望月衛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレまさに前作の続編らしい内容でした。
前半部は医療業界の面白い話が色々あった
⚫お医者さんが仕事を止めると死亡率が大幅に下がる
(命に関わらない症状なのにどんどん患者には
薬が投与され体にとって有害になること多いため)
⚫治療の結果はかかる費用とほとんど相関していない
・良いお医者さんは無駄に治療コストをかけない等
特に興味深い話は人の思いやりについての話。
独裁者ゲームというテストで20ドルもらった人が、他人に好きな額あげられる場合、
平均総額の20%を人に渡すことが実証されており
人には思いやりで行動するものと考えられてた。
前作に続きこの本でずっと人はインセンティブで動くと植え付けられ -
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Posted by ブクログ
相対年齢効果はバカに出来ない
すばらしいお医者さんはランキングの高い大学の医学部に通い、一流病院で研修医を務めている
経験をたくさん積んでいるのも重要
職歴10年分で、一流病院で研修医をしていたのと同じだけの効果がある
ERのお医者さんは女の人の方がいい
硝酸塩肥料のおかげで世界は食えている
チャイルドシートとシートベルトに機能的な大差は無い
インテレクチュアル・ヴェンチャーズ
・ネイサン・ミアヴォルド
・ローウェル・ウッド
・ケン・カルデイラ
主な温室効果ガスは水蒸気だ
二酸化炭素が地球の温暖化の引き金になってきたわけではない
太陽電池は黒くて変換効率が12%で残りは熱として再放射 -
Posted by ブクログ
この経済学の本は、なかなか面白い。「実地実験」を通して語られる様々な問題への解決策が。同様の本として「ヤバい経済学」という本が浮かんでくる。
今はやりの「ビッグデータ」に関する話題が載っている。ビッグデータにも問題点があると指摘している。それは因果関係ではなく相関関係に依存していて、しかも、大きすぎてどうやって進んでいったらよいのか途方に暮れると言う点だ。数字やデータをこねくり回していて知らぬ間に難しい理論だけが独り歩きして実態とかけ離れることになりかねない。
インセンティブに注目している。どうすれば人が良いことをするのだろうか、インセンティブが「どう働くかを理解しないといけない」と -
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Posted by ブクログ
インセンティブは現代の日常の礎である
通念はだいたい間違っている
遠く離れたところで起きたほんのちょっとしたことが原因で劇的な事態が起こることは多い
専門家は自分の情報優位性を自分の目的のために利用する
何をどうやって測るべきかを知っていれば混み入った世界もずっとわかりやすくなる
アメリカでは中絶が増えたことによって犯罪数が減っている(但し今も論争中)
学校の成績と相関している八つ
・親の教育水準が高い
・親の社会・経済的地位が高い
・母親は最初の子供を生んだとき30歳以上だった
・生まれたとき未熟児だった(マイナス要因)
・親は家で英語を話す
・養子である(マイナス要因)
・親が -
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Posted by ブクログ
・ミクロ経済学の話で
普通は取り上げない題材を取り上げていて面白かった。
自分が熟読したのは売春婦の話と地球温暖化の話
・売春婦の話は大学の講義では
絶対に出ないという意味で新鮮だったwww
昔は売春婦の賃金は高かったけど
無料の婚外セックスが増えてきたから
需要が減り、安くなったというのは面白い
個人的に思うのは
日本の風俗産業も風俗嬢の賃金は昔に比べると減っただろうが、
同じように出会い系などの影響があり、
需要が減ったのかもしれない
風俗系のアルバイト雑誌なども街に無料であったりして
供給側の敷居も下がって供給過多になったのかもしれない
それとポン引きがつくことのメリットが
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