望月衛のレビュー一覧

  • ライフサイクル投資術 お金に困らない人生をおくる
    時間の分散投資・若いうちからレバレッジをかけてといった方法をデータを用いて教えてくれる。
    そこでの注意点も書いてあり、実践的です。
    老後資産のためにこの本を参考に今から準備しようと思いました。
  • ヤバい経済学〔増補改訂版〕―悪ガキ教授が世の裏側を探検する
    #インセンティブ次第でヒトの行動は大きく変わる

    名前こそ『ヤバい経済学』だが、カテゴライズするとすれば心理学や行動経済学だと思う。

    ヒトは無意識のうちに何かしらの「報酬」を期待して行動していることを再確認できる一冊。 `インセンティブ` とは 「ヒトにいいことをさせ、もっと悪いことをさせないよう...続きを読む
  • 反脆弱性[上]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方
    4年ぶりに再読。
    将来の事は誰も予測できないので、将来を予想して計画を立てて安定するよう管理するよりも、ある程度の変動はある物と考え、変化に耐えられるよう備えていく方が結果的に良くなる事を、種々事例をあげつつ、前者を実践している実在の人物を批判している本。
    ボリュームは多く、事例説明が多いので中々読...続きを読む
  • ROCKONOMICS 経済はロックに学べ!
    音楽業界のマネジメント、あるいはお金との関わりの記録。
    アーティストのトリビア的な蘊蓄、インタビューも含めて面白かった。
  • Adaptive Markets 適応的市場仮説―危機の時代の金融常識
    金融市場は魔物だとよく言われますが、この書籍を読んでなるほど確かに魔物でもあるなという理解ができた気にさしてくれた。

    ただ、圧倒的に量が多すぎてわいの脳みそでは一度の通読では3割程度ぐらいしか理解してない気がします。読んでるとなんども圧倒的な知識不足感を感じました。

    最後に12章の考え方はとても...続きを読む
  • Adaptive Markets 適応的市場仮説―危機の時代の金融常識
    ずるいよ
    市場仮説と金融経済の感じでいながら最後の最後で一挙に煽るなんて
    まー本書の内容を私のような素人が運用に使えるようになるには少なくともあと10年、理論が整備されて一般向けの解説書が出ないと駄目だろうけど
    しかし欧米の専門家はどうしてこんなに惹きつけるような文章が書けるのだろう。ライターが別に...続きを読む
  • ヤバい経済学〔増補改訂版〕―悪ガキ教授が世の裏側を探検する
    タイトルがちょっと嫌い。これほんまに経済学か?って感じの内容。アメリカ教員や相撲の力士のズルを暴いたり、麻薬はあんなに高いのにどうして売人は貧しい暮らしなのかを考察したり、アメリカの若年犯罪者が減った理由を調べたりする。中絶で犯罪者予備軍が生まれることさえできなかったから犯罪が減ったという論理はかー...続きを読む
  • ヤバい経済学〔増補改訂版〕―悪ガキ教授が世の裏側を探検する
    1990年ころのアメリカ、ティーンエイジャーによる犯罪が増えていた
    2000年代初め頃にはもっと増えているだろうと多くの専門家が予想した
    しかし、実際は5年間で50%以上減少した

    この理由として、銃規制が挙げられた。
    しかし、本当の理由は銃規制ではなかった。。。

    じゃあなんだよ!!ってあなたは本...続きを読む
  • その問題、経済学で解決できます。
    経済学のことを勉強しようと思ったが、実際には実用的に実験を行う事の大切さを教わった。
    例えば、会社で物を売る値段を決定する時でも、試験的に値段に幅を利かせて売ってみて、どの値段の時が最も利益が上がるが試してみるなど、実験が必要な場面は往々として存在する。
    面倒と思わず、実験を行うことが利益をあげるこ...続きを読む
  • その問題、経済学で解決できます。
    良い本。くだけた感じの翻訳で読みやすい。好き嫌いはあるかもしれないけど。
    行動経済学の本だけど、どちらかというと実地実験をすることが大事!ということを伝えている本。ナッジとかは少し触れられる程度。
    著者の行ってきた実地実験をなぞるように進んでいく、ちょっとドキュメンタリーな部分もあって面白い。
    全般...続きを読む
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方
    非常に面白い。

