篠綾子のレビュー一覧

  • 初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖

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    傾奇者達を集めて纏めて、町の為に尽力したが、無頼漢であった事実により投獄され死亡した父を尊敬しつつも、その倅である事を自覚し仲間たちに報いたい喜八
    芝居茶屋が舞台、歌舞伎が絡んで面白くなりそう

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    2022年09月22日
  • 雛あられ 木挽町芝居茶屋事件帖

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    この作家さんが好きなので読み始めたシリーズの2作目。
    今回、ちょっと残念だったのが、この物語の空気感の中で、一人敵役となったのが、板橋多聞。
    その人間性の描写が少しかわいそうな描写だったかな?!

    キャラもまとまりつつあって、これからも楽しみなシリーズになりそうです。

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    2022年09月21日
  • 江戸寺子屋薫風庵

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    202208/若干キャラに駒感あるところも感じたけど、寺子屋モノ好きなので面白かった。篠綾子だから買ったけど、この表紙絵のテイストはどこをターゲットにしているのか謎。

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    2022年09月04日
  • 猫戯らし 小烏神社奇譚

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    〈小烏神社奇譚〉シリーズ第五作。

    タイトルにあるように猫がたくさん出てくる。
    と言ってもただの猫ばかりではない。付喪神に化け猫に、不思議な力を持つ猫。
    もう一つのキーとなるのが『南泉一文字』という銘の刀。元は足利将軍家に献上された刀だったが、現在は尾張徳川家に渡っている。その『南泉一文字』が最近突然鳴動するようになったという。

    早速天海大僧正の元で竜晴が刀を調べると、まばゆい光を放った後に生まれたての子猫が現れた。付喪神の誕生だ。
    付喪神を扱った作品はいくつか読んだが、誕生の瞬間を描いたシーンは初めて。なかなか興味深い。
    刀の銘から「おいち」と名付けられた猫姿の付喪神は、さすが普通の猫とは

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    2022年08月11日
  • 猫戯らし 小烏神社奇譚

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    またかわいい子がふえました。
    当然のことながら、付喪神と人の生は違うので、小烏丸の言葉は切ないですね。

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    2022年07月01日
  • 蛇含草 小烏神社奇譚

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    切ないな~。
    でも、最後は丸くおさまってよかった。
    小烏丸の過去と、江戸を狙ってる?何かが気になります。

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    2022年04月25日
  • 初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖

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    新シリーズかな?

    初午いなりだし…茶屋だし…
    もっと料理本?グルメ本?かな?と思っていたけれど割とさっくり。

    1作目はどうしても…入りきれない感はあるけど。
    色々どうなっていくのか楽しみ!!!

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    2022年04月01日
  • 星月夜の鬼子母神

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    現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に登場する比企一族(比企尼を草笛光子さん、比企能員を佐藤二朗さんが演じている)を取り上げているということで、予習を兼ねて読んでみた。
    鎌倉時代は(も)詳しくないので、比企一族についても大河ドラマで初めて知った私には非常に興味深い作品だった。

    比企一族はなんと悲劇的な一族なのだろう。
    元々比企尼が源頼朝の乳母だった縁で、その娘や孫娘たちは頼朝の近親者や近しい家臣たちへ嫁いでいるのだが、その殆どが不幸に見舞われているのだ。
    長女・丹後内侍の娘・長子は頼朝の弟・範頼に嫁いだが、範頼は謀叛の疑いを掛けられ殺され、長子は赦されたが男児二人は出家させられている。ち

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    2022年03月11日
  • 狐の眉刷毛 小烏神社奇譚

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    〈小烏神社奇譚〉シリーズ第四作。

    今回は小烏神社の氏子で宮司の竜晴に想いを寄せる花枝が狐に憑かれてしまう。それだけでなく、大奥に仕える女性にも狐が憑いているようで、狐憑き祭りといったところか。
    発端は宇迦御魂(うかのみたま)に仕える白狐に、ある執心のために成仏出来ずにいる狐の霊を救って欲しいと頼まれたこと。
    この彷徨える狐の霊と花枝に憑いた狐は、医師の泰山が患者から貰った『御伽草子』に出てくる『玉水の前』という狐の話と『玉藻の前』という狐の話に似ている。

    狐は人に化けて人の生活に入り込んだり、中には人と結婚したりという話もあるほど、昔話ではお馴染みの動物。一方で今回の話のように神の遣いだっ

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    2022年03月09日
  • 初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖

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    202201/面白かったけど、キャラ萌えありきの感が強いような…。新シリーズ1作目とのことなのでとりあえずしばらくは様子見で追ってみよう。

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    2022年03月04日
  • 初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖

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    篠綾子さんの新シリーズが始まりました。

    旗本奴が闊歩していた時代、街にも派手な衣装を着て立ち歩く町奴が存在。
    半端な若者が自然にあつまり、親分をしていたのは主人公喜八の父親だったが、町のためにと奮起してその地域になかった橋を作り、いつしか親しまれる存在に。

