【感想・ネタバレ】梨の花咲く 代筆屋おいちのレビュー

あらすじ

わが願ひ、君が幸ひのみにて候ふ―― 一通の文だけを残し姿を消した許嫁・颯太との再会を願い、下総の小さな村からひとり江戸に出たおいちは、ひょんな縁から、本郷丸山の歌占師・戸田露寒軒宅で世話になることになった。そのほんの数日後、露寒軒宅の女中おさめと、その生き別れになっていた息子の縁を、一通の手紙によって再び繋いでみせたおいち。おいちに人の心を汲む才を認めた露寒軒は、颯太と会える日まで「代筆屋」を営んでみるよう勧めて……。真心を込めた手紙が人と人との縁を紡いでいく、連作時代小説、期待の新シリーズ誕生!(解説・細谷正充)

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Posted by ブクログ

庄屋の娘だった母親は寺子屋の先生もしていた。
おいちは 母親から字を習った。
いちは 母親を看取ってから 村を出て 颯太のゆくえを追って江戸に出る。歌占師 戸田露寒軒のもとで 代書屋になる。
字が上手くて幸いでした。
特技は大事
おいちは人の言いたい気持ちが理解できる。
かかわった人たちの 言いたい気持ちを後押しして
おいちもその人たちも幸せになっていく。
歌占いでは 古典の和歌がつかわれ 篠綾子さん本領発揮です。
うじうじしていない主人公の性格が 気持ちいいですね。

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2024年10月02日

Posted by ブクログ

幼馴染の颯太を探して江戸に出てきたおいちは、ひょんなことから代筆屋を始めることになる。シリーズもの。

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2016年01月09日

Posted by ブクログ

真間村を出たおいちは,姿を消した颯太を追って江戸に出る.危うく騙されるところを助けてくれた歌占いを生業とする元武士戸田露寒軒の下で,おいちは暮らすことになる.代書を始めて,いろいろな人々の思いを形にしていくのが人情ものとして面白いが,この綱吉の時代のキナ臭いあれこれもこれから登場しそうで,楽しみである.

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2015年12月21日

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