無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
美形のお得度を真面目に測った史上初の本
見た目で生涯年収の差は2700万円?!
ブサイクな人は保護されるべき?
人の美しさをどう測る?
美しさは収入にどう影響するか?
美形効果が女性の間では小さいのはなぜか?
美形は利益にどう影響するか?
CEOがイケてるほうが業績はいい?
美しい子どもの市場なんてありえるんだろうか?
借金するにも美形はお得?
ブサイクは救えるか?
ブサイクを守らないなんて筋が通るか?
美形だったら人生バラ色?
未来の美形はどうなるか?
ブサイクなあなたに何ができる?
意外にも、着るものや化粧、整形手術に効果はない。
美形かどうかは、会社の業績、選挙の結果、融資の条件、寄付金集めにも影響する。
労働経済学の権威が20年かけて解明した「衝撃の真実」
【主な内容】
はじめに
第1部 美形の裏側
第1章 美貌の経済学
第2章 見る人次第
第2部 職場での美形:なぜなにどうして
第3章 美貌と働き手
第4章 特定の職業における美形
第5章 美形と雇い主
第6章 ブサイク差別か役に立つ美形か、そしてそれはなぜか?
第3部 愛、借金、そして法律での美形
第7章 友だち、家族、そして借金の市場における美形
第8章 ブサイクを法律で守る
第4部 美形の先行き
第9章 ブサイクの行く末
訳者のあとがき
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
美人は年収ベースで2千万円違うとは知っていたが
お金だけだと普通の人と8%違うらしい
生涯2億5千万円稼ぐとしたら2千万円
なるほどねと納得した本
大学教授の年収や選挙の当選など
色々と調べられた資料がわんさか出てきて
正直嫌気がするレベルで優遇があるのが
理解できるし羨ましい
どうすればブサイクは
美男美女と結婚(付き合う)事ができるのか
勉強のレベルをトップレベルにあげる事
日本でいえば東大卒や東大通ってます
世界的有名企業に勤めてますみたいな感じ
まぁそうだろうとは思っていたが
身も蓋もない
これだけ格差があるのだから
ブサイクは資金を援助すべきかという理論まで
書かれている本
Posted by ブクログ
経済学の視点から、美しいことが現実的にはどれだけ得なのかについて明らかにした一冊。
イケメンや美人が経済的に得であることは、誰しも生きていれば感じることだと思う。ただ、どの程度の得があるのかまで理解している人は少ないのではないだろうか。
実際に本書を読んで、考えていたよりも得は少ないようにボクは感じた。
こういった現実と認識の違いというのは、ときに僕らの心を蝕むことがある。だからこそ、本書のように、実際はどうなのかという研究結果を知ることは大切なように思う。
ただ、著者が主張するようなブサイクを社会システムによって保護するという考えには個人的には同意できなかった。データと分析結果だけを楽しく読ませてもらった感じ。
Posted by ブクログ
美男美女は得をする。これが本書の結論です。一見自明にも思えるこの結論について、経済学の枠組みを使って分析したたくさんの研究結果を紹介しています。
みなさんの中には、経済学ってこんな分野も扱うの?株とか景気とか、そうゆうのを研究する学問なんじゃないの?と思った方もいるかもしれません。確かにそれらは主要な研究対象ですが、人の意思決定に関わる内容であれば、だいたいは経済学の対象になる。相撲の八百長についてまじめに研究した経済学の論文もあるんですよ。
さて、美貌と収入の関係を経済学的に分析するにはどうすればいいか。やり方は簡単です。たくさんの人の容姿(例えば5点〜1点の5段階評価)と収入のデータを集めて統計分析にかければ良い。
いや、本当にそれでいいのでしょうか。教育が収入にプラスの効果があるのはこれまでの研究で分かっているんですが、仮に容姿のいい人がいい教育を受けやすいとすれば、容姿の効果を過剰に測定してしまうことになってしまいます。だから本書で紹介されている研究(データは1970年代のアメリカ)では、以下のデータも使ってコントロールしています。
・教育、年齢、健康、組合への加入、結婚歴、人種や民族、都市の規模、地域、出身国、家族の出目、会社や工場の規模、勤続年数
さて、結果です。容姿がいい人と悪い人の収入の差は、男性で17%、女性で12%と出ました。けっこう大きな数字にも見えますが、比較対象がないとちゃんと評価できません。で、教育の効果との比較してみたいんですが、通学が1年伸びると収入はだいたい10%増える。つまり、容姿がいい人は、1年ちょい余計に教育を受けているくらい、収入のアドバンテージがあるということです。けっこうですよね。
先ほどの数字は、男性の方が女性よりも収入に影響が出るというものでした。ちょっと意外に思った方もいるかもしれません。本書の仮説はこうです。女性は男性より外に出て働くかどうかの選択を行う余地が大きいから。特に1970年代のデータですからね。容姿に自信がある女性は外で働き、自信がない女性は家で専業主婦になりやすい。
さて、容姿がいいと収入が高くなりやすいことはわかりました。一般的に収入の高い人は、会社に利益をたくさんもたらし、社会の役に立っているわけですが、美形は社会の役に立っているのでしょうか。収入が高いのは、面接官や上司の評価が甘くなっているだけじゃないか?確かに、美形は私的な意味では生産性が高いです。美形がそばにいると嬉しいし、化粧品の販売員が美形だとよく売れます。でも「社会の」役に立っていると本当に言えるのでしょうか。
この分析は非常に難しく、はっきりとした結論は言えません。それを前提として、本書にあるオランダのテレビショーの分析を紹介します。これは参加者5人のクイズ番組です。早押し問題で持ち金をかけて戦います。各ラウンド終了時に一番成績のよかった人が、脱落者を選びます(脱落者のお金は没収される)。これを第4ラウンドまで繰り返し、賞金は最後の2人で山分けとなります。つまり、なるべくクイズに正解しそうな人を残して、アホっぽい人を脱落させればいい。このテレビ番組における参加者の行動を分析すると、脱落者は容姿が平均的に悪かったことがわかりました。他方、正解率に容姿の影響はありません(美形の生産性が高いわけではない)。したがって、世間が美形好きなのは、美形は社会の役にたつから、というわけではなさそうです。
本書では、マッチングサイトの市場分析の研究も紹介しています。分析の結果、男性も女性も美形により良い反応を示していることがわかりました。ただし、そこに男女間で差はありませんでした。少し意外かもしれませんが、男性も方も容姿をしっかり評価されているようです。他方、教育水準の高い男性は女性に好まれるが、女性の教育水準に対してその傾向は強くないという結果も出ています。
最後に、筆者は「ブサイクには政府が保護すべき」という主張をします。え!?っていう感じですが、筆者は、ブサイクが持っているハンディキャップは、アフリカ系アメリカ人の持っているハンディキャップと大差がなく、後者を保護するなら前者も保護すべきと言います。
ここからは私見ですが、ブサイクを政府が保護する点、理屈は同意しますが、それって政府が「この人はブサイクです」というレッテルを張るわけですから、かなりキツい。すごいスティグマですよね。なんとなくブサイクだなと思っていても、曖昧だから希望はある。でも確定しちゃったら立ち直れないですよね。まあ、保護するかどうかはおいといて、容姿と収入に相関がはっきりとあることを統計分析で示したことは興味深かった。すごく俗っぽい内容だけれども、人間や社会を理解するうえでとても重要な切り口だと思います。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用