【感想・ネタバレ】超ヤバい経済学のレビュー

あらすじ

完成まで4年をかけたこの続編『超ヤバい経済学』は、「余裕で1冊目よりずっといいって胸を張って言える」と著者も自信満々。『ヤバい経済学』以上にヤバい内容で、読者を惹きつけて離しません。
「経済学的アプローチ」と出てきますが、『ヤバい経済学』と同様に経済学の知識がなくても大丈夫です。売春婦の戦略から地球を冷やす方法まで、レヴィットとダブナーのコンビが世の中の見方をまたひっくり返すのをぜひお楽しみください。

【主な内容】
序 章 経済学が「ヤバい」とは
第1章 立ちんぼやってる売春婦、デパートのサンタとどうしておんなじ?
第2章 自爆テロやるなら生命保険に入ったほうがいいのはどうして?
第3章 身勝手と思いやりの信じられない話
第4章 お悩み解決いたします――安く簡単に
第5章 アル・ゴアとかけてピナトゥボ火山と解く。そのこころは?
終 章 サルだってひとだもの

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Posted by ブクログ

これは面白い。
ネタは海外のものばかりだがそうだったのか!と思わされる内容。
明石家さんまの「ホンマでっかTV」的でスイスイ読める。

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2018年10月25日

Posted by ブクログ

一言で言うと、人はインセンティブで動く。もう一言付け足すならば、直観に反していたとしても、それは見えなかったインセンティブが働いていたせい。
前著とテーマは変わらずネタが増えただけだが、そのクオリティに劣るところはない。テレビの普及により進む女性の社会進出、女性の社会進出による教師の能力の低下、酔っぱらい運転と酔っぱらい歩きの危険性の比較、売春婦のインセンティブと政策の失敗、テロの経済的効率と統計によるテロリストの見つけ方、選択バイアスを除外した医者の評価方法、地球温暖化とエコ信仰、売春するサル。
どれも一級の面白さであるが、どれか1つを勧めるならば、間違いなく地球温暖化の章を選ぶ。なるほどと思わされる記述が多々ある本書だが、膝を打つほど我が意を得たのは次の一文『気候変動という恐れは、罪の意識と自己嫌悪をほしがる私たちの心を満たす。また、人の心にいつもある、技術の進歩は神罰を受けなければならないという思いを満たす。気候変動の恐れはこの重要な点で宗教に近い。』人に振る舞いを変えるように”訴えかける"コストは低いが、それが受け入れられて実現するまでのハードルは恐ろしく高い。それでも理想を夢見て訴え続けるのか、リスクとリターンとコストとインセンティブを計算して迂回路を探すのか。地球温暖化に関して言えば、その道筋は既に用意されている。

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2018年10月20日

Posted by ブクログ

日常生活で浮かぶ疑問を統計分析するとどうなるのか?代替指標を上手く設定して分析する様子はとても面白い。

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2013年01月19日

Posted by ブクログ

「ヤバい経済学」の続編。前作を上回るのは難しいと思いきや、全然そんなことはなく。全然、面白かった。夢中で読んでしまった。そっか、こういうのも経済学だったなら、経済学の方に進んでもよかったのにな、て思った。(11/5/19)

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2012年08月08日

Posted by ブクログ

・前作「ヤバイ経済学」の計量経済学(統計分析)のテイストが面白かったですが、今作ではそこに行動経済学テイストが加わり更に楽しめました。

・独裁者ゲームの実験結果に対する「人には思いやりの心(利他性=不合理性)がある」という一般的な解釈に対して、観察者の存在が被験者の行動を歪めている可能性を示唆し、やっぱり「人はインセンティブに反応して行動する(合理性)」という主張は、とても新鮮に思えた。
 (この変の話は、「観察(の為の光)が、観察対象の微小な粒子に影響を与えてしまう」という量子力学を彷彿とさせて興味深い)

・腎臓移植の為の臓器売買市場を作るという(経済学者が好みそうな)案はアメリカでは否決されたが、なんとイランには実在する。
 つまりアメリカでは腎臓移植を受けられずに死ぬしかない人も、イランでは助かるのだw

