あらすじ
江戸駒込の菓子舗照月堂で女中として働きながら、菓子職人を目指す少女・瀬尾なつめ。自分よりも後に店に入ったお調子者の安吉が、主・久兵衛のもと職人見習いを始めたことに焦りを感じつつ、菓子への想いは日々深まるばかりだ。そんな折、照月堂に立て続けで珍しい客が現れる。なつめを訪ねてきた江戸市中でも高名な歌人。そして、上野にある大きな菓子店氷川屋の主とその娘である。それぞれの客により、店には驚きと難題がもたらされて──大好評シリーズ、第二巻。
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「菊のきせ綿」と「養生なつめ」、対戦相手の氷川屋が作った「菊花の宴」 どれも食べてみたい。
主人公のなつめをとりまく人々が、人間的に立派な方が多く、これからのなつめの成長が楽しみ。
特に照月堂の主「久兵衛」は、菓子作りを「和菓子との戦い」と捉えていて、確固たる理想を持ち、自分にも他人にも妥協しない姿がかっこいいと思った。
こういった「職人としての姿勢」が、なつめや安吉さんを感化しているのだと思った。
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店で久兵衛の手伝いをしていた安吉が いなくなったことで なつめが手伝いに入ることになる。
氷川屋は 自分の所からいなくなった安吉が照月堂で働いていることに 因縁をつける。
菓子で競い 負けた方が相手の言うことを聞く。
露寒軒の申し出で3人の立会人がたつ。
氷川屋は 菊花の宴
照月堂は 菊のきせ綿
菊花の宴
3色の菊の花の練り切り
菊のきせ綿は 黄色の菊の練り切りにくずを冷やして帽子のように被せたお菓子
菊の花が透けて見える。
これは 食べてみたいですね。
そして見てみたいと!
氷川屋が 立会人に手をまわし 氷川屋が勝つ。
月見団子を作る3日間 店を閉める
という結果になった。
間に露寒軒が入ったことで 穏便にすんだ。
安吉は心を入れ替え 久兵衛の友だちがやっている京都のお菓子屋に 手紙を書いてもらって 京にたつ。
この話しの前に 体の弱いおかみさんのために作られた 養生なつめ と言うお菓子も食べてみたいですね。久兵衛の腕が冴えたお話しでした。
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氷川屋から転がり込んできた安吉は、
お調子者で、菓子職人としても自信過剰な、お近づきにはなりたくないタイプ。
安吉が照月堂へ来たことで、騒動がおきます。
市右衛門さんの卦「災い転じて福となす」は当たる……?
照月堂の人たちを有り難い存在だとなつめが感じ、感謝の気持ちを持ち続ける限り、きっと未来は明るくなると信じられます。
一作目で目についていた落ち着きのなさが鳴りをひそめ、目指す道が見え始めると同時に、視野は少しだけ広くなったように思います。
お兄ちゃんが生きていてくれて、幸せであるといいね。
なつめと同じ願いを胸に、これから次巻を買いに行きます。笑
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なつめの身分がひょんなことからわかり、久兵衛はワタワタ。
そして、新しく店に入った安吉は、自分にとっての都合の良いことしか、耳に入らないお調子もの。
なつめちゃんがイラッとするのはわかるわぁ。
そして、その安吉が原因で始まる氷川屋との菓子競争。
安吉の生い立ちは哀れだけど、無責任なのは事実だし、私もこういう人物は苦手です。
生きていく事は嫌なこととの付き合いだしね。
今後の展開に期待です。
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ようやく照月堂で働くことになったなつめ。ただ菓子職人としてではなく、主人の2人の息子の子守としてだが。それでも菓子作りの近くにいられるのは幸せだった。
主人の菓子作りの技やその気概を見てなつめはますます菓子職人になりたいという思いを強くする。そんな時ライバルである氷川屋と菓子対決をすることにより、なつめはその手伝いをする。対決の結果はどうなるのか…。
なつめの成長がみられ、続篇が楽しみ。
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照月堂でまずは除虫として働きはじめたなつめ。
そこへ氷川屋を追い出された調子者の安吉が現れる。
職人見習いを始めるが、、、それが氷川屋の目に触れることとなり。。。
実はだんだんと評判がたたくなる照月堂を氷川屋も見逃せなくなったのだった。そこで安吉の件を持ちだし難癖をつける。
お菓子比べで決着をつけることとなった。新しい菓子のアイディアや名前をつけて、着実に実績を上げてきたなつめ。
初めて菓子作りの現場に下働きとして参加を許される。
さてどうなるか?
頭の硬い親方もなつめの人となりを知るに従い、再認識。