋かささぎ」で接客として働いている。二人とも色男だが、役者には興味がなく、このかささぎを少しでも大きくしたい一心で料理の献立を日々考えている。
昔の人は季節の変わり目を大切にし、無病息災を願い、邪気を祓う行事を大切にする。今回は中秋と菊の節句にちなんだ献立だ。旬な食材を使いどれも美味しそうなものばかり。
そんな二人の店に訪れるお客が悪事を働く。そして人助けのために一日限りのお芝居をする事でその悪事を暴いていく。
難しい言い回しがなく、現代言葉なので、とても読みやすい作品。初めて時代小説に触れる人にもお勧めです。 -
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ネタバレシリーズ3作目
今回は蘊蓄がこれまでより多かったです。勉強になりました。
茶飯が気にりました。ヘルシーで美味しそう!
藍之助が組頭との関係について、昔はよくあったみたいに聞くんですが、本当かなっていつも半身半疑になります。
まぁ、お手紙残ってたりするみたいなので、本当なんでしょうね。。
藍之助が喜八と弥助も生まれてる時代が違えばきっと、みたいに言われて面白かったです。
また、吉良上野介が出てきててちょっと不穏だなと思いました。確か前作にも名前だけ出てきてたよな。。今回藍之助の上司としてがっつり出てきてたので、ちょっとこの先も出てきたら怖いなと思いました。
今回初登場の寅次郎が好きだったので -
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ネタバレまさに異色時代物。松原忠司については殆ど知らず先入観無しに読めた。
タイムトラベル物に有りがちな、過去で知識や武力をひけらかすような無体な展開も殆どなく、時代の流れに翻弄される訳でもなく気持ちよく読めた。
また当時の友人の先祖との出会いや繋がりも、強引さもなくすんなり入った。
薩摩島津家はこんなところから始まっていたのね。勉強になりました。
弁慶との対戦や、義経軍としての戦いが少しあっけなかったり省略されていたのは残念。長々としてはくどかったのかなぁ。長編として読みたかったかも。
「その先が危ういと分かっていても、進むべきと思えば、俺は進む」
未来が分かった上で信念に生きる忠司、格好良いで -
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ネタバレ古代の女帝から幕末の大奥まで、こじらせた女性たちを紹介した一冊です。
こじらせた=恋愛ではないところも面白い着眼点の一冊でした♪
さすがに三十三人すべてを紹介できないので、私が読んでいて特に気になった女性を紹介したいと思います。
古代では「酒人内親王」です。
私はこの女性を知りませんでした(-_-;)
彼女は称徳天皇のあとを継いで、即位した光仁天皇の皇女であり、生母は皇后となった井上内親王。聖武天皇の娘です。彼女は母親の井上内親王はある事件をきっかけに廃后されて、彼女は伊勢の斎宮となるのですが、天皇の代替わりにより伊勢より帰ることに……。
そこで光仁天皇は彼女を女帝へ据えようと -
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大河ドラマで最近退場してしまった義経と郷姫。
タイミング良く読んだのだが、実は単行本は2005年に出ていて篠さんの出世作らしい。
義経の戦いや運命については史実通りで、大河ドラマのような斬新な解釈や演出はない。
だがこの作品ならではの設定がいくつかあって、それが物語をよりドラマティックに最後の悲劇を盛り上げている。
一つは頼次という架空の人物。入間川を流されてきたところを郷に救われた記憶喪失の少年は後に記憶を取り戻すのだが、彼女への想いを秘めたまま陰に日向に見守る。
もう一つは畠山重忠と郷との秘めた恋愛関係。大河ドラマの重忠と郷(ドラマでは里?)のキャラだとイメージが湧かないが、こちらでは