・18世紀に流行した産褥熱の原因はなんとお医者さんだった。
 当時、医者は死体解剖した手をロクに洗わずに、赤ん坊を取り上げていた為、妊婦が細菌感染症に掛かっていた。
 その為、出産の死亡率は、産婆より医者の方が高かった。
 しかも、当時、手の消毒と産褥熱との相関関係に気付いたゼンメルワイスによる指摘があったにも関わらず、(今も昔も、医者という人種はプライドが高く、他人の忠告に耳を貸さない)大多数の医者は、「因果関係が不明だから」「そんな簡単な方法で、こんな難しい病気が防げる筈がない」とその忠告を無視していた。(パスツールにより、細菌が発見されるのは数十年後)

・「障害を持つアメリカ人法(ADA)」の為に、雇用者は障害者を雇用すると解雇しにくくなると、障害者の雇用を敬遠し、逆に障害者の就職が難しくなっている。
 →日本の非正規雇用規制の話にそっくりw

・地元で取れた食品を食べると、温室効果ガスは増える。
 食べ物絡みの温室効果ガスの80%は生産時に排出される。そして、大農場は小規模農家より生産効率がずっと良い。
 →日本のフードマイルや地産地消は、逆効果。

・人は普通、将来の問題を避ける為に大金を投じるのを嫌がる。特に、問題が起きる可能性がとても不確かなときは特にそうだ。
 日和見を決め込むにも一つもっともな訳があってそれは将来、今よりもずっと安く問題を回避できる方法が見つかるかもしれないからだ。

・太陽電池は表面の色が黒く熱を吸収する為、逆に地球を暖めてしまう。(吸収する熱エネルギー(極大) > (極小)発電する電気エネルギー)

・地球温暖化を防ぐには、発電所などが排出する亜硫酸ガスを細いホースで成層圏へバラ撒けば良い。しかも、この方法はとても安い。
 (巨大火山の噴火で、亜硫酸ガスが成層圏まで噴き上げられた結果、太陽光が遮られ気温が1度低下した自然現象の応用)

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2013年11月24日

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地球温暖化から娼婦の話まで、前作よりも扱う題材が幅広く、興味深いものが多かった。

特に猿に貨幣の概念を理解させる実験の話が面白い。貨幣の概念を理解し人間のような行動を取るようになる猿に驚愕した。

前作でも少し思ったけど、統計では酔った人間に飲酒運転させるよりも、歩いて帰らせる方が事故に遭う可能性が高いので飲酒運転でも車で帰らせた方が実は安全、みたいな話は『ファクトフルネス』っぽい。

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2022年06月02日

Posted by ブクログ

エンタメとして面白かった。
特に面白かったのは、アメリカ男子の性風俗事情(過去)や、アメリカでは飲酒運転をした時の死亡率より、飲酒運転をしているドライバーに轢き殺される確率の方が高いことなど。

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2022年04月02日

Posted by ブクログ

負の外部性の話。
全体として負であることがわかっていても、個々の人間の行動を改めさせることは難しい。


温暖化の話は面白い。
外部性により、一人一人の行動は小さいものでも70億人分のコストとなり重くのしかかる。
また例え温室効果ガスの排出をやめても経済への打撃がすごいだけではなく、即効性がない。
さらに気候には責任の所在をつけにくい。
つまりやめるインセンティブがないに等しい。

一方、温暖化の対処法もありそうで、亜硫酸ガスを成層圏に放出するだけで解決する見込みが高い。

止め方がわからないのではなく、止めたくないから温暖化は進行しているらしい。

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2020年04月29日

Posted by ブクログ

オマキザルに資本主義が通じるかという実験でサルも合理的な活動が確認できたうえで、非合理的な行動をすることもわかった。さらに「実は人間もほとんど同じような割合で同じ類の非合理的な行動をするのがわかる」と書かれていたのが印象に残った。

