あらすじ
主・久兵衛の主菓子が幕府歌学方に気に入られ、照月堂は躍進の兆し。来たる夏に向けての主菓子も所望され、久兵衛はなつめにも案を出すよう言いつける。自分に新たな菓子など考え出せるのかと緊張しつつも、なつめはさっそく思いを巡らし始める。そんな折、照月堂では、出入りの薬売りの子を数日預かることとなった。ところがその富吉、妙になつめに懐いてくる。不思議に思っていたなつめだったが、ある時富吉が口にした「けいさま」という名を聞いて、驚き、動揺して……。続々重版の大人気時代小説シリーズ、第五巻!
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Posted by ブクログ
古本を取り寄せてよんでいるので バラバラですが これは第5巻です。
順番が違って読んでも ちゃんと引き込まれて読めるところが えらいところです。
京のお菓子屋に行った安吉が 後継になれない面倒な党首の弟 長門のおつきの役を振り当てられます。
それに慣れてきたら 今度は店にくる面倒な客の話し相手
ところが それで接客ができるようになってきます。
人の話しを聞く って大事なことなんですね!
お店で持て余す長門の心にも寄り添えるようになりました。
寺子屋に通う郁太郎と亀次郎 佐和先生に 喜ばれるようなお菓子を届けたい!
でも佐和先生が何がすきだかわからないから 夏目お姉さん聞いてきて!
と頼まれる。佐和先生は ご主人との思い出に金魚を飼っていらした。
その金魚の思い出に びいどろのなかに葛をはり金魚を浮かべるお菓子を 久兵衛が考え なつめが
びいどろ金魚と命名する。
水無月では 菊蔵に恋心をいだくなつめと
氷川屋から 娘の婿になってほしいと言われる菊蔵
しのぶも菊蔵を好いている。
うーん 恋心は難しい
なつめさんにも 素敵な人が現れますように!
Posted by ブクログ
郁太郎と亀次郎の通う寺子屋の佐和先生の言葉が、
今のわたしの現状(まさに昨日の事柄と)リンクし、
自分の気持ちを再認識しました。
読書って、たまにこういう出会いがありますよね。
それだけで★5つつけちゃう。笑
京都で修行中の安吉も再登場。
彼なりにうまくやっているようで、
菓子職人としての修行はあんまり進んでないっぽいけど、急がば回れ?
人間性に成長が見られていて、好感度上がりました。
氷川屋勘右衛門が照月堂を驚異に感じているがための妨害と、それに反発を覚えながらも逆らえないしのぶが不憫。
氷川屋の職人、菊蔵の過去と、なつめとしのぶとの三角関係になりそうな(でもしのぶと菊蔵が夫婦になって新しい氷川屋を作ればいいよ!と思っている)
びいどろ金魚、わたしも食べてみたいです。
Posted by ブクログ
おお!なんだか色々…色々!!
お兄さんの手がかりがありそうだし.
安吉はしっかりしてきたし.
三角関係は始まりそうだし!!