    だが、ある時、旗本奴や町奴の取り締まりがキツくなる。
    親分は子分衆を諭し逃して第二の人生を送るようにと命令。自分は牢で死ぬことになった。

    父親の妹夫婦に育てられた喜八もはや17歳。
    叔母の作った茶屋をつぐことになった。

    今はみんな真っ当に生きている。
    そんなおり、強盗の事件が勃発する。

    芝居茶屋という場所柄芝居には縁が深く、役者に

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    2022年02月22日
  • 狐の眉刷毛 小烏神社奇譚

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    今回は御伽草子に綴られた狐のお話。
    思いが残り、変化をした妖狐。
    小烏神社の氏子の旅籠の姉弟にまで災いをもたらした。

    総出で妖を退治する。

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    2022年02月21日
  • びいどろ金魚 江戸菓子舗照月堂

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    ネタバレ

    おお!なんだか色々…色々!!
    お兄さんの手がかりがありそうだし.
    安吉はしっかりしてきたし.
    三角関係は始まりそうだし!!

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    2022年01月06日
  • 宝の船 江戸菓子舗照月堂

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    ネタバレ

    あー照月堂やめちゃうんだ…
    と思ったけど.
    まだまだつながりはあるし
    京都から安吉達は来るし…
    え?お兄さんも来た??
    続きが気になるところで終わってるー!!!

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    2022年01月05日
  • 絵草紙屋万葉堂 揚げ雲雀

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    思い込み…ちゃんと表紙にまでルビが振ってあるのに…
    「揚げ雲呑」だと思って読み始めてた
    食べ物系の本ばっかり読んでるから…
    1行目でマチガイ気がつきました.
    .
    うーん.前回よりは…
    あ…私多分この主人公好きじゃないんだな.

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    2022年01月05日
  • 神様の果物 江戸菓子舗照月堂

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    え!!?
    急に終わり?
    そんな急に和解??
    これからのナツメが面白そうなのに?
    別シリーズで続きが読みたい

    安吉がお父さんに会うシーンと
    最後なつめと慶一郎の似てると話すシーンがちょっと泣ける

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    2022年01月04日
  • 弟切草 小烏神社奇譚

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    小烏神社の宮司・竜晴は風水や陰陽道にも通じていた。ある日寛永寺の大僧正に呼び出された。不忍池近くに身元不明の男の首が埋められているのが発見された。その男の正体、そしてどういう経緯でそこに埋められたのか内密に調べてほしいと頼まれる。

    遺体の身元は薬種問屋の長男であると判明した。彼が殺されたと思われる夜、怪しい男も目撃されている。竜晴の親友、医者の泰山は道端で死にかかっている男に出くわし、神社で手当する。その男は泰山の幼馴染みで薬種問屋の道楽者の次男坊。そして目撃された怪しい男に風貌が似ている。
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    何の前触れもなく、本屋でタイトル書いしちゃいました。てっきり梨木果

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    2021年12月17日
  • くさまくら 万葉集歌解き譚

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    万葉集 歌解き譚 シリーズ3

    助松と父・大五郎は富山の出身である。
    大五郎は、富山藩の武士であったが、陰謀に巻き込まれた末、脱藩を余儀なくされた。助松が富山を出ることになったのは、赤子の頃の事で、故郷の記憶は無いが「万葉集」を編んだ大伴家持にゆかりの土地と知り「万葉集」にいっそうの興味を持っている。

    助松父子が奉公している、油問屋と薬種問屋を営む大店「伊勢屋」の娘しづ子と母親・八重が伊香保に旅をすることになり、助松と手代の庄助、女中のおせいが同行を命じられた。
    護衛役として、葛木多陽人が、付かず離れず、一行に随行する。

    伊香保に着いた途端に、多陽人が、別行動を願い出たが、帰ってくる約束の

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    2021年10月28日
  • たまもかる 万葉集歌解き譚

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    万葉集歌解き譚 シリーズ2

    日本橋「伊勢屋」は、油問屋に薬種問屋を兼ねる大店である。伊勢屋には、しづ子という17歳の娘がいる。
    しづ子は和歌を好み、国学者として知られる賀茂真淵の弟子でもあった。
    伊勢屋の奉公人・助松は、伊勢屋で手代として働く父・大五郎が、かつて陰謀によって富山藩を脱藩した侍であるとついこの間知った。

    真淵の家に盗人が入り、万葉集の写本二冊が盗まれた。
    将軍家重の弟・田安宗武に万葉集を講じた後、間違えて持ち帰った、他人の写本だった。

    今回も、助松、しづ子と、陰陽師の葛木多陽人が、万葉集にまつわる謎を解き明かす。


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    2021年10月26日
  • たまもかる 万葉集歌解き譚

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    今回は田沼意次が出てくる。
    薬種問屋に務める親子は実は富山藩の脱藩もの。
    子供は最近まで知らなかった。

    田安家と将軍のお側係、田沼と同じ将軍の後見をする大岡が毒殺の危険を晒される事件が絡んでくる。

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    2021年10月21日