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2019年04月03日

Posted by ブクログ

前作が面白かったので、思わず買ってしまった。

通常取り上げられないような題材と視点で、経済学を解説していて、面白い。語り口もふざけていて読みやすい。

一貫したテーマは、「インセンティブ」である。自分の最近の大きな関心事である。

行動経済学の実験についても、視点が新鮮だった。

ここでも地球温暖化論が取り上げられていた。もちろん、世の中が騒ぎすぎだと言うほうの立場で。



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2021年08月08日

Posted by ブクログ

ヤバい経済学の続編。
前作同様、訳文については好き嫌いがあるかも。
続編になるので、前作の訳文に慣れた分、
前作と比べて理解はしやすかった印象。
自分と引き比べて、人間の行動はインセンティブによって
導かれるという主張には納得できる。

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2016年02月01日

Posted by ブクログ

ヤバい経済学の続編。前作同様に、基本的に人間はインセンティブによって反応し行動する。おもいやりって綺麗な言葉だけれどもそのおもいやりで相手が思うような反応を示さない場合不機嫌になったり怒ったりしてしまうのであれば、おもいやりとはなんなのだろうかと思う。

自己中心的にでもいいから、よい外部性の影響を与えることができればいいのだと思う。
ケインズの神の見えざる手のような。

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2015年09月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まさに前作の続編らしい内容でした。

前半部は医療業界の面白い話が色々あった
⚫お医者さんが仕事を止めると死亡率が大幅に下がる
(命に関わらない症状なのにどんどん患者には
薬が投与され体にとって有害になること多いため)
⚫治療の結果はかかる費用とほとんど相関していない
・良いお医者さんは無駄に治療コストをかけない等

特に興味深い話は人の思いやりについての話。
独裁者ゲームというテストで20ドルもらった人が、他人に好きな額あげられる場合、
平均総額の20%を人に渡すことが実証されており
人には思いやりで行動するものと考えられてた。
前作に続きこの本でずっと人はインセンティブで動くと植え付けられて来たので、
この結果で人も捨てたものじゃないなと思わせてくれたがそうじゃなかった!

その後すこし方法を変えて同じような実験したところ
多くの人がゲームのルールを巧みに利用し
お金をねこばばしようとする。
本当はお金を自分の懐に持っておきたいが、
お金を渡すことの自分への満足感、
また実験中人に監視されている状態でずるいことは皆したくない等
結局ここでもインセンティブで人は動くのでした・・・。


為になったところは
本書後半に出てくる海水の表面温度を利用したハリケーン退治の浮き輪作戦や
温暖化対策に亜硫酸ガスを空に放出して冷やしましょう案
など奇抜なアイデアが出てきます。
これらの案は天才的な専門家の人達が、考え抜いて出てきたアイデアですが、
非常にシンプルな理論と方法です。
このあたりを読んでいるときにふと
日々の仕事でも非効率なところや不可能とされているところも突き詰めていくと、
解決方法は複雑ではなく、実はシンプルに改善されるものなのかもしれません

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2015年07月17日

Posted by ブクログ

相対年齢効果はバカに出来ない

すばらしいお医者さんはランキングの高い大学の医学部に通い、一流病院で研修医を務めている
経験をたくさん積んでいるのも重要
職歴10年分で、一流病院で研修医をしていたのと同じだけの効果がある

ERのお医者さんは女の人の方がいい

硝酸塩肥料のおかげで世界は食えている

チャイルドシートとシートベルトに機能的な大差は無い

インテレクチュアル・ヴェンチャーズ
・ネイサン・ミアヴォルド
・ローウェル・ウッド
・ケン・カルデイラ
主な温室効果ガスは水蒸気だ
二酸化炭素が地球の温暖化の引き金になってきたわけではない
太陽電池は黒くて変換効率が12%で残りは熱として再放射されて温暖化の一端を担う
ほんとにバカでかい火山は気候に何らかの影響を与える
温暖化解決は亜硫酸ガスを撒く、これが安上がり
地球工学という考え方
雲は地球を冷やす役割を果たしている

