あらすじ
行方知れずの許婚・颯太との再会を願い、下総から江戸に出てきたおいちは、本郷丸山の歌占師・戸田露寒軒の手伝いをしながら自身でも代筆屋を営み、なんとか暮らしを立てていた。そんなある日、露寒軒のもとに意外な客がやってきた。故郷でいがみ合う仲だった従姉のお菊である。わがままだが、牡丹のように華やかなお菊も颯太を想い、行方を捜していると知り、おいちの心は散り散りに乱れるが……。文とは、想いと想いを繋ぐもの――心の奥を汲み、真心を込めて綴るおいちの文が人の絆を結んでゆく連作時代小説、待望の第二作。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
おいちが柳沢吉保の側室 町子の代書を引き受けることになる。
天狗がでて おいちは気を失ってしまうが
町子の母親からの手紙を天狗は持ってくることを教わる。
撫子は 撫でし子 というように 可愛い我が子という意味と
撫子の別名 常夏から 床を共にする恋人という意味もあるんですね。
おいちの歌を 町子が直してくれる
飛ぶ蛍我を離れず身に添えば
思ひ出づらむ恋し撫子
ここから この本の題名 恋し撫子 がついたんですね。
素敵ですね!
Posted by ブクログ
一巻の時に書き忘れてたんだけど、このお話和歌がちょいちょい出てくるの。
そういう時代だったんだろうね。
百人一首が苦手だったので、和歌もなかなかに理解できないけど、そのすぐあとに口語訳が付いているからこんな私でも大丈夫!
さてこの物語、どこに着地するのか皆目見当がつきませぬ。
だって将来を約束したはずの男を探しているのに手がかりがちっともない。
2巻まで読んだけど、怪しいのが1人いるけど、それ以上の情報がない。
4巻完結らしいのであと2冊は読もう。
気になっちゃうからね。