篠綾子のレビュー一覧
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タイトルの弟切草、漢字で書くと何とも意味深で怖い。
その由来はというと、鷹の傷に効くというこの植物のことを秘密にしていた鷹匠だがその弟が他人に明かしてしまったために鷹匠に切られて殺されたという。葉に散った無数の黒い点はその時の弟の血飛沫だとか。
…という禍々しい由来の植物をタイトルにしてあるが、作品の雰囲気はそこまで暗くない。
主人公は小烏神社という古い(というかボロい)神社のただ一人の宮司・賀茂竜晴。
一言主命と縁が深く言霊を操る力に長けている竜晴には二柱の付喪神が側に付いている。それが普段は白蛇の姿の抜丸と烏の姿の小烏丸だ。
二柱とも由緒ある刀の付喪神だが、小烏丸の本体である刀、その名も -
Posted by ブクログ
頼朝が鎌倉幕府を開いていた頃の京が舞台。
紀貫之が弟子に伝授したと言われる「古今伝授」。
藤原定家は父、俊成より「古今伝授」の相承者の証に必要と、三種の御題を出される。
御題の謎に取り組み始めた数ヶ月後、俊成が何者かに攫われる。
三種の御題を解き明かすことが俊成を救う手立て。
定家は父を救うため、博学な僧侶、長覚に協力を求める。
この時代は苦手。
鬼の漫画「夢の碑」で読んだくらいの知識。
「平家物語」を児童書で読んだのでなんとなく時代背景を把握できてる感じ。
「唐衣」を読んで、「百人一首の常識」を読んでいたのもラッキーだった。
敵の目的は何か?敵は誰なのか?
京の政権争い、頼朝の思惑。
読ん