医者といえど忙しいから手が洗われているか確認が必要

外部性は強力
行動変革の化学は難しい

サルでもお金の価値がわかる
売春もする

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2018年11月25日

Posted by ブクログ

ヤバい経済学の続編です。
前作と変わらず取り上げるテーマが良いです。
僕が好きなテーマは”サッカー選手になるには何月に生まれると有利?”です。サッカーに限らず、早生まれは若干損なのかもしれません。

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2014年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これが今の経済学なのかと気づかされた。統計学とか社会学、心理学との境目がなくなってきたように思う。
なお、まじめな学術論文集に面白い邦題をつけるのは、売れるのだからしょうがないとはいえ、いい加減にしてほしい。

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2013年05月03日

Posted by ブクログ

・ミクロ経済学の話で
普通は取り上げない題材を取り上げていて面白かった。

自分が熟読したのは売春婦の話と地球温暖化の話

・売春婦の話は大学の講義では
絶対に出ないという意味で新鮮だったwww

昔は売春婦の賃金は高かったけど
無料の婚外セックスが増えてきたから
需要が減り、安くなったというのは面白い

個人的に思うのは
日本の風俗産業も風俗嬢の賃金は昔に比べると減っただろうが、
同じように出会い系などの影響があり、
需要が減ったのかもしれない

風俗系のアルバイト雑誌なども街に無料であったりして
供給側の敷居も下がって供給過多になったのかもしれない

それとポン引きがつくことのメリットが
不動産会社よりもメリットを上回っているというのは
不動産会社の人、カワイソスwww

自己管理してまるで起業家のように成功している
売春婦はすげえと思ったwww

・地球温暖化の方は外部性の話で
温暖化について知らないことが沢山あった

○実は二酸化炭素より水蒸気の方が問題
○海面が上がっているのは実は水自体が熱膨張しているため
○ピナトゥボ山の噴火によって亜硫酸ガスが成層圏に達して
地球が寒冷化した。そしてこれは今までの人間の活動による温暖化が相殺されうるくらい効果がある

火山の噴火で地球の気候がこんなに変わってしまうもんだとは
思わなかった

そしてこのメカニズムを応用して人工的に
成層圏に亜硫酸ガスをばら撒くというアイデアが面白かった

でも何やら政治的な思惑が色々あるらしく
安価で実現可能なのに実際にはなかなか行われない

ここに関してはインセンティブが関係しており、
インセンティブがないことは人はやりたくない、
人間の行動をインセンティブなしに
道徳やスローガンで変えるのは非常に難しいということだった

意外と今ある諸々の社会問題も
実際には科学で簡単に解決されるけど、
それをやりたいという勢力のインセンティブが貧弱で
それをやられては困るという勢力のインセンティブが強力だったら
ダラダラしてしまっているのかもしれない。。

何か人間ってげんきんで残念だなwww

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2013年03月31日

Posted by ブクログ

前作よりはもっと固い。エスコートサービス(要は援助交際、高級娼婦)のハナシは実にマジメなビジネスモデルのエピソード。
後半のテーマは、重要な問題がとっても簡単な技術で解決できることがある、てこと。特に、地球温暖化対策についての議論はマジメな意味で興味深い。原書の刊行はクライメート事件の前だけど、その辺は訳者後書きでフォローされてる(念のため、地球温暖化が概ね人間の影響で進行してる、ということに反対する専門家はいない)。

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2012年09月06日

Posted by ブクログ

前作をしのぐ面白さ。今回も地球温暖化問題の通説に大胆にも勝負を挑んでいる。だいたいアル・ゴアなんて大金持ちで環境問題やってますっていうのがもう信じられない。本書にもある通りことさら大きなもんだいになっているが、実はもっと簡便+経済的な解決方法があるという鼻あかしがこの本のだいご味だろう。