    反脆弱性、反脆さは耐久力や頑健さを超越する。衝撃を糧にする。

    土地の反脆弱性について。著者の故郷であるベイルートは8回破壊され、8回再建したらしい。今回の爆発で、9回目ということか。

    人間の反脆弱性について。心的外傷後成長。心的外傷後ストレス障害とは逆で、過去の出来事で心に傷を...続きを読む
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方
    タイトルの反脆弱性というのは、脆弱性の英語「fragility(もろさ)」の対義語がないことから、著者が作り出した造語“Antifragility”の日本語訳。

    あらゆる物事は、脆弱、頑健、反脆弱の3つに分けることができ、この本で最も大切とされているのは、この反脆弱性です。

    反脆弱性と言われ、ぱ...続きを読む
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方
    コロナ危機を受けて再読した。本当に素晴らしい本だと思う。ブラックスワンの頃から読んでいないと分からない部分も多いと思うが、この本に書いてあることは類を見ないクォリティと革新性だ。タレブはかなり昔から物事のオプション性の危険性と対処の仕方を様々な形で話している。冗長である事や細かな間違いを全体に反映す...続きを読む
  • 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(下)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略
    「マーケットは効率的だ,それを出し抜く隙はない」
    「賭博場では参加者は胴元に必ず負けるようになっている」

    定説に対して,本当か?と疑問を抱き,
    考える力という己の武器を駆使して相手に正面から(相手の土俵,つまり相手のルールに従った上で)相手を打ち破る.
    そして,この資本主義社会において間違いなく成...続きを読む
  • ヤバい経済学〔増補改訂版〕―悪ガキ教授が世の裏側を探検する
    銃とプール危ないのはどっち?

    相撲の力士は八百長なんてしない?

    学校の先生はインチキなんてしない?

    ヤクの売人がママと住んでいるのはなぜ?

    出会い系のサイトの自己紹介はうそ?

    ウィキペディアは信頼できる?
    アメリカで170万部を売り上げたベストセラー本です。

    経済学といえばこの本というく...続きを読む
  • 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(上)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略
    数理的な手法で,不確実性とリスクテイクに立ち向かい,勝利をつかんだ男の物語.

    持ち前の能力(”考える力”)と知的好奇心で,現実の難題に立ち向かい,資本主義ゲームの上がりにまで至った人,

    己の知力と試行錯誤,そしてリスクテイクを積み重ねて資本主義世界での勝利(お金を稼ぐ)を成し遂げたことには素直...続きを読む
  • 反脆弱性[上]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方
    「貧子は困苦に当って、己れを鍛練し
     富子は安逸に流れ、己れを柔弱にする」

     ここには、本書のテーマの「反脆さ」という概念が
     表現されてるように思いますね。

    ◇久しぶりに、自身の考え方に影響を与えてくれる
     本に出会えました。

     著者の前2作から、本書も、その延長だろうと
     たかをくくってま...続きを読む
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方
    「まぐれ」「ブラックスワン」のタレブの本。

    この人の本は久し振りに読んだけど相変わらずのキレキレ。文句なしにおもしろい。


    反脆弱性の概念は一見分かりにくいのだが、

    ながーい上下巻を通してイヤと言うほどエッセンスを語られるのでおぼろげながらも言いたいことは掴めてくる。


    今まで教えられてきた...続きを読む
  • 反脆弱性[上]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方
    「まぐれ」「ブラックスワン」のタレブの本。

    この人の本は久し振りに読んだけど相変わらずのキレキレ。文句なしにおもしろい。


    反脆弱性の概念は一見分かりにくいのだが、

    ながーい上下巻を通してイヤと言うほどエッセンスを語られるのでおぼろげながらも言いたいことは掴めてくる。


    今まで教えられてきた...続きを読む
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方
    上巻につづき、おすすめの本です。

    七面鳥問題というものがあります。
    七面鳥はかいがいしく世話をしてくれる飼い主からの愛を毎日感じて生きています。今まで毎日受けている世話という"データ"によると、今後もずっとこの幸せな生活が続くことが予測できる、と七面鳥は考えました。この幸せが終わりを告げる、という...続きを読む