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2012年08月21日

Posted by ブクログ

 これを読むと「経済学ってなんだろ?」と思う。
 結局のところ、人が何に価値を感じて対価を支払うか、ということなんだろうか。欲望そのものというか……幅広いわー。

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2012年07月20日

Posted by ブクログ

とってもファンキーでもしかしたら世の中の確信も突いているのかもな本でした!
文体のノリについていければ知的興奮を得られそうな本✨️

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2025年10月05日

Posted by ブクログ

よほどよく考えて行動しない限り、人間は非合理的に動く。感情や損得勘定に任せて行動すれば、逆に進んで損をしに行くというのは非常に興味深い結果だった。本の内容をそのまま鵜呑みにするのも危険だけど、思い当たる節がありすぎるので、もうちょっと賢く行動しようと思いました(小並感)

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2019年05月22日

Posted by ブクログ

すごくくだけた口語調の語り口になってるが、原文がどうなってるのか気になった
行動経済学かと言われるとちょっと外れてる気もするが、科学の領域に至らないトリビア的おもしろエピソード集といった感じか。 大学で行われてる心理学の実験の欠点を指摘している点はごもっともだと思った。
2人の作者の専門が何か存じ上げてないが、人から聞いた話の紹介って感じなので情報としては薄い感じがする。 有名な監獄実験はヤラセだったことも判明してるし、成層圏に亜硫酸ガスを送り込む温暖化対策も局所的な干ばつや洪水を起こす点には触れられていない
ただ、タブーなく色んな視点で何でも問題提起する姿勢は良いと思う

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2019年04月23日

Posted by ブクログ

経済学と思って読み始めたが、雑学収集てきな読み方になってしまった。それほど各エピソードは面白いということだと思った。

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2018年11月12日

Posted by ブクログ

ミクロ経済学ってなんでも挑戦するんだんあ。どこまでが経済学なのか。心理学であり、社会学であり、動物学であり、環境学でもある。

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2017年04月03日

Posted by ブクログ

う〜ん、1冊目が売れ、ブログに書いていたことを1冊目と同じテイストで2冊目を出したが、読者が得られる情報と比べて冗長な部分が多過ぎた。
更に著者達がアメリカ的な皮肉な言い方や言い回しを多用して、それを真面目に翻訳していることから慣れていない日本人に入って読みにくいことこの上ない。

なお、この様な読みにくい翻訳本こそフォトリーディングでキーワードを拾い読みするのに適している。
真面目に熟読してして失敗した。

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2016年06月20日

Posted by ブクログ

映画にもなった『ヤバい経済学』の続編。

前作と同じテイストで、既存の常識にとらわれない分析をしている。

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2016年04月20日

Posted by ブクログ

コテコテの経済学ではなく、数字を使って物事を考えた事例を多く出している。
飲酒運転の危険度が酔っぱらって歩いて帰る危険度のほうが高い。
需要供給の価格の関係などは米国における風俗の実態にも
あてはまるなど実社会に経済学の公式を当てはめて考えるヒントになると思う。

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2015年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

○米国シカゴ大学の経済学者(教授)であるスティーヴン・D・レヴィット氏と米国のジャーナリストであるスティーヴン・J・ダブナー氏の共著の第2弾。
○世の中のありとあらゆること(教育から犯罪まで)について、経済学的なアプローチにより、その本質(因果)を明らかにしていく内容。
○第1弾に比べ、さらに幅広い分野における内容の研究を記載。
○特に、売春の話し、自然公園の指定等への対応の話しなどは、印象的。人は、やはりインセンティブで動いているのだなぁと改めて感じた。(だからこそ、インセンティブを持たせる施策が重要。)
○内容的には、相変わらずおもしろく興味深い内容であるが、新鮮さとしては、第1弾の方があった気がする。
○なによりも、自分の経済学に対するとらえ方・印象が変わった気がする。

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2013年10月07日

Posted by ブクログ

1章2章は面白いが後半は話がダラダラすぎて退屈だった。外部性のお話などは分かりやすかった。実例を使った援助交際ビジネスのお話は特に興味深く勉強になった。

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2012年10月25日

「ビジネス・経済